11日夜、ロサンゼルスから衝撃的なニュースが入りました。「ロス疑惑」の三浦和義容疑者が、ロス市警本部の拘置施設内で自殺しました。
総領事館の情報によると、現地時間10日午後9時45分ごろ、三浦容疑者がTシャツを使って首吊り自殺を図っているところを発見し、救急車で病院に運ばれましたが、15分後に死亡したという事です。三浦容疑者は10日午前に身柄をロス市警に移送されたばかりでした。自殺当日の朝、ロサンゼルス日本総領事館の担当領事と面会し、「弁護士に会いたい」と元気そうに語っていたそうです。それから12時間後、見回りの合間に自殺したと見られています。
自殺したことで、三浦容疑者の親族は「拘束中、最低限守られるべきことが、なぜこのような事態になったのか、悲しみと共に、遺憾に感じでいる」、アメリカの弁護団の1人は「ショックを受けた。弁護士の1人が昨日に会ったが元気そうで、闘うことに意欲的だった」と遺憾のコメントを述べていました。
ロス疑惑は、1981年8月にロス市内のホテルで三浦氏が当時の妻だった一美さんを殴打、11月には駐車場で夫婦揃って銃撃され、一美さんは1年後に死亡しました。それから3年後、三浦容疑者は殴打事件での殺人未遂で逮捕され、(このとき告発した人も同時に逮捕されました)懲役6年の実刑判決を受けました。銃撃事件では、真犯人とされていた駐車場の経営者が逮捕され、その時の裁判で1審は経営者が証拠不十分で無罪だったのに対し、三浦容疑者は無期懲役の判決。しかし控訴審で逆転無罪となると、2003年の最高裁の判決で無罪が確定しました。
これで一応は終わりに見えたロス疑惑ですが、5年後にまた再燃します。今年2月22日、三浦容疑者はサイパン滞在中にロス市警の警官に殺人と共謀罪の容疑で逮捕されます。日本では結審したはずの事件ですが、殺人事件の時効が無いアメリカでは、ロス疑惑の捜査が進行していたのです。同容疑者はロサンゼルスへの移送取消および身柄解放を訴えていましたが、裁判所で訴えを退けられ、9月のロス地裁での裁判では、「殺人罪→無効、共謀罪→有効」と判断。同容疑者が移送に同意、10日にロスに到着して拘置施設に収監され、14日にはロス郡地裁で起訴前の罪状認否に臨む予定でした。
自殺した三浦容疑者はロス疑惑以外でも逮捕歴はありました。1966年に放火容疑で最初の逮捕、ロス疑惑の結審後の2003年、赤坂の本屋で本を万引きしたとして逮捕、昨年4月には平塚市内のコンビニでサプリメントを万引きした疑いで逮捕。4年間で実に2回も万引きで捕まったことになります。無罪後はTVにも出演し、TBS「サンデージャポン」では「サンジャポファミリー」の1人だった、Vシネマでプロデュース業にも挑戦しました。「まいっちんぐマチコ先生」では校長先生役で出ていたらしい。
こんな結末で終わるのを誰が予測したでしょうか?27年間に及んだロス疑惑問題は、三浦和義の自殺により、真相が明かされないまま終結したのでした。三浦氏が自殺したという事は、一美さんを殺害したと捉えてもいいかもしれません。それに自らが取消を訴えていたロスへの移送を認めたというのも、容疑を認めているのではないかと思ってしまいました。そこまでするなら裁判所で「私は一美を殺しました」とカミングアウトすればよかった…。弁護側もロス市警側もショックだし、不完全燃焼で終わりガックリしているかもしれません。日曜日のサンデージャポンで、三浦和義の追悼コメントが出るのも気になるけど、自殺した理由が何だったのか知りたいところです。
総領事館の情報によると、現地時間10日午後9時45分ごろ、三浦容疑者がTシャツを使って首吊り自殺を図っているところを発見し、救急車で病院に運ばれましたが、15分後に死亡したという事です。三浦容疑者は10日午前に身柄をロス市警に移送されたばかりでした。自殺当日の朝、ロサンゼルス日本総領事館の担当領事と面会し、「弁護士に会いたい」と元気そうに語っていたそうです。それから12時間後、見回りの合間に自殺したと見られています。
自殺したことで、三浦容疑者の親族は「拘束中、最低限守られるべきことが、なぜこのような事態になったのか、悲しみと共に、遺憾に感じでいる」、アメリカの弁護団の1人は「ショックを受けた。弁護士の1人が昨日に会ったが元気そうで、闘うことに意欲的だった」と遺憾のコメントを述べていました。
ロス疑惑は、1981年8月にロス市内のホテルで三浦氏が当時の妻だった一美さんを殴打、11月には駐車場で夫婦揃って銃撃され、一美さんは1年後に死亡しました。それから3年後、三浦容疑者は殴打事件での殺人未遂で逮捕され、(このとき告発した人も同時に逮捕されました)懲役6年の実刑判決を受けました。銃撃事件では、真犯人とされていた駐車場の経営者が逮捕され、その時の裁判で1審は経営者が証拠不十分で無罪だったのに対し、三浦容疑者は無期懲役の判決。しかし控訴審で逆転無罪となると、2003年の最高裁の判決で無罪が確定しました。
これで一応は終わりに見えたロス疑惑ですが、5年後にまた再燃します。今年2月22日、三浦容疑者はサイパン滞在中にロス市警の警官に殺人と共謀罪の容疑で逮捕されます。日本では結審したはずの事件ですが、殺人事件の時効が無いアメリカでは、ロス疑惑の捜査が進行していたのです。同容疑者はロサンゼルスへの移送取消および身柄解放を訴えていましたが、裁判所で訴えを退けられ、9月のロス地裁での裁判では、「殺人罪→無効、共謀罪→有効」と判断。同容疑者が移送に同意、10日にロスに到着して拘置施設に収監され、14日にはロス郡地裁で起訴前の罪状認否に臨む予定でした。
自殺した三浦容疑者はロス疑惑以外でも逮捕歴はありました。1966年に放火容疑で最初の逮捕、ロス疑惑の結審後の2003年、赤坂の本屋で本を万引きしたとして逮捕、昨年4月には平塚市内のコンビニでサプリメントを万引きした疑いで逮捕。4年間で実に2回も万引きで捕まったことになります。無罪後はTVにも出演し、TBS「サンデージャポン」では「サンジャポファミリー」の1人だった、Vシネマでプロデュース業にも挑戦しました。「まいっちんぐマチコ先生」では校長先生役で出ていたらしい。
こんな結末で終わるのを誰が予測したでしょうか?27年間に及んだロス疑惑問題は、三浦和義の自殺により、真相が明かされないまま終結したのでした。三浦氏が自殺したという事は、一美さんを殺害したと捉えてもいいかもしれません。それに自らが取消を訴えていたロスへの移送を認めたというのも、容疑を認めているのではないかと思ってしまいました。そこまでするなら裁判所で「私は一美を殺しました」とカミングアウトすればよかった…。弁護側もロス市警側もショックだし、不完全燃焼で終わりガックリしているかもしれません。日曜日のサンデージャポンで、三浦和義の追悼コメントが出るのも気になるけど、自殺した理由が何だったのか知りたいところです。