日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ハリルJAPANが首位・サウジアラビアに勝利!原口元気は最終予選で4試合連続得点!

2016年11月15日 | soccer

ロシアW杯アジア最終予選の第5戦・日本代表VSサウジアラビア代表戦が15日、埼玉スタジアム2002で行われました。ここまで4試合を終えて勝ち点7でB組3位の日本代表。対戦相手のサウジアラビアは、4試合負け無し(3勝1分)で勝ち点10の首位です。勝てばサウジと勝ち点で並ぶ一方、引き分け以下ならW杯出場が厳しくなるという非常に大事な一戦。前半戦最後の一戦で勝ち点3を獲得なるか?


スタメンはこちら
[日本代表]
GK 12 西川周作
DF 5 長友佑都
DF 6 森重真人
DF 19 酒井宏樹
DF 22 吉田麻也
MF 13 清武弘嗣
MF 16 山口蛍
MF 17 長谷部誠(Cap)
FW 8 原口元気
FW 14 久保裕也
FW 15 大迫勇也

[サウジアラビア代表]
GK 22 モハンメド・アルオワイス
DF 3 オサマ・ハウサウィ(Cap)
DF 5 オマル・イブラヒム・オスマン
DF 12 ハッサン・ムアト・ファラタ
DF 13 ヤシル・アルシャハラニ
MF 7 サルマン・アルファラジ
MF 8 ヤヒア・アルシェハリ
MF 11 アブドゥルマレク・アルハイブリ
MF 17 タイシール・アルジャッサム
MF 18 ナワフ・アルアビド
FW 10 モハンメド・アルサハラウィ


日本はこの試合、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司がスタメンから外れ、オマーン戦で2得点を挙げた大迫が1トップで起用し、久保が代表初先発。左サイドバックの長友が久しぶりに先発出場。


日本ボールのキックオフで始まったこの試合、開始1分にいきなりチャンスを迎えます。大迫のパスを受けた清武が、ドリブルで仕掛けてから右足を振り抜いたが、シュートはGKにキャッチされる。3分にはほぼ中央の位置でFKを獲得し、清武センタリング→吉田が頭で合わせたが、枠を捉えられず。前半10分、長友が相手DFと交錯。このプレーでサウジDFファラタに警告が出る。
18分、サウジは敵陣の左サイドを攻め、アルサハラウィがDFラインを抜け出してシュートを放ったが、GK西川がキャッチする。日本は20分に原口がドリブルでペナルティエリア内に進入→パスを受けた大迫が反転してから右足シュートを放つが、GKの正面。さらに22分、右サイドの酒井宏のグラウンダークロス→久保のシュートはDFに当たってゴールならず。26分、サウジは右サイドでファラタのクロス→ファーサイドにいたヤヒアには合わず。
日本は39分、中盤で長谷部が浮き球のパスを入れると、PA内で久保が落とし、大迫がシュートを放ったが、クロスバーを越えてしまう。このままスコアレスで前半終了かと思われた44分、右サイドの久保のクロスがDFに当たると、こぼれ球を清武がシュート。これが相手DFの手に当たりPK獲得。先制のチャンスを得た日本は、清武がPKをしっかり決めて1点を先制!前半は日本1点リードで折り返しました。


後半、日本は開始から久保に代わって本田が入る。スタメン落ちの悔しさは、ゴールで晴らすしかない。後半2分、清武が左サイドで相手に倒されてFKを獲得。このFKを清武が蹴ると、ゴール前にいた本田にボールが渡ったが、右足のシュートは決まらない。後半10分、本田が相手ボールを奪うと、大迫→清武→大迫がPA右を攻めるが、クロスは相手にクリアされた。
日本は後半18分、原口が中盤で大迫が相手のパスをカット→原口がドリブル突破から右足シュートを放ったが、GKにキャッチされて追加点ならず。後半20分、清武を下げて香川真司を投入。後半27分、左サイドで原口がパスカットしてからドリブルで仕掛け、低いクロスに本田が飛び込むも相手DFに阻まれた…。続く香川の左CKで、ファーサイドの大迫が頭で落とし、吉田が胸トラップから右足シュートもDFに当たる。さらに本田も上手く押し込めない…。
後半32分、森重→右サイドの酒井宏→本田がフリーの位置から左足を振り抜いたが、シュートは相手GKの好セーブに阻まれる。左サイドに流れたセカンドボールを大迫が拾ってパス→原口が倒されるもファウル無し。そして後半35分、左サイドで長友が本田とのワンツーから抜け出すと、グラウンダーの折り返しを香川がヒールでスルー→最後は原口が右足でゴールネットを揺らし、日本に欲しかった追加点が入った!
2-0と点差を拡げ、このまま完封で終えたいところだったが、後半44分にサウジアラビアが反撃を仕掛け、途中出場・アルシャムラニが右からシュートを狙うも、GK西川が足で防ぐ。こぼれ球をオスマンが右足シュート→ゴール際で長友がクリアしたように見えたが、ボールがゴールラインを越えたため、サウジのゴールが認められる。これでスコアも2-1と1点差。
後半アディショナルタイム、サウジの主将・ハウサウィが2枚目の警告で退場処分となり、日本が数的優位に立ったが、終了間際にサウジが右サイドのクロス→アルシャムラニのヘディングシュートはGK西川がキャッチ。なんとか同点は免れた日本、2-1でサウジアラビアに勝利しました。



勝利が絶対条件だった今回、難敵・サウジアラビアに勝利を収め、ロシアW杯に望みをつなぎました。ホームで勝ち点3を獲得し、サウジと勝ち点10で並んだんですけども、得失点差で上回ることができませんでした…。2点差以上で勝てば順位が逆転したんですが…。後半AT前の失点は本当に悔やまれます。無失点で勝利できたら最高だったんだけどね。日本はこの最終予選で5試合中4試合で失点を喫しているので、相手を無失点で抑えることが後半戦の課題といえそうです。
前半に先制点を挙げた清武選手は、自らのシュートで相手のハンドを誘い、自ら得たPKをしっかりとゴール右隅に沈めました。先日のオマーン戦では1ゴール1アシスト、この日もチャンスを何度も演出して日本の勝利に貢献。「清武の時代」がいよいよ来たのかもしれません。
後半35分に追加点を挙げた原口選手は、なんと最終予選で4試合連続ゴール。これまでは三浦知良さんと呂比須ワグナーさんの「3試合連続」が最長でしたが、原口選手が2人を越える新記録を打ち立てました。原口選手のシュートを決めた位置も良かったし、冷静に流し込んでましたね。それに長友選手の抜け出し方も素晴らしかったです。最終予選4得点はチームトップの数字。まさに原口選手は「ハリルJAPANの神ってる男」だ!

最終予選の前半5試合が終わり、日本は3勝1敗1引き分け・勝ち点10。この日はライバルのオーストラリアがタイを相手に2-2の引き分けで勝ち点1に留まりました。ということは、豪州が勝ち点9でB組3位に転落し、日本がB組の2位になりました。いつの間にかW杯出場圏内に上がってきてますやん!
現在の順位ですが、首位・サウジ(勝ち点10、得失点+4)、2位・日本(勝ち点10、+3)、3位・豪州(勝ち点9、+3)、4位・UAE(勝ち点9、+1)。首位・サウジから4位のUAEまで勝ち点差1の大混戦!これはわからないぞ…。
最終予選の今後の日程は、2017年3月23日にUAE戦、28日はタイ戦、6月13日はイラク戦、8月31日は豪州戦、9月5日の最終戦はサウジアラビア戦となっています。後半戦はもっと厳しい戦いになるけど、1つでも多く勝ち点を積み上げて、グループ2位以内でW杯出場権を獲得できることを願っています。






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