日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

平昌五輪6日目 金メダルが遠い・・・。

2018年02月15日 | Sports

平昌オリンピック6日目は、スノーボード男子ハーフパイプで平野歩夢選手が銀メダルを獲得。この日は他にもスピードスケート女子1000m、ノルディックスキー複合ノーマルヒルと金メダル候補の選手が登場しました。



ノルディックスキー複合ノーマルヒルは、今季のW杯で5勝を挙げている渡部暁斗選手が出場。日本は他にも弟の渡部善斗、永井秀昭、山元豪が出場しています。
前半のジャンプで、永井が101.0mを飛び、飛型点104.2ptで14位。山本は97.5mで15位。渡部善斗は104mを飛んで114.3ptを獲得。前回王者のエリック・フレンツェル(ドイツ)は、106.5mを飛んで121.7点。最後に飛んだ渡部暁斗は105.5m。着地の時にテレマークをしっかり入れ、123.7点。前半のジャンプを終え、首位はヒルサイズ越えの112mの大ジャンプを見せたフランツ・ヨーゼフ・レアール(オーストリア)。2位は111mを飛んだリーベル(ノルウェー)。渡部暁は3位、フレンツェルは5位、渡部善は8位、永井14位、山本15位で後半のクロスカントリーへ。
後半のクロスカントリー10キロは、まずレアールが先頭でスタートし、トップから15秒後にリーベルが出発。渡部暁は28秒後、フレンツェルは36秒後にスタート。渡部暁は最初の2.5キロでトップと12.5秒差まで縮め、フレンツェルと共に先頭集団に追いかけ、3.58キロ過ぎに集団に追いついた。前半5キロ通過時点で、フレンツェルが先頭、渡部暁は3番手。クラプファー(オーストリア)とリーベルを含め、4人がメダルを争う展開。そして残り1キロを切って、渡部暁とフレンツェルが集団から抜け出すと、最後の上り坂でフレンツェルが一気にスパート。渡部暁を引き離し、21分51秒04でゴールイン。渡部暁は4.8秒遅れて2位でゴール。その後、クラプファーが3位でフィニッシュして銅メダル。日本勢は渡部善斗が12位、永井秀昭14位、山元豪が33位で終えました。

4年前のソチと同じく、フレンツェル選手と渡部暁斗選手による一騎討ちとなりましたが、フレンツェル選手がこの種目の3連覇を達成。暁斗選手はまたも銀メダルとなりました。前半のジャンプで3位につけ、後半のクロスカントリーで28秒差を追いついたけど、最後に振り切られました…。レース後のインタビューでは「今日は完敗かな」と認めた暁斗選手、この後の個人ラージヒルでの雪辱を目指します。ラージヒルでこそ、金メダルを獲得してほしい!




スピードスケート女子1000mは、日本のエースで1000m世界記録保持者の小平奈緒選手、2日前の1500mで銀メダルを獲得した高木美帆選手、今大会初登場の郷亜里砂選手がエントリー。
10組目に登場した郷亜里砂は、ヘザー・マクリーン(カナダ)と同走。INスタートの郷は、入りの200mを17秒84で通過すると、600mでは45秒72と、マクリーンに0.3秒差リード。残り1周でさらに攻めの滑りを見せたかったが、最後にペースダウンして1分15秒84でゴール。
第12組目、ヨリン・テルモルス(オランダ)VSブリタニー・ボウ(米国)。前半はボウが積極的な滑りで、最初の200mをリード。200~600mにかけてもボウがリード。残り1周の時点で、ボウ44秒88、テルモルスは45秒06。最後のバックストレートで、テルモルスがスパートをかけ、3コーナーでリードを奪うと、そのまま引き離してゴール。1分13秒56の五輪新記録で暫定トップに躍り出た。
第14組目に高木美帆が登場。エルバノバ(チェコ)に先着してメダル圏内に入りたいところ。高木は好スタートを決めると、入りの200mを17秒66で通過。ただ、エルバノバは17.62秒とわずかにリード。600m通過時点で45秒24、この1周のラップタイムが27.58秒と、エルバノバに0.18秒遅れ。しかし、最後の1周で高木がラストスパート。残り200mで高木が前に出ると、3コーナーで突き放して先着。記録は1分13秒98でテルモルスに0.42秒及ばず。
そして第15組目、大本命の小平奈緒が登場。OUTスタートから好ダッシュを決めた小平は、ホームストレートで一旦バランスを崩すも持ち直し、200mを17秒67で通過。バックストレートでヘルツォーク(オーストリア)を追走すると、3,4コーナーで前に出る。残り1周の時点で、44.55秒とテルモルスを上回る。最後はヘルツォークを振り切り、1分13秒82でゴールしたが、テルモルスに0.26秒差の2位…。
最終組を残した時点で、小平2位、高木が3位。最後に登場するマリット・レーンストラ(オランダ)とヘザー・ベルフスマ(米国)の2人の結果次第では、日本人ダブル表彰台かメダルなしだが、両者ともタイムを下回り、小平の銀メダル、高木の銅メダルが確定しました。

女子1000mで小平選手が銀メダル、高木選手が1500mに続いてのメダルを獲得。冬季五輪で初めて、同一種目で日本人女子2人が表彰台に立ちました。小平選手と高木選手も良い走りを見せたんですが、またオランダ人選手が金メダルですよ。なんでオランダはスピードスケートが強いんだろうなあ。
テルモルス選手は200~600mのラップが26秒99、最後の1周で28秒50。小平選手は600mまでは五輪新ペースでしたが、最後に2度バランスを崩しかけました。最後まで安定していたら金メダルは獲れていただけに、本当にもったいなかったです。本命といわれていた小平選手が勝てなかったから、やはり五輪には魔物がいるみたいだ。


日本はこの日4個のメダルを獲得。この6日間で銀メダル4個、銅メダル3個、合計7個。メダルラッシュに沸いてるけど、まだ日本に金メダルがありません!1日で銀メダルが3個だから、金メダルが非常に遠い気がします。このままだと金メダルゼロで終わるってこともありそう。小平さん、500mでは絶対金メダル獲得してください!




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スノーボード男子ハーフパイプ 平野歩夢が2大会連続で銀メダル!五輪初の連続4回転も決めた!

2018年02月14日 | Sports

「2018平昌オリンピック」は、大会6日目の14日は、スノーボードの男子ハーフパイプ決勝が行われました。日本からは前回のソチ大会でメダルを獲得した平野歩夢選手と平岡卓選手、初出場の片山来夢選手と戸塚優斗選手の4人が出場。13日の予選では平野選手、片山選手、戸塚選手の3人が決勝に進み、平岡選手は予選落ち。決勝は3回演技して最も高いスコアが採用される。スノーボード競技で日本初の金メダル獲得なるか?



予選10位の戸塚は、1本目にフロントサイド1080、ダブルコーク1080(横3回転+縦2回転)、ダブルコーク1260(横3回転半+縦2回転)、バックサイド900(後ろ向き2回転半)と次々と技を決めていくが、最後のキャブ1080で着地に失敗。挽回したい2本目だったが、最初のエアで転倒。体を強く打って担架に運ばれた戸塚は、残念ながら3回目の試技は棄権しました。
予選5位通過の片山は、1本目の最初に滞空時間の長いエアを見せると、フロントサイド1440(前方4回転)、グラブ付きのダブルコーク1080、フロントサイド900、バックサイド1260と繋ぎ、最後はフロントサイド1440を決めてフィニッシュ!ノーミスで滑り切った片山は、85.75点を記録した。

予選3位通過の平野歩夢、悲願の金メダルをかけた1本目の試技。最初のエア・メランコリグラブで5m以上の高さを見せ、その次にフロントサイドのダブルコーク1440(横4回転+縦2回転)を成功させるが、3番目のキャブダブルコーク1080で尻持ををついてしまい、記録は35.25点に終わり、1本目を終えて9位。
金メダル争いのライバルで、この種目で2度の金メダルを獲得しているショーン・ホワイト(アメリカ)は、いきなりダブルコーク1440を決めると、キャブダブルコーク1080→ロデオ540→ダブルマックツイスト1260を決めてフィニッシュ。1本目から絶対王者の貫禄を見せたショーンは、94.25点のハイスコアで1本目でトップ。

1本目で出遅れた平野、巻き返しを狙う2本目で本領発揮。グーフィースタンスでスタートし、まず最初に高めのフロントエア、その次にフロントサイドダブルコーク1440を決めると、さらにはキャブ付きのダブルコーク1440を成功!これで勢いづいた平野は、ダブルコーク1260→ダブルサイドの1260を決めた!平野がこの場面で五輪史上初の連続4回転を成功させた!得点も95.25点とショーンの得点を上回る!
暫定2位のショーンも、負けじとダブルコーク1440とキャブダブルコーク1440を成功させるが、バックサイド1260で着地失敗。55.00点に終わる。2本目を終えて平野とショーンの差はわずか1点差。

運命の3本目、2本目終了時点で暫定5位の片山は、2つ目のエアでフロントサイド1440。その後ダブルコーク1080→フロント900→バックサイド1260を次々と決め、最後の1260も着地が決まりフィニッシュ。ノーミスで終え、全てを出し切った片山の3本目は、87.00点と1本目よりスコアを伸ばした。
そして平野VSショーンの金メダル争い。暫定トップの平野は、フロントサイドダブルコーク1440を再び決めたが、キャブダブルコーク1080の後のダブルコーク1260で失敗。スコアを伸ばすことができず。
逆転を狙うショーンは、スタートから攻めてきます。ダブルコーク1440を連続で成功させると、ロデオ540→ダブルマックツイスト1260と繋ぎ、最後はダブルコーク1260を決めた!ゴールと同時に雄叫びを上げたショーンは、97.75点を叩き出し、平野を逆転して金メダル!平野歩夢はソチに続いての銀メダルです。


スノーボード男子ハーフパイプ最終結果
金メダル:ショーン・ホワイト(米国) 97.75点
銀メダル:平野歩夢(日本) 95.25点
銅メダル: スコッティ・ジェームス(豪州) 92.00点
7位:片山来夢(日本) 87.00点
11位:戸塚優斗(日本) 39.25点


男子ハーフパイプ史上初の金メダルが期待された平野歩夢選手、五輪で初めての連続4回転技を成功させましたが、最後にショーン・ホワイト選手に逆転されました。それでも、前回大会に続いての銀メダル獲得です。「フロントダブルコーク1440」に「キャブダブルコーク1440」と4回転の技でショーンにプレッシャーを与えたけど、ショーンも負けじと4回転を繰り出しましたね。ショーンが3本目でパーフェクトな演技を見せたんで、レジェンドはさすがに凄いと思いました。両者お互い命懸けで挑んだんで、本当にいい勝負を見せてくれました。
平野選手はソチ五輪のあと、2016年の「ウィンターXゲームズ」で優勝を経験しますが、2017年3月に左ひざ靭帯と肝臓損傷の大怪我を負い、あわや選手生命の危機に立たされました。しかし、五輪前哨戦の「2018ウィンターXゲームズ」で2度目の優勝を飾り復活をアピール。ショーン選手も昨年、顔面を強打して62針を縫う大怪我を経験しています。その2人がケガを乗り越えてメダルを獲得したのは素晴らしいです。
3度目の金メダルを手にしたショーン・ホワイト選手は、2020年の東京五輪のスケートボード競技に出場する可能性もあるとのこと。本人は「練習すれば十分にできる」と前向きな様子。となれば、東京で平野選手との再戦が見られるかもしれません。



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平昌五輪4日目 日本にようやくメダリストが誕生!

2018年02月13日 | Sports

韓国・平昌で開催中の冬季オリンピックは、3日目を終えて日本はまだメダルを獲得しておりません。大会4日目の12日は、フリースタイルスキー男子モーグルの決勝ラウンド、スピードスケート女子1500mが行われました。この日こそ日本人メダリスト第1号誕生となったのでしょうか?


男子モーグルは日本勢4人が出場し、堀島行真選手と原大智選手が9日の予選1回目で決勝ラウンドに進出。遠藤尚選手と西伸幸選手は予選2回目で決勝に進みました。
決勝1本目(準々決勝)、2番目に登場した西は、最初のエアでコーク720を成功させたが、中間セクションでコースアウト。スコアも46.04点に終わった。4番目の遠藤は、第1エアのフルツイスト、第2エアのコーク720を成功し、82.72点の高得点で1本目首位。原は81.29点で3位、堀島は79.64点で7位に入り、2本目進出決定。
2本目は上位6人までに入れば3本目に進出。1回目7位の堀島は、第1エアのフルツイストで着地が乱れてそのまま転倒。途中棄権に終わり3本目進出ならず。1本目3位の原は、第1エアでEグラブ付きのコーク720、第2エアでミュートグラブ付きのバックフリップを決め、82.30点を獲得して3本目進出決定。1本目トップの遠藤は、最初のフルツイストを確実に決めたものの、中間のターンでバランスを崩して転倒…。こちらも途中棄権に終わりました。2本目を終え、原がトップ。3本目は最後に滑走。
上位6人で争われる3本目(スーパーファイナル)。3番目に登場したマット・グラハム(オーストラリア)は、フルツイストとコーク1080を決め、24秒85のタイムでゴール。得点も82.57点の高得点をたたき出す。2本目2位のミカエル・キングスベリー(カナダ)は、最初のエアでダブルフルツイストを成功させた後、中間セクションで安定した滑りを見せ、第2エアでコーク720を決めてゴール。24秒83の好タイムでゴールしたキングズベリーは、86.63点をマーク。
そして、最終滑走者・原大智が登場。第1エアのコーク720を着実に決め、中間セクションも攻めの滑りを見せ、勝負の第2エアでバックフリップを成功。最後のターンも決め、24秒90でゴール。3本目の得点は82.19点。原大智がこの種目で銅メダルを獲得しました!

ようやく今大会の日本人メダリスト第1号が誕生しました。原大智選手が男子モーグル史上初のメダリストとなりました。決勝では3本とも安定した滑りを見せ、全てトップ3以内に入りました。原選手は東京・渋谷生まれの都会っ子ですが、中学卒業後にカナダで武者修行。W杯で一度も表彰台に上がっていなかったけど、この五輪で大仕事をやってのけました。
日本のモーグルは、里谷多英さんが長野五輪で金メダルを獲得し、上村愛子さんが5大会連続で入賞するなど、女子が好成績を残す種目。男子はこれまで、バンクーバー大会で遠藤選手が7位に入ったのが最高でした。しかし、昨年の世界選手権で堀島選手が2冠を達成すると、この平昌五輪で原選手が銅メダル。いやぁ、遠藤選手と堀島選手は勿体なかったなぁ。4年後の北京五輪では、男女でメダリストが出てほしいものです。


江陵スピードスケート競技場では、女子1500mに高木美帆選手、小平奈緒選手、菊池彩花選手の3人が出場。
2組目に登場した小平選手は、最初の300mを24秒94で通過すると、700mを53秒10で通過。その後も同走相手のベットローネ(イタリア)を引き離し、最後は足が重たくなるも、1分56秒11でフィニッシュしました。
第11組目にイレイン・ブストが1分54秒35、第12組目のマリット・レーンストラが1分55秒26とオランダ勢が1,2位を独占。第13組目に登場した菊池彩花は、1分58秒92とタイムが伸びず。
迎えた最終第14組に、この種目の金メダルの本命・高木美帆が登場。同組にはヘザー・ベルフスマ(米国)。最初の300mで、ベルフスマが25秒01、高木は25秒50で通過。スタートで出遅れた高木だが、700m時点で54秒03で通過すると、残り1周半でベルフスマをかわして先行。残り1周となったところで、高木が1分23秒68、ベルフスマ1分23秒70と高木がわずかにリード。バックストレートでベルフスマが前に出るが、3コーナーでインに入った高木が先行してそのまま引き離す。直線でラストスパートを見せ、1分54秒55でゴール!しかし、ブストに0.2秒届かず銀メダル…。

女子1500mは高木美帆選手が銀メダルを獲得し、小平奈緒選手が6位に入賞、菊池選手は16位という結果でした。女子の個人種目でメダルを獲得したのは、橋本聖子さん、山本宏美さん、岡崎朋美さんに次いで4人目ですが、銀メダルは高木選手が初めての快挙です。
2度目の五輪出場となる高木選手は、最初の3000mで5位に入賞。1500mはW杯で4連勝と得意にしております。前半はやや遅めで、ラスト1周の時点で5番目のタイムでした。しかし、残り400mでギアを上げてメダル圏内まで持って行きました。レース後には悔しさをにじませていましたが、それでも堂々たる成績だと思います。この後は1000m、女子チームパシュートに出場予定。1000mでは小平選手とのWメダルを期待したいです。小平選手も1500mで自己ベストを出したので、1000と500mも素晴らしい記録が出るかもしれない。




スキーのジャンプ競技は女子ノーマルヒル(K点98m、ヒルサイズ108m)が行われ、日本からは高梨沙羅選手と伊藤有希選手の2トップ、岩渕香里選手と勢藤優花も出場しました。
1回目、23番目に登場した岩渕は飛距離93.5m、飛型点98.2点。24番目の勢藤は93.0m(90.3点)。32番目に登場した伊藤は、追い風の中で飛んだが、K点手前で着地。記録は94mに留まり、飛型点も105.1点。その次に高梨が登場。向かい風に乗った高梨は、K点を軽々とオーバー。テレマークもしっかりと決めた高梨の記録は103.5m、飛型点120.3点。しかしその直後、カタリナ・アルトハウス(ドイツ)が106.5m(123.2点)、マーレン・ルンビ(ノルウェー)が105.5m(125.4点)の大ジャンプを見せた。
1回目を終え、ルンビが125.4点で首位、アルトハウスが123.2点で2位、高梨は3位、伊藤は9位、岩渕11位、勢藤16位。
2回目、勢藤と岩渕は共に89.0mと1回目より距離を伸ばせず。1本目9位の伊藤は、入賞するためにも大きなジャンプを見せたいところだったが、飛距離は93m。伊藤は2本とも追い風に泣かされた…。残り3人となり、1本目3位の高梨が登場。風も向かい風で、メダルへ絶好のチャンス!力強く飛んだ高梨、向かい風に乗って100m越え!着地もしっかり決めてガッツポーズ!快心のジャンプを見せた高梨の記録は103.5m。飛型点も123.5mと1本目より点数を伸ばし、2本合計で234.8点。残り2人で暫定1位となり、高梨のメダル確定!
1本目2位のアルトハウスは106mの大ジャンプで252.6点。最終ジャンパーのルンビは105.5mを飛び、飛型点264.6点で金メダルを獲得。高梨沙羅は3位で銅メダルを獲得。伊藤選手は9位で入賞ならず。岩渕選手は12位、勢藤選手は17位に終わりました。

高梨沙羅選手が女子ノーマルヒルで銅メダル!欧州勢の2強を崩すことはできませんでしたが、2度目の五輪で悲願のメダル獲得です。今季のW杯では未だに勝利がなく、もしかすると平昌五輪はメダルすら厳しいんじゃないかと正直不安でした。でも、2本ともK点どころか100mオーバーですよ。2本目の試技は最高のジャンプだったし、テレマークも完璧でしたね。金メダルが期待された4年前は、表彰台に上がれず悔し涙を流しましたが、今回は笑顔を見せてくれました。高梨選手、おめでとうございます。

日本はこの日、銀メダル1個、銅メダル3個と1日だけで合計3個のメダルを獲得。次は日本人選手が金メダルを獲得するところが見たいです!










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クイーンカップ2018 テトラドラクマが逃げ切り勝ち!田辺裕信はバースデーV!

2018年02月12日 | 競馬

振替休日の12日は、小倉競馬場が積雪のため開催中止、東京競馬場では3歳牝馬の重賞レース・第53回デイリー杯クイーンカップ(GⅢ・芝1600m 16頭立て)が行われました。阪神ジュベナイルフィリーズで3着に入った⑩マウレア、シンザン記念2着⑬ツヅミモン、フェアリーステークス3着⑫レッドベルローズ、デビュー2戦2勝の⑭オハナ、名牝・ブエナビスタの子⑤ソシアルクラブ、府中マイルで勝利経験のある⑥テトラドラクマ、②フィニフティ、⑨アルーシャなどが参戦しました。


単勝の人気は、1番人気マウレア(2.4倍)、2番人気ツヅミモン(5.1倍)、3番人気テトラドラクマ(5.6倍)。4番人気以降はレッドベルローズ、フィニフティ、オハナ、アルーシャ、①ナラトゥリスと続きました。
スタートは結構バラつき、ソシアルクラブが出遅れ、⑯マルターズルーメンもダッシュつかず。テトラドラクマが好スタートを決めたが、アルーシャがドラクマを抜いてハナを奪う。マウレア3番手、4番手にツヅミモン。③アトムアストレアと④ハトホルが5,6番手で並び、その後ろの7番手集団にオハナ・⑦キャッチミーアップ・⑪ライレローズの3頭が並ぶ。10~12番手の位置にナラトゥリス・フィニフティ・⑮モデレイトの3頭。13番手⑬ロフティフレーズ、14番手レッドベルローズ、集団から離れた15番手にソシアルクラブ、マルターズルーメンがさらにポツンと置かれて最後方。
3,4コーナー中間を過ぎ、先頭争いはドラクマがわずかにリード、外側アルーシャが2番手。ツヅミモン3番手、マウレア4番手、ハトホルが5番手。フィニフティとオハナは中団馬群、ベルローズはまだ後方の位置にいる。
最後の直線コースに入り、テトラドラクマが先頭をひた走り、アルーシャとツヅミモンが接近するが、ドラクマがもう一度引き離しにかかる。マウレアは内側に入るが前が塞がっている。ゴール残り200mでドラクマがまだ先頭、2番手争いでフィニフティが馬場の真ん中から追い込み、アルーシャをかわして2番手に浮上。しかし、テトラドラクマがそのまま1着ゴール!テトラドラクマが逃げ切って重賞初勝利!


クイーンカップ全着順&払戻金 
1着⑥テトラドラクマ   1分33秒7
2着②フィニフティ     3/4馬身
3着⑨アルーシャ      1馬身3/4
4着⑭オハナ         クビ
5着⑩マウレア       1/2馬身
6着④ハトホル
7着⑤ソシアルクラブ
8着⑮モデレイト
9着⑧ロフティフレーズ
10着⑫レッドベルローズ
11着⑪ライレローズ
12着⑬ツヅミモン
13着⑦キャッチミーアップ
14着③アトムアストレア
15着①ナラトゥリス 
16着⑯マルターズルーメン

単勝 ⑥ 560円
複勝 ⑥ 220円  ② 360円  ⑨ 430円
枠連 1⃣-3⃣ 2,150円
馬連 ②-⑥ 4,010円
馬単 ⑥-② 6,420円
ワイド ②-⑥ 1,320円 ②-⑨ 2,230円 ⑥-⑨ 1,450円
3連複 ②-⑥-⑨ 15,560円
3連単 ⑥-②-⑨ 71,150円


3歳牝馬GⅠに直結するクイーンカップは、単勝3番人気のテトラドラクマが逃げ切って優勝。直線追い込んだフィニフティが2着、3着には先行策のアルーシャが入りました。3連勝を狙ったオハナは4着、1番人気のマウレアは内側で伸びず5着。2番人気のツヅミモンは12着に終わりました。
勝ったテトラドラクマは、美浦・小西一男厩舎に所属していて、父・ルーラーシップ、母・リビングプルーフ、母の父・ファルブラヴ。前走のフェアリーステークスでは1番人気に推されながらも6着敗戦。2度目の今回は、スタートでポンと飛び出した後、アルーシャと先頭を争いました。4コーナーの手前で単独先頭に立つと、ゴール残り200mで引き離し、そのまま押し切りました。鞍上の田辺裕信騎手は、33歳のバースデーで重賞勝ちを収めました。
ドラクマは府中マイルのレースで2度走り、前々走の未勝利戦では5馬身差の圧勝を飾っています。これで府中マイルは3戦2勝・2着1回。桜花賞かNHKマイルカップでも、今回のような先行勝負ができると良いですね。



来週・2月18日は東京競馬場で2018年最初の中央GⅠレース・フェブラリーステークスが行われます。昨年の最優秀ダートホース・ゴールドドリームは、ライアン・ムーア騎手とのコンビで連覇に挑戦。東海ステークス快勝のテイエムジンソク、根岸ステークスで復活勝利を挙げたノンコノユメ、川崎記念を勝ったケイティブレイブ、サウンドトゥルー、アウォーディー、レッツゴードンキ、JBCスプリントを制したニシケンモノノフ、JBCレディスクラシックを勝ったララベル(大井所属)、ベストウォーリア、ロンドンタウン、サンライズノヴァなどが出走予定。ダート界の金メダルを獲得するのは一体どの馬か。




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2008年のダービー馬と菊花賞馬の産駒が重賞初勝利!~京都記念&共同通信杯~

2018年02月11日 | 競馬

2月11日の建国記念日は、注目の重賞競走が2つ行われました。京都競馬場のメイン・京都記念は、昨年のダービー馬・レイデオロが参戦。今年の初陣を勝利で飾れることができるのか?東京競馬場の「共同通信杯」では、伏兵がクラシックに名乗りを挙げました。



京都メイン・第111回京都記念(GⅡ・芝2200m 10頭立て)は、ダービー馬⑥レイデオロ、皐月賞馬⑩アルアイン、エリザベス女王杯を制した⑤モズカッチャン、秋華賞覇者③ディアドラの4歳世代のGⅠ馬4頭が出走。他にも菊花賞2着④クリンチャー、エリ女2着⑦クロコスミア、1年ぶりの重賞勝ちを目指す⑨ミッキーロケットも参戦しました。
スタートでレイデオロが少し立ち上がり、後方に下がる。スタンド前の先行争いで、クロコスミアが①プリメラアスールをかわして先頭に立ち、ミッキーロケット3番手、アルアインが4番手。レイデオロは5番手に押し上げ、クリンチャー内側6番手。ディアドラ7番手、モズカッチャンは8番手でスタンド前を通過した。
1,2コーナー中間を過ぎて向正面に入るところで、クロコスミアが先頭、2番手にプリメラアスール、3番手にミッキーロケット、4番手にクリンチャーが上がった。5番手アルアインのすぐ後ろにレイデオロが追走。ただレイデオロが行きたがってるような…。ダリオ・バルジュー騎手が手綱を抑えようと必死だ。7,8番手の位置にモズカッチャンとディアドラ。後方は9番手②ケントオー、しんがり⑧アクションスターという展開。
外回り3コーナーに差し掛かるところで、ミキロケがプリメラをかわしにかかると、レイデオロも4番手に浮上。クリンチャーは内ラチ沿いを走る。アルアインは6番手から前に接近。カッチャンは7番手、8番手ディアドラ、ケントオーが外から捲るように上がってきた。
4コーナーのところで、レイデオロがクロコスミアとミッキーロケットに並び、早くも先頭に浮上。モズカッチャンが最内を突くと、真ん中からクリンチャー、大外からアルアインとケントオーが追い込んでくる。ゴール残り200mでカッチャンが先頭に上がり、レイデオロとアルアインが競り合う。さらには4番手のクリンチャーが食らいつく。ラスト100mでレイデオロが少し下がり、ゴール前でクリンチャーがモズカッチャンをかわして1着ゴール!アルアインが2着、レイデオロとモズカッチャンが3着争い。

好メンバー揃いの京都記念は、4番人気のクリンチャーがゴール前でモズカッチャンを差し切り勝ち。2着には3番人気のアルアイン。単勝1.6倍の断然1番人気だったレイデオロは3着に敗れました。モズカッチャンも最内から抜け出したけど、ゴール前で足が止まってしまい4着。ミルコ・デムーロ騎手は勝てば京都記念3連覇の偉業達成でした…。もう1頭のGⅠホース・ディアドラは6着に敗れております。
勝ったクリンチャーは重賞初勝利。おまけにディープスカイ産駒にとっても嬉しい重賞初制覇。快心の騎乗を見せた藤岡佑介騎手は、この日4勝の大活躍です。道中は4番手を追走し、レイデオロが先に動いても、クリンチャーはじっと抑えたまま。最後の直線では馬場の間から突き抜けました。前走は不良馬場の菊花賞で2着と好走、この日は重馬場で同世代のGⅠ馬4頭を撃破。道悪での経験が活きたし、クリンチャーにとっても大きな勝利だと思います。今後のローテーションはどうなるかわかりませんが、宝塚記念で道悪になったら勝機あるかもしれませんぞ。
3着に敗れたレイデオロは、忙しい競馬でしたなあ。スタートで少し後手を踏み、向正面で掛かり気味に前の位置に上昇。ラストの直線で早くも先頭に立ったけど、伸びを欠きました。休み明けだった、京都コース初経験というのもあるけど、一番の敗因は鞍上がバルジュー騎手がレイデオロを上手く操れなかったということでしょう。某女性議員じゃないけど「このハゲー!ちーがーうーだーろー!」と怒ってる人も多いかも。あいつ(すまぬ)は京都の芝レースで一度も勝ったことがないし、レイデオロの父・キングカメハメハが唯一負けた時の騎手でした。藤沢調教師もなんでバルジューを起用させたんだろうか?年明け初戦のレースで敗戦を喫したレイデオロ、この先が正直不安に感じます。





東京メイン・第52回共同通信杯(GⅢ・芝1800m 12頭立て)は、ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスで、後にGⅠ馬となるタイムフライヤーを破った⑫グレイルをはじめ、ホープフルステークス3着⑨ステイフーリッシュ、2連勝中の⑥オウケンムーンと⑩ゴーフォザサミット、ライアン・ムーア騎乗の①サトノソルタス、③アメリカンワールド、②カフジバンガード、地方・船橋所属⑪リュウノユキナなどが出走しました。
スタートで⑤コスモイグナーツが飛び出したが、すぐさま④エイムアンドエンドが競りかける。3番手に⑦ブラゾンダムール、4番手オウケンムーン、外側5番手に⑧トッカータ。中団6番手にアメリカンワールド、7番手サトノソルタス、8番手にカフジバンガード、グレイルは9番手を追走し、ステイフーリッシュが10番手。11番手にゴーフォザサミット、リュウノユキナは最後方。
3コーナーでかなり縦長の展開となり、イグナーツが積極果敢に飛ばし、エイムが2番手。ブラダム3番手、ケンムー5番手、グレイルとステフリが外に持ち出し、ソルタス中団より後ろ、ゴーフォザが11番手に下がる。
直線コースに入り、コスモイグナーツがまだまだ頑張り、エイムアンドアンドが2番手から前を追い、オウケンムーンが3番手から襲い掛かる。グレイルはまだ後ろの位置だ。残り200mを切って、今度はオウケンムーンが先頭に変わり、サトノソルタスが2番手に上がるが、ケンムーが先頭でゴールイン!オウケンムーンが3連勝で共同通信杯を制しました!

数多くのクラシックホースを輩出してきた共同通信杯は、6番人気のオウケンムーンが快勝。最後の直線でコスモイグナーツとエイムアンドエンドを抜いて先頭に躍り出ると、後続の追い上げを振り切りました。デビュー2戦目のサトノソルタスが2着、3着争いはエイムアンドエンド,ゴーフォザサミット,カフジバンガードの3頭の接戦となりましたが、内側のエイムが3着に入り、ゴーフォザ4着、カフバン5着。1番人気のグレイルは直線伸びずに7着に終わり、デビュー3連勝とはならず。京都に続き、単勝1倍台の馬が敗れる結果となりました。2番人気のステイフーリッシュも10着と完敗。
重賞初挑戦で勝利を飾ったオウケンムーンは、昨年9月の2歳未勝利戦、今年1月の3歳500万下に続いての3連勝。国枝栄厩舎に所属し、父・オウケンブルースリ、母・ムーンフェイズ。オウケンブルースリ産駒はこれが重賞初勝利です。2008年のダービー馬と菊花賞馬の産駒が同じ日に重賞を勝ちましたかぁ。そして鞍上の北村宏司騎手は、14年ぶりの同レース勝利です。今後さらに成長をすれば、GⅠで波乱を演出する可能性もあると思います。








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富士ゼロックススーパーカップ2018 セレッソ大阪が川崎フロンターレを返り討ち。

2018年02月10日 | soccer

Jリーグ王者と天皇杯王者が激突する「FUJI XEROX SUPER CUP 2018」が10日、埼玉スタジアム2002で行われました。今年のゼロックス杯は、昨季悲願のJ1王者に輝いた川崎フロンターレと、ルヴァンカップと天皇杯の2冠を制したセレッソ大阪が対戦。昨季の公式戦の直接対決は、セレッソの2勝1敗。2018年シーズン最初のタイトルを獲得するのはどっちだ?



両チームのスタメン
[川崎フロンターレ]
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 6 田坂祐介
DF 3 奈良竜樹
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
MF 21 エドゥアルド・ネット
MF 19 森谷賢太郎
MF 14 中村憲剛
MF 41 家長昭博
MF 8 阿部浩之
FW 11 小林悠

[セレッソ大阪]
GK 21 キム・ジンヒョン
DF 2 松田陸
DF 14 丸橋祐介
DF 22 マテイ・ヨニッチ
DF 23 山下達也
MF 6 山口蛍
MF 7 水沼宏太
MF 10 清武弘嗣
MF 24 山村和也
FW 8 柿谷曜一朗
FW 9 杉本健勇




前半立ち上がりからセレッソがペースを握り、開始45秒に杉本がシュートを放つと、2分に右サイド水沼のクロス→ファーサイド柿谷の折り返し→杉本にボールが渡るも、シュート打てず。前半5分には清武の左CKからチャンスを作りながらも、川崎DFに阻まれます。7分には左サイド清武がクロスを上げ、ゴール前で柿谷と山村が飛び込んだが、柿谷が川崎GKチョン・ソンリョンと交錯。ソンリョンは流血しながらも大事には至らず。
迎えた前半26分、セレッソは左サイドで細かくボールをつなぎ、山村のグラウンダークロス→ニアサイドで杉本がポストプレー→走り込んできた山口が右足をダイレクトに振り抜いてゴールネットを揺らす!序盤から攻め続けたセレッソが先制点をゲットします。
1点を追う川崎は、28分にエドゥアルド・ネットがミドルシュートを放つも枠を外す。33分には家長のパスを受けた阿部のシュートはGKにキャッチされる。36分、ネットの縦パスから、小林が抜け出すもシュートは相手DFに当たり、こぼれ球を憲剛が右足シュートを狙ったが、枠を捉えることができず。前半アディショナルタイム、右サイドのCKを森谷が蹴り、奈良がヘディングシュートを放つと、ゴール前に詰めていた谷口がコースを変えようとするも枠を逸れる。前半はセレッソ1点リードで終了。

後半に入り、川崎は憲剛→FW大久保嘉人、森谷→MF大島僚太と2人選手を入れ替え、セレッソは柿谷→FWヤン・ドンヒョンが入る。後半3分、GKジンヒョンのロングキックから、杉本が頭で落とすと、清武が一気に抜け出し、最後は右足シュート。セレッソが速攻で2点目を奪います。
しかし6分、川崎は車屋がペナルティエリア内で相手に倒されてPKを獲得。このPKをエースの小林が決めて、川崎が2-1と1点差に詰め寄ります。川崎は9分に家長がシュートを放つもDFに直撃。さらにその後、車屋が左サイド突破を図るもセレッソDF松田陸に対応される。セレッソは後半11分、丸橋のFKからヨニッチが飛び込んでヘディングシュートを決めたかと思われたが、オフサイドでゴールが認められず。後半16分、清武がチームメイトの杉本と交錯。清武は首などを痛め、MF高木俊幸と交代した。
後半29分、セレッソはヤンドンヒョンが中盤で相手ボールを奪うと、逆サイドの高木にパス。高木が低いクロスを入れると、ファーサイドでフリーになっていた杉本がシュートを放ったが、クロスバーの上…。後半32分、山口の縦パスを受けたヤンドンヒョンが前線にスルーパスを送り、抜け出した高木が右足シュートを決め、セレッソが3-1と突き放します。
2点差とされた川崎は、後半36分に途中出場の知念慶が右サイドでクロスを上げ、ゴール前で大久保と長谷川竜也の2人が飛び込んだが、長谷川のシュートは枠外。後半41分、ネットのロングパス→小林がシュートするもキーパーに抑えられる。後半アディショナルタイム、左サイド・長谷川の折り返しを、大久保がワンタッチで押し込んで1点差に追い上げるも反撃はここまで。試合は3-2でセレッソ大阪が競り勝ちました。


昨年のルヴァンカップと同じ顔合わせとなった一戦は、セレッソ大阪が川崎フロンターレを下し、ゼロックススーパーカップ初制覇を果たしました。天皇杯優勝チームがスーパー杯を制したのは、2008年のサンフレッチェ広島以来(あの時は準優勝チーム)10年ぶりとなります。山口選手と清武選手の代表組が揃ってゴールを決め、エースの杉本選手はポストプレーで2アシストを記録。3点目のシーンは新戦力の2人が得点に絡み、高木選手がゴール、ヤンドンヒョン選手がアシスト。浦和レッズから完全移籍の高木選手は、古巣本拠地で結果を残しましたな。
今季は国内主要3冠+ACLの「4冠制覇」を目標に掲げているセレッソ大阪。今年最初のタイトルを獲得し、幸先の良いスタートを切りました。しかし、セレッソといえば、好成績の翌年は下位に沈むというジンクスがあるので…。今年も上位争いできるだろうか?

川崎フロンターレは守備が乱れて完敗といった内容。立ち上がりから押し込まれると、後半はカウンターで失点されるところもありました。エースの小林悠選手と、2年ぶりに戻ってきた大久保選手にゴールが生まれたのは良かったことだが…。今季の川崎は「DAZNマネー」による大型補強を実行し、大久保選手と斎藤学選手などを獲得。横浜Fマリノスの10番でキャプテンを務めていた斎藤選手の移籍の件は、大きな騒ぎとなりましたが…。斎藤選手は現在、怪我した右ひざのリハビリ中で、戦列復帰は5月過ぎ~夏以降になるでしょう。斎藤選手には周囲が絶賛するくらいの活躍を見せてほしいです。

セレッソと川崎はこの後、AFCチャンピオンズリーグで2試合戦います。川崎は13日にホームで上海上港、20日はアウェーで蔚山現代と対戦。セレッソは14日に済州ユナイテッド戦、21日は広州恒大戦が控えています。日本勢は他にも、鹿島アントラーズと柏レイソルが出場。昨年の浦和レッズに続き、Jリーグ勢がACLで優勝なるか?




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平昌冬季オリンピック開幕!金正恩の妹も登場!

2018年02月09日 | Sports

4年に一度の冬の祭典「2018平昌冬季オリンピック」が9日に開幕!1998年の長野大会以来20年ぶりのアジア開催となる今大会は、92の国と地域、さらには個人資格のロシア人選手が出場します。平昌五輪スタジアムで行われた開会式では、安倍晋三首相、ムンジェイン大統領の他に、北朝鮮から金正恩委員長の妹・金与正氏も出席。そして、聖火の最終走者が誰だったのか?


鐘の音からスタートした開会式は、韓国国旗入場の場面では、プロゴルファーのパク・セリさん、韓国と日本のプロ野球で活躍した李承燁さん、バルセロナ五輪男子マラソン金メダリストのファン・ヨンジョさんなどが登場。
選手の入場行進で、五輪発祥国のギリシャが先頭で入場すると、バミューダ選手団は「バミューダパンツ」で行進すれば、トンガは旗手のピタ・タウファトフア選手(クロスカントリースキーに出場)が上半身裸で登場し、会場を大いに沸かせました。極寒の中、バミューダとトンガが気合いを見せる中、日本は62番目に登場し、旗手の葛西紀明選手を先導に97人が行進。その中には女子スキージャンプの高梨沙羅選手や、カーリング女子代表もいました。なお、日本選手団主将の小平奈緒選手らスピードスケート組は欠席しております。
組織的ドーピングが問題となっているロシアは、国としての五輪参加が認められず。個人資格で参加する選手たちは「OAR(OLYMPIC ATHLETE FROM RUSSIA=ロシアからの五輪選手)」の一員として五輪に挑みます。「ロシア代表」ではないため、国旗と国歌が使われず、その代わりに五輪の旗とオリンピック賛歌が演奏されます。さらにはロシアを連想させるユニフォームもNGです…。
最後に登場した開催国・韓国選手団は、北朝鮮の選手と共に行進。朝鮮半島が描かれた統一旗を掲げ、南北融和をアピールしました。南北合同行進は2006年トリノ大会以来。今大会では女子アイスホッケーの南北合同チームが結成され、2月14日の予選リーグで女子日本代表(スマイルジャパン)と対戦します。

開会式のクライマックスである聖火点火のシーン。元ショートトラック選手が会場に現れると、ロンドン五輪女子ゴルフ金メダルのパク・インビ選手→元サッカー韓国代表のアン・ジョンファン選手と繋ぐ。韓国と北朝鮮の女子アイスホッケー選手が一緒に聖火台への階段を駆け上がり、最後に現れたのは、元フィギュアスケート選手のキム・ヨナさんだ!トーチを渡されたキムヨナは、しっかりと聖火台に点火。かくして、17日間の熱戦の火ぶたが落とされました。


いよいよ始まりましたね~。開会式を見て、チマチョゴリで太鼓を叩く女性たちが美しくてかっこよかったのもあれば、選手入場もK-POPで楽しめました。BIGBANGにTWICE、PSYの「江南スタイル」が使われてたのに対し、KARAや少女時代や東方神起はなかったなぁ。それに日本でも知られている韓国人のレジェンドアスリートが結構出ていて、キムヨナさんが最終走者に選ばれたのは「やっぱこの人しかいないな!」という感じでした。逆に安貞桓さんの今の姿にビックリ。日韓W杯やJリーグにいた時はサラサラのロングヘアと韓流スターみたいな顔立ちだったのに、今では中年太りのおっさんにしか見えんかった…。
今回の一番のサプライズは、金正恩の妹が開会式に出席したということか。金日成主席の直系の家族が韓国入りしたのは初めてとのことです。翌日にはムンジェイン大統領とのランチ会食も予定されているそうで、これがきっかけで南北首脳会談が実現するという事もあるかも。北朝鮮はこの五輪のために「三池淵管弦楽団」と「美女応援団」を派遣していますが、平壌では開会式前日に軍事パレードが行われました。五輪期間中にミサイルを発射することは無いよな?




さて、開会式の前からすでに一部の競技が行われています。開会式前日の8日は、スキージャンプの男子ノーマルヒルの予選が行われ、4人が出場した日本勢は、エースの小林潤志郎選手が18位、葛西紀明選手が20位、小林陵侑選手が21位、伊東大貴選手が31位で予選を通過しました。
前回のソチ大会で2つのメダルを獲得した葛西選手は、今回が8度目の五輪出場ですが、予選ではスーツのチャックが全開になった状態で飛んだことを告白。45歳の「レジェンド」が平昌でまた一つ伝説を残しました?10日の決勝ではスーツのチャックを閉め忘れないでくださいね!
フリースタイルスキー・モーグルは予選が行われ、男子は堀島行真選手が5位(80.35点)、原大智選手が6位(80.01点)で予選通過。遠藤尚選手は75.73点で13位、西信幸選手は75.17点で16位に終わり、予選2回目で決勝ラウンド進出を目指します。女子では村田愛里咲選手が74.13点で9位に入り決勝ラウンド進出を決めています。モーグルは11日に女子決勝、12日に男子決勝が行われます。

フィギュアスケート団体戦は、男子ショートプログラムに出場した宇野昌磨選手が躍動。最初の4回転フリップで手を着くも、フライングキャメルスピン→ステップシークエンスの後、4回転トーループ&トリプルトーループのコンビネーションを成功。最後のトリプルアクセルもしっかりと決めて見せます。難易度の高いジャンプでポイントを稼いだ宇野は、足変えシットスピン、コンビネーションスピンでフィニッシュ。演技終了後にはフッと笑顔を見せた宇野は、103.25の高得点を記録。最高の形で五輪デビューを飾りました。
男子SPには個人戦メダル候補のネイサン・チェン(アメリカ選手)、パトリック・チャン選手(カナダ)、ミハイル・コリヤダ選手(OAR=ロシア)が参戦。しかし、パトリックは4回転と3回転で転倒し、81.66点と伸びず。ネイサンはミス連発で80.61点、コリヤダもジャンプの失敗が相次いで74.36点に終わりました。唯一の100点台を記録した宇野選手が、2位のオレクシイ・ビチェンコ選手(88.49点)に約15点の大差をつけて圧勝しました。
男子SPの後に行われたペアSPは、須崎海羽&木原龍一組が出場し、57.42点の自己ベストを記録。10チーム中8位で3点を獲得。日本は1日目を終えて13点を獲得し、OARと並んで3位タイにつけています。団体戦の2日目はアイスダンス、女子SP、ペアフリーが実施。女子SPには宮原知子選手が出場します。

宇野選手、初めての五輪で堂々たる演技を見せました。最初のジャンプでお手つきした以外は、ジャンプもスピンも安定しておりました。パトリックとネイサンといった普段なら100点台を出す力を持っている選手が、失敗続きでスコアを伸ばせない中、宇野選手だけが100点越え。この種目で明暗が大きく分かれたなあ。今度の個人戦では、4回転フリップを完璧に決めて、メダルを獲得できるか期待したいですね。できれば、羽生結弦選手とのダブル表彰台が見たい。




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なんてこった!宮島競艇場で2日続けて全艇フライングでレース不成立。

2018年02月06日 | Sports

ボートレースで前代未聞ともいえる出来事が起こりました。広島県の宮島競艇場で、2日続けて全艇フライングスタートを切る事件が発生。2日目(2月5日)の第9競走で出場6選手がフライングしてレースが不成立になると、3日目(6日)の第5競走でも出場メンバー全員がフライングを犯してレース中止となりました…。


まず5日の第9競走で、①吉島祥之選手、②原田智和選手、③上村純一選手、④山本修次選手、⑤角山雄哉選手、⑥河野主樹選手の6名がフライング。6コースの河野選手が一足早く飛び出すと、他の選手もつられてしまいました。しかも全選手が+コンマ05秒以上の「非常識なフライング」ということで、即日帰郷となりました。(①F.09、②~④F.05、⑤F.08、⑥F.19)「非常識なF」は2013年11月から導入されましたが、「全艇非常識なF」は史上初とのことです…。
なお、9レースの売上金863万0200円は全て返還。さらにはスタートのスリット写真もピット内に掲示。全選手がスタートラインからはみ出ており、特に河野選手は大きく飛び出しておりました。ちなみに河野選手は大阪支部の新人選手であります…。

一夜明けても悲劇は続きました。6日の第5競走の予選競走は、①塚原武之が負傷欠場のため5艇立てで争われましたが、②浜先真範選手(F.04)、③鳥飼眞選手(F.04)、④丹下健(F.05)、⑤中村格(F.02)、⑥畑竜生(F.03)の5人全員がフライングスタート。またしても全艇フライングで不成立、負傷欠場の塚原選手の分を含め、全員返還欠場となってしまいました。従って売上金796万600円が全て返還。丹下選手は「非常識なF」で即日帰郷となりました。

公営ギャンブル好きとしては本当にビックリするような事件です。同じ競艇場で2日連続で全艇フライングで不成立になるなんて、私の記憶の中で初めてだと思います。2つのレースで合計1659万0800円がパー。主催者側は阿鼻叫喚か、頭を抱えているか、おかんむりでしょうなあ。宮島競艇場の「スカパー!JLC杯」は9日まで開催されていますが、最終日の優勝戦まで重大なスタート事故が起きないことを願ってやみません。

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きさらぎ賞はデビュー2戦目組に明暗。東京新聞杯はリスグラシュー牡馬一蹴!

2018年02月04日 | 競馬

2月最初の日曜日の4日は、京都競馬場で3歳クラシックの登竜門・きさらぎ賞、東京競馬場は古馬のマイル重賞・東京新聞杯が行われました。きさらぎ賞は皐月賞馬アルアインの弟・ダノンマジェスティとデイリー杯2歳ステークスを勝ったカツジが参戦。東京新聞杯はGⅠ馬3頭を含む重賞勝ち馬8頭が出走しました。



京都メイン・第58回きさらぎ賞(GⅢ・芝1800m 10頭立て)は、⑨ダノンマジェスティと⑩カツジの2頭の他に、⑧グローリーウェイズ、③サトノフェイバー、④ラセット、⑦オーデットエール、⑤レッドレオンなどが出走しました。
スタートは10頭ほぼ揃った状態。2コーナー奥を使っての先行争いで、⑥ニホンピロタイド、サトノフェイバー、レッドレオンの3頭が前に出るが、フェイバーが先頭に立つ。レオンが2番手、タイド3番手につける。4番手ラセット、5番手カツジ、6番手にオーデットエール。7番手からグローリーウェイズが押し上げ、後方グループは①スラッシュメタル,ダノンマジェスティ,②スーサンドンが並ぶが、ダノマジェが外回りコースに入るところで一気に上昇。これは抑えきれずに行っちゃった?
外回り3コーナーのところで、順位が大きく変動。フェイバー先頭、ウェイズ2番手、カツジ3番手、ダノマジェ4番手。人気上位4頭がみんな前の位置につけた。2番手にいたレオンは5番手、ラセットは7番手に下げた。
4コーナーを回り、ダノンマジェスティが外に膨れてしまい、先頭争いから一気に後退。前の争いでは、内側サトノフェイバー、真ん中グローリーウェイズ、外側カツジと3頭が横並び。大外からラセットも追い込む。ダノンマジェスティは後方でもがいている。ゴール残り200m~100mで、粘るフェイバーにウェイズが捕まえにかかり、最後は並んでFINISH!サトノフェイバーが逃げ切ったか?それともグローリーウェイズが差し切ったか?

西の出世レース・きさらぎ賞は、4番人気・サトノフェイバーと2番人気・グローリーウェイズの2頭の一騎討ちとなり、写真判定の結果、サトノフェイバーが逃げ切って1着となりました。グローリーウェイズはハナ差及ばず2着。3着には5番人気のラセットが入りました。3番人気のカツジは5着。
1番人気だったダノンマジェスティはブービーの9着。道中は掛かるところもあったし、最後方まで下げてからすぐに4番手まで上昇。そして4コーナーで外側に膨れ上がって失速。前半から制御不能じゃねえか。この馬は新馬戦のときに気性の荒さを見せており、ミルコ・デムーロ騎手が「怖いから乗りたくない」と騎乗を拒むほど。デビュー2走目の今回は、和田竜二騎手が乗る予定でしたが、騎乗停止のため、松若風馬騎手に乗り替わり。松若さん、こんなヤバい馬に乗せられてかわいそうだな。ダノマジェを乗りこなせるジョッキーはいないのでしょうか?
勝ったサトノフェイバーは、新馬戦に続いての連勝で重賞初制覇。デビュー2戦目の馬がきさらぎ賞を勝ったのは、58回目にして初めてだそうです。スタートから先頭を守り、ラストの直線でグローリーウェイズの追撃を抑えました。勝負根性もあったし、古川吉洋騎手も上手く乗れてました。デビュー2戦目で重賞勝ちだから、いつかGⅠで勝てるんじゃないかと思っています。





東京メイン・第68回東京新聞杯(GⅢ・芝1600m 16頭立て)は、昨年のヴィクトリアマイルの勝ち馬①アドマイヤリード、2016年2歳王者③サトノアレス、2014年2歳王者⑩ダノンプラチナのGⅠ馬3頭に加え、2016年のアルテミスステークス覇者⑧リスグラシュー、昨年の弥生賞馬⑬カデナ、京都金杯2着⑦クルーガー、重賞初勝利を目指す⑯グレーターロンドンと⑨ハクサンルドルフ、東京コースとの相性が良い⑮ダイワキャグニー、VM2着②デンコウアンジュなどが参戦。
スタートでダノンプラチナが出遅れ、サトノアレスも後方から。④ディバインコード、⑤トウショウピスト、⑫マイネルアウラートの3頭が好スタートを決めたが、トウショウピストがハナを奪取。2番手マイネルアウラート、3番手ディバインコード、グレーターロンドンは4番手。5番手⑪ベルキャニオンのすぐ後ろの6番手グループに、ダイワキャグニー・クルーガー・リスグラシューの3頭が固まっている。中団の9番手グループは⑭ストーミーシー・アドマイヤリード・デンコウアンジュの3頭。12番手⑥ガリバルディ、13番手サトノアレス、14番手ハクサンルドルフ、15番手カデナ、ダノンプラチナがしんがりを追走する。
3,4コーナー中間のところで、ピストが単独先頭、グレーターとアウラートが2,3番手。キャグニー6番手、クルーガーとリスグラは中団馬群。ガリバルディが外から捲るように上昇。アレス、リード、ダノプラは中団より後ろのポジション。
最後の直線に入り、逃げるトウショウピストに対し、グレーターロンドン、マイネルアウラート、ベルキャニオン、外からダイワキャグニー、最内を突いてディバインコードも接近。しかし、残り300mでリスグラシューが馬群を割って追い込むと、残り200mで先頭に浮上。2番手争いでは内でディバインとアレスが競り合い、キャグニーとアンジュが脚を伸ばすが、リスグラシューが先頭でゴールイン!2着にサトノアレス、ダイワキャグニーが3着。

春の府中マイルGⅠに向けてのレースは、単勝3番人気のリスグラシューが直線抜け出して快勝。2着には5番人気のサトノアレス、1番人気のダイワキャグニーが3着。アレスは復活が近いかもしれませんね。1番人気を分け合ったグレーターロンドンは、先行策を取りながらも直線で伸びきれず9着に沈みました。一時期は5連勝と勢いに乗っていたけど、最近伸び悩んでるなぁ。ていうか、グレーターの先行は無いです。ちなみに、このレースでの1番人気の馬は11連敗となりました。GⅠ馬のダノンプラチナは11着、アドマイヤリードは12着でした。
リスグラシューは2016年のアルテミスステークス以来となる重賞勝ちを飾り、自身の勝利もそれ以来。鞍上の武豊騎手も同レース通算5勝目を果たしました。リスグラは昨年、桜花賞と秋華賞で2着、チューリップ賞とローズステークスで3着と惜敗が相次ぎました。この日は牡馬との対戦でしたが、馬群を上手く割ると、後続を抑えて1着。狭いところからスッと抜け出ましたね。この1勝は本当に大きいし、5月のヴィクトリアマイルに向けて弾みがついたと思います。



来週は10,11,12日の3日間開催。建国記念日の11日は、京都競馬場で京都記念、東京競馬場で共同通信杯が行われます。
京都記念の方は、昨年のダービー馬・レイデオロが参戦!今回は騎乗停止中のルメール騎手に代わり、ダリオ・バルジュー騎手との初コンビ。さらには、皐月賞馬・アルアイン、秋華賞馬・ディアドラ、エリザベス女王杯を制したモズカッチャンと、4歳世代のGⅠ馬が集まります!これは絶対に見逃せない!
共同通信杯の方は、京都2歳ステークスを制したグレイル、ホープフルステークス3着のステイフーリッシュ、2連勝中のゴーフォザサミットとオウケンムーン、カフジバンガード、ステイフーリッシュ、ブレステイキングなどが登録。
振替休日の12日は、東京で3歳牝馬重賞のクイーンカップがあります。デビュー2戦2勝のオハナ、阪神JF3着のマウレア、シンザン記念2着のツヅミモン、ブエナビスタの娘・ソシアルクラブ、テトラドラクマ・レッドベルローズ・ハトホルの「フェアリーステークス組」が登録しております。







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日本相撲協会理事選挙 貴乃花親方がわずか2票で落選。

2018年02月02日 | Sports

ジョージア人力士・栃ノ心関の初優勝で幕を下ろした大相撲初場所から5日経った2月2日、東京・両国国技館で日本相撲協会の理事候補選挙が行われました。今回の選挙は、八角理事長、栃ノ心の師匠・春日野親方に加え、「貴乃花一門」からは先月理事を解任された貴乃花親方と阿武松親方の2人が立候補。選挙直前の会合では、阿武松親方を一本化、貴乃花親方の劣勢と言われていましたが…。



理事選挙 投票結果
【理事候補(定数10)】
 ▼当選
 春日野親方(出羽海一門)=9票
 境川親方(出羽海一門)=11票
 出羽海親方(出羽海一門)=9票
 山響親方(出羽海一門)=8票
 尾車親方(二所ノ関一門)=10票
 芝田山親方(二所ノ関一門)=10票
 鏡山親方(時津風一門)=11票
 八角親方(高砂一門)=11票
 阿武松親方(貴乃花一門)=8票
 高島親方(伊勢ケ浜一門)=12票
 ▼落選
 貴乃花親方(貴乃花一門)=2票


八角親方が11票、伊勢ケ浜一門の高島親方が最多の12票を獲得。4人が立候補した出羽海一門は全員が当選。貴乃花一門は阿武松親方が8票で初当選しましたが、貴乃花親方は2票に終わり、5期連続当選はなりませんでした。


予想通りと言っていいのでしょうか、貴乃花親方が理事選挙で落選しました。落選したというよりも、獲得票数がわずか2票のみ。一門を超えての支持があるかと思われましたが、票が入りませんでした…。それよりも、貴乃花一門の親方8票+無所属親方3人=11票の基礎票があったのに、阿武松と貴乃花の票を合わせて10票しか入らず。少なくとも造反者が1人以上いることが確実です。
理事選2日前に貴乃花部屋所属の貴公俊関が新十両に昇進し、親方も会見で笑顔を見せていました。しかし、理事選後に部屋に戻った際は、いつものように険しい表情。理事から離れたことで、これからは今まで以上に指導に専念できるでしょう。

年が明けても相撲界は不祥事が起きています。2014年に起きた春日野部屋の元力士がに弟弟子の顔を殴る事件が今頃になって発生。春日野親方も保護責任者遺棄容疑で訴えられましたが不起訴。親方は以前、栃ノ心らをゴルフクラブで殴ったという前科がありました。それでも理事選に当選できたからねえ。
エジプト人力士の大砂嵐関が無免許運転の疑いで書類送検。そもそも現役の力士は運転禁止なのに。さらには日本人女性との重婚疑惑まで浮上。エジプトでは一夫多妻制が認められているけど…。検察の処分が出るまでは自宅謹慎、その後に懲戒を下すとのこと。解雇か引退勧告も出るかもしれません。
あと、立浪親方(元小結・旭豊)の不倫疑惑を写真週刊誌が報じました。現役時代は甘いマスクで知られ、松平健さんに似ていることから「角界の暴れん坊将軍」と言われていました。ちなみに、立浪親方はバツイチで再婚しています。でも、暴行事件や無免許運転に比べれば、別にって感じだが…。

不祥事を起こした親方が理事になり、改革を訴えていた貴乃花親方が落選した今回の選挙。日本相撲協会はこの先どこへ向かうのか?


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