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年に一度の地方競馬の祭典「ジャパンブリーディングファームズカップ(JBC) 2016」が3日、川崎競馬場で行われました。4年ぶりの川崎開催となる今年のJBC、第1弾はダート女王決定戦「JBCレディスクラシック」とダート最速王決定戦「JBCスプリント」を振り返ります。
GⅠ3本立ての第1弾・第6回JBCレディスクラシック(ダート1600m)は、14頭立てのところ、⑦ララベル(大井)が競走除外のため13頭立てで争われました。JRA勢からは、昨年の優勝馬②ホワイトフーガ、レディスプレリュードを制した⑫タマノブリュネット、昨年2着⑤トロワボヌール、川崎の交流重賞で2勝を挙げている⑧アムールブリエ、2015年桜花賞馬で今回がダート初挑戦の⑭レッツゴードンキ、関東オークス覇者⑪タイニーダンサーが参戦。地方勢は①トーセンセラヴィ(浦和)、⑨ブルーチッパー(大井)、⑥プリンセスバリュー(大井)などが出走しました。
13頭横一線のスタートで始まったこのレース、長い正面スタンド前での先行争いで、ブルーチッパー、タイニーダンサー、レッツゴードンキの3頭が前を行く。ホワイトフーガは4番手、トロワボヌール5番手、アムールブリエは10番手、タマモブリュネット12番手で1コーナーを回る。
2コーナーを過ぎて向正面に入ったところで、ブルーチッパーが先頭、レッツゴードンキ2番手、ホワイトフーガが3番手を追走。外側4番手にタイニーダンサー、5番手トロワボヌール、内側の6番手にトーセンセラヴィ。中団グループには、タマモブリュネットが外から追い上げ、④リュウグウノツカイ(川崎)・③ケンブリッジナイス(船橋)・プリンセスバリュー・トロワボヌールの4頭が8番手集団を形成。後方は⑩ユッコ(岩手)、⑬セイエスパーニャ(高知)と続く。
3,4コーナー中間点のところで、今度はドンキが先頭だが、フーガが外から接近する。チッパーが3番手に下がり、セラヴィとトロワが4,5番手、外のブリュネットが6番手。アムールはまだ中団より後ろ。
最後の直線に差し掛かり、ホワイトフーガがレッツゴードンキをかわして先頭、レッツゴードンキも内で喰らい突くが、フーガがドンキを突き放して先頭ゴール!後続の3着争いでは、トーセンセラヴィが3番手で入線し、タマモブリュネット4番手、トロワボヌールは5番手でゴールしました。
ダート女王決定戦・JBCレディスクラシックは、ホワイトフーガが1番人気の期待に応えて優勝。昨年に続いての同レース連覇を達成しました。2着のレッツゴードンキは初ダートとは思えない好走を披露。ダート適性があるんで、今後もダート重賞で活躍しそうですね。地方馬のトーセンセラヴィが3着と大健闘し、4番人気・タマモブリュネット4着、2番人気だったトロワボヌールが5着、3番人気のアムールブリエは9着と惨敗しました。(全着順&配当はこちら)
LC連覇のホワイトフーガは、5度目の重賞制覇でGⅠ2勝目。昨年は後にチャンピオンズカップを優勝するサンビスタに5馬身差の圧勝。今年は3番手追走から、3,4コーナーでレッツゴードンキに並ぶと、直線に入ったところで抜け出しました。昨年より斤量2キロ増の55キロでも強かったですね。牝馬相手には敵がいないと思うので、次はチャンピオンズカップ参戦もあるかもしれません。
川崎10R・第16回JBCスプリント(GⅠ・1400m 12頭立て)は、昨年覇者⑫コーリンベリー、2014年覇者⑩ドリームバレンチノの過去2年の優勝馬に加え、GⅠ2勝の②ベストウォーリア、短距離のスペシャリスト①ダノンレジェンド、⑤レーザーバレット、地方の期待を背負う⑥ソルテ(大井)、2014年2着⑦サトノタイガー(浦和)、③プラチナグロース(川崎)などが出走しました。
スタート後の先行争いで、ダノンレジェンドとソルテ、コーリンベリーの3頭が前を行き、ベストウォーリアは4番手、ドリームバレンチノが中団待機で1コーナーを回る。
向正面に差し掛かり、ダノンレジェンドが単騎で逃げ、ソルテ2番手、ベストウォーリア3番手、コーリンベリー4番手。内側5番手にサトノタイガー、ドリームバレンチノが6番手まで押し上げる。7番手に⑧シークロム(岩手)、8番手プラチナグロース、レーザーバレットは外側9番手。後方は10番手⑨バーンザワールド(川崎)、11番手⑪オグリタイム(北海道)、④メジャーアスリート(浦和)が最後方という展開。
3コーナーを回り、ダノレジェがまだ先頭だが、2番手グループとの差が縮まる。2番手争いはソルテ・ウォーリア・コーリンの3頭が競り合い、外からバレンチノが追い上げる。直線に入って、ダノンレジェンドがもう一度引き離し、ベストウォーリアが2番手に上がるが、ダノレジェが突き放してゴールイン!ダノンレジェンドが逃げ切ってダート短距離王の座に就きました!
JBCスプリントは、単勝3番人気のダノンレジェンドが圧勝。スタートから先頭でレースを進め、3コーナーで差が縮まりましたが、最後まで影を踏ませぬ快走ぶりを見せました。単勝1.9倍の1番人気だったベストウォーリアは、3番身差の2着。連覇を狙ったコーリンベリーは3着に敗れ、サトノタイガーが地方勢最高の5着。2番人気だったソルテは、直線で沈んで6着でした。(着順&払戻金はこちら)
ダノンレジェンドは、ダート重賞9勝目で悲願のGⅠ初制覇。昨年は1番人気に推されながらも、コーリンベリーに次ぐ2着惜敗。今年は逃げ切りでリベンジを果たしました。鞍上のミルコ・デムーロ騎手は、JBC競走は初勝利。外国人ジョッキーがJBCで優勝したのも史上初。これは意外だ。今年は6戦走って4勝を挙げているダノレジェ、ダート短距離戦線のトップはこの馬で間違いなし。来年はドバイゴールデンシャヒーンに挑戦してほしいですねぇ。
PART2では、コパノリッキー、アウォーディー、ホッコータルマエ、ノンコノユメなどが参戦したJBCクラシックを振り返ります。
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