日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

JBC in 川崎 PART2  ダート界の新王者誕生!アウォーディーが6連勝でJBCクラシック制覇!

2016年11月04日 | 競馬

川崎競馬場で行われた地方競馬の祭典「JBC 2016」。レディスクラシックはホワイトフーガが連覇を果たし、スプリントはダノンレジェンドが圧勝。GⅠ3本立てのラストとなるメイン競走は、第16回JBCクラシック(2100m・14頭立て)。JRA勢からは、史上3頭目のクラシック3連覇を狙う⑦コパノリッキー、川崎記念3連覇の⑧ホッコータルマエ、ダート5連勝中の⑨アウォーディー、2015年の東京大賞典を勝った⑥サウンドトゥルー、セン馬になった⑬ノンコノユメ、コリアカップ初代王者⑪クリソライトの6頭がエントリー。対する地方勢は、川崎所属①イッシンドウタイ、交流重賞勝ちの経験を持つ③ユーロビート(大井)、⑤サミットストーン(船橋)などが参戦しました。



単勝の人気は、コパノリッキーが1番人気(2.1倍)、アウォーディー2番人気(2.4倍)、3番人気ホッコータルマエ(6.6倍)。4番人気のノンコノユメ(8.2倍)まで10倍を切り、以下はサウンドトゥルー、クリソライト、イッシンドウタイ、ユーロビートと続きました。
ばらついたスタートで始まったこのレース、ホッコータルマエがポンと飛び出したのに対し、コパノリッキーはまずまずのスタート。1周目の向正面でサミットストーンが先手を奪い、ホッコータルマエ2番手、イッシンドウタイ3番手、コパノリッキーは4番手から。クリソライトが5番手、アウォーディー6番手、7番手②インフォーマー(川崎)、ノンコノユメは8番手、その後ろの9番手にサウンドトゥルー。離れた後方グループには、10番手ユーロビート、11番手⑩ミッキーヘネシー(高知)、12番手④メイショウパーシー(高知)、13番手⑬タッチデュール(笠松)、最後方⑫ブランクヴァース(高知)と続く。
1周目の正面スタンド前、サミットストーン先頭、ホッコータルマエ2番手、クリソライトが3番手に浮上。コパノリッキーとアウォーディー、ノンコノユメとサウンドトゥルーは中団追走でスタンド前を通過した。
1,2コーナーを通過し、2周目の向正面に差し掛かり、サミットがまだ先頭だが、タルマエ・リッキー・アウォーディーと有力勢が早くもスパートを掛ける。クリソは付いていけず後退。イッシン、ノンコ、サウトゥルも必死に追いかける。インフォーマー9番手、ユーロ10番手。後方は大きく離れて、へネシー、パーシー、ブランク、デュールという展開。
3コーナーを回り、先頭争いはホッコータルマエ、コパノリッキー、アウォーディーの3頭に絞られる。ノンコノユメとサウンドトゥルーが4,5番手から前を追う。最後の直線に入ったところで、アウォーディーが先頭に躍り出て、タルマエが内で懸命に粘る。外からサウトゥルが3番手に上がり、リッキーは5番手に後退。アウォーディーとホッコータルマエの叩き合いは、ゴール前でアウォーディーが抜け出して1着ゴールイン!アウォーディー、6連勝でGⅠタイトル奪取!


JBCクラシック 全着順&払戻金
1着⑨アウォーディー    2分15秒3
2着⑧ホッコータルマエ    3/4馬身
3着⑥サウンドトゥルー    1馬身
4着⑬ノンコノユメ      1馬身1/2
5着⑦コパノリッキー     1馬身
6着③ユーロビート
7着①イッシンドウタイ
8着⑩ミッキーヘネシー
9着②インフォーマー
10着⑤サミットストーン
11着⑪クリソライト
12着⑫ブランクヴァース
13着⑭タッチデュール
14着④メイショウパーシー

単勝 ⑨ 240円
複勝 ⑨ 120円  ⑧ 160円  ⑥ 180円
枠複 [5]-[6] 190円
枠単 [6]-[5] 400円
馬複 ⑧-⑨ 700円
馬単 ⑨-⑧ 1,150円
ワイド ⑧-⑨ 240円  ⑥-⑨ 300円  ⑥-⑧ 430円
三連複 ⑥-⑧-⑨ 1,330円
三連単 ⑨-⑧-⑥ 4,230円


ダート界に新たな王者が誕生しました!単勝2番人気のアウォーディーが、川崎が得意なホッコータルマエに競り勝ってJBCクラシックを制覇。2着のタルマエは最後に振り落とされましたが、最後まで粘りの走りを見せました。サウンドトゥルーは外から追い込んで3着でしたが、これで帝王賞から3戦続けての3着。クラシック3連覇を目指したコパノリッキーは、直線で伸びを欠いて5着。川崎コース初体験だったし、仕掛けが早かったのもあるし、スタートでややミスったのもあるかも。地方勢はユーロビートの6着が最高で、もう1頭のJRA勢のクリソライトは11着と大敗。高知の馬にすら先着されたな。
GⅠ初挑戦で初制覇を果たしたアウォーディーは、父・ジャングルポケット、母・ヘヴンリーロマンスという血統。アムールブリエを妹、ラニを弟に持っています。ヘヴンリー産駒はダートで活躍する馬が多いですね。鞍上の武豊騎手は、JBCクラシック通算8勝目。16回のうち半分はユタカさんが勝っています…。アウォーディーを管理する松永幹夫調教師は、騎手時代の2001年(第1回)にレギュラーメンバーで勝利しており、騎手&調教師の両方でクラシック制覇の快挙となりました。
アウォーディーは芝では4勝を挙げた後、2015年9月にダート転向。初ダートのオークランドレーシングクラブトロフィーで1着になると、その後はシリウスステークス、名古屋大賞典、アンタレスステークス、日本テレビ盃と重賞を勝ち続け、今回のJBCクラシックでは終始外を回されたけど、強い競馬で勝利しました。ダートに転向してからは6戦6勝、中京チャンピオンズカップと東京大賞典でも勝利すれば、アウォーディーがダート界の中心に立つことになるでしょう。CCと東京大賞典でラニとの兄弟対決が実現してほしいです。





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