日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

クイーンズリングが新女王!ミルコ・デムーロは京都GⅠ初制覇!

2016年11月13日 | 競馬

2016年の牝馬日本一決定戦・第41回エリザベス女王杯(GⅠ・芝2200m 15頭立て)が13日、京都競馬場で行われました。今年6月の宝塚記念馬でエリ女連覇を狙う②マリアライト、昨年の2冠牝馬①ミッキークイーン、2013年の覇者⑤メイショウマンボのGⅠ馬3頭のほかに、府中牝馬ステークスを勝った③クイーンズリング、秋華賞2着⑮パールコード、昨年3着の雪辱に燃える⑧タッチングスピーチ、中山牝馬ステークスを勝った⑩シュンドルボン、④ヒルノマテーラなどが参戦しました。


単勝の人気は、マリアライトが1番人気(3.1倍)、ミッキークイーン2番人気(3.6倍)、3番人気はクイーンズリング(6.1倍)。4番人気以降はタッチングスピーチ(6.2倍)、パールコード(8.4倍)、シュンドルボン、⑦マキシマムドパリ、ヒルノマテーラと続きました。
スタートでクイーンズリングが少し出遅れた以外は、揃った飛び出し。ミッキークイーンとマリアライトも良いスタートを見せた。正面スタンド前の先行争いで、⑬プリメラアスールがハナを叩き、メイショウマンボが2番手、⑨シングウィズジョイ、大外からパールコードも先団に加わる。マリアライトとミッキークイーンは中団に控えて1コーナーに回ったところで、マリアが不利を受けると、後続の⑥プロレタリアトが外へ飛ばされた。
2コーナーから向正面に差し掛かり、プリメラアスールが先頭、2番手にメイショウマンボ、3番手パールコード、シングウィズジョイと⑭シャルールが4,5番手で並び、マキシマムドパリは6番手。中団の7,8番手の位置にマリアライトとミッキークイーンの2強が並走。その後ろの9~11番手集団には、クイーンズリング・ヒルノマテーラ・プロレタリアトの3頭が一団となる。タッチングスピーチ12番手、シュンドルボン13番手、14番手⑫アスカビレン、⑪デンコウアンジュが最後方という展開。
外回り3コーナーのところで、プリメラが快調なペースで先頭をひた走り、マンボが2番手追走。パルコ3番手、ウィズジョイ4番手。ミキクイとマリアはまだ中団待機。クイリンは前の2強をじっくり見ている。タッチングはまだ後方だ。
最後の直線に入り、先頭のプリメラアスールに、シングウィズジョイとパールコードが接近。ミッキークイーンとクイーンズリングが共に上がる一方、マリアライトは伸びてこない。ゴール残り200mを切り、今度はウィズジョイが抜け出すが、クイリンが徐々に差を詰め、ゴール手前でウィズジョイを差し切って1着FINISH!ミキクイは大外が追い込むも3番手まで…。



エリザベス女王杯 全着順&払戻金
1着③クイーンズリング  2分12秒9
2着⑨シングウィズジョイ  クビ
3着①ミッキークイーン  1馬身1/4
4着⑮パールコード     3/4馬身
5着⑬プリメラアスール  1馬身1/4
6着②マリアライト
同着⑩シュンドルボン
8着⑧タッチングスピーチ
9着⑦マキシマムドパリ
10着⑫アスカビレン
11着⑪デンコウアンジュ
12着⑤メイショウマンボ
13着④ヒルノマテーラ
14着⑥プロレタリアト
15着⑭シャルール

単勝  ③ 610円        
複勝  ③ 230円  ⑨ 1200円  ① 150円
枠連  [2]-[5] 720円        
馬連  ③-⑨ 13710円
馬単  ③-⑨ 22570円       
ワイド ③-⑨ 3670円  ①-③ 520円  ①-⑨ 4640円       
3連複 ①-③-⑨ 20680円        
3連単 ③-⑨-① 158930円


今年の牝馬最強を決める一戦は、単勝3番人気のクイーンズリングが、ゴール前でシングウィズジョイを差し切って優勝しました。2着のシングウィズジョイは単勝12番人気。2番人気のミッキークイーンは届かず3着。約半年の休み明けの影響もあったけど、直線伸びてましたなぁ。1番人気のマリアライトは6着に終わり連覇ならず。前走から馬体重が-8Kgだったし、1コーナーでの不利もあったしな…。
GⅠ初制覇のクイーンズリングは、前走の府中牝馬ステークスに続いての連勝で、重賞通算4勝目。鞍上のミルコ・デムーロ騎手は、今年だけでGⅠ4勝をマーク。エリ女は初勝利というより、京都のGⅠは意外にもこれが初勝利です。クイリンを管理する吉村圭司調教師は、開業5年目で嬉しいGⅠ初制覇を果たしました。
クイーンズリングはデビュー3連勝でフィリーズレビューを制覇した後、桜花賞4着、オークス9着、秋華賞で2着、昨年のエリ女で8着とGⅠ競走では惜しいレースが続いていました。今回はスタートで少し出遅れましたが、向正面ではミッキークイーンとマリアライトの2頭の後ろにつけ、直線で馬群を突き割るように抜け出しました。6度目のGⅠ挑戦で悲願成就、同時にライバルのミッキークイーンにリベンジすることが出来ましたね。
「最優秀4歳以上牝馬」争いは、マリアライトとクイーンズリングの2頭に絞られました。マリアライトは宝塚記念で牡馬勢に勝っているけど、秋は凡走続き。クイーンズリングは今年重賞を3勝し、エリ女でマリアに勝利しています。選出されるのは一体どっちだ?

11月20日は京都競馬場で秋のマイル王決定戦・第33回マイルチャンピオンシップが行われます。重賞2連勝と勢いに乗るヤングマンパワー、スワンステークスを勝ったサトノアラジン、3歳馬・ロードクエスト、元皐月賞馬・イスラボニータ、スプリントGⅠで2着続きのミッキーアイル、2014年覇者・ダノンシャーク、2年連続2着・フィエロ、札幌記念でモーリスを破ったネオリアリズム、さらにはガリバルディ、ディサイファも登録しています。「アジアのマイル王」モーリスがいないので、混戦模様で大荒れになる可能性も少なくないでしょう…。









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