静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

おおいし@鷹匠

2016年05月28日 07時26分03秒 | お知らせ
おおいし@鷹匠



 今夜は居酒屋さんの新規開拓です。
かねてから気になっていたお店を目指します。
そこは、「新静岡セノバ」の裏通りにあるお店で、「おおいし」という看板が出てきました。
赤ちょうちんに明かりが点いているのを確認して、お店に入ります。



 半開きの引き戸を開けて中に入りますが、カウンターだけのこじんまりとした作りでした。
先客には年配の女性がお一人でした。
その方も来たばかりのようで、まだ何も出ていない状態でしたから、ここは少し待つことになります。



 お店はこれも年配のおばちゃんがお一人でやっているようです。
まずはおしぼりが出てきます。
「瓶ビールください」
銘柄は尋ねられませんでしたが、サッポロが出てきました。



 女性のお客さんはショーチューのボトルを入れていたようですが、空になったようでそれをもう1本注文されているところだったようです。
しかしそのキープボトルがなんと1升瓶でした。
これはまた豪快です。

 氷とお水が出てきて、その方は手酌でショーチューの水割りを作っていました。
しかし1升瓶ではグラスにつぐのが大仕事ですね。
しばらくたってお通しが出てきました。



 こちらは黒はんぺんを煮たものでした。
割と長持ちするつまみですね。
壁にはメニューが書いてありますが、お値段の記入はなくどれにしようかと悩みます。

 先客の方は常連さんらしく、おかみさんとの会話が絶えません。
この時間は暇なようで、おかみさんもお隣のカウンターに座って煙草をふかしています。
「おタバコは吸われますか?」
「いえ、吸いません」

 気を使って少し離れてくださいました。
暑くはなりましたがまだ冷房を入れるほどではないので、入口を半開きにして対応しています。
ちょうど客先から見て正面にテレビが置いてあるので、これを見ながら世間話に余念がありません。
テレビに出てきた事件の加害者が、「朝青龍」さんに似ているというので、思わず笑ってしまいました。



 さて、なにも注文しないというのも不粋ですから悩んだ末に、「おしんこ」を選びました。
出てきたものは蕪のおしんこでした。
わきにお醤油を置いてくれたのは酒飲みの心がわかっている証拠です。

 先客のおねえさんは「サバみりん干し」を注文されていましたが、これがかなりの大物で驚きました。
メニューはあまり多くないので、初めての方は悩むでしょうね。
バックヤードには1升瓶のキープボトルがずらりと並んでいて、これがお店の定番のようでした。



 私はもう1本、瓶ビールのお代わりです。
日本酒もと悩みましたが、無難なところで済ませました。
しかしのんびりとした居酒屋さんで、居心地は悪くないです。

 2本目のビールも相手小1時間の滞在でお会計です。
「ちょうど2千円です」
このアバウトな感じもまた良いです。
逆算すると、ピンビールが1本700円、お通しとおしんこがともに300円というような感じでしょうか。

 まあ悪くはないお値段でした。
何時までやっているのかとお尋ねしたところ、11時までだと答えてくださいました。
それならお仕事帰りにも寄れそうです。
ごちそうさまでした。



 さて、すぐそばにもう1軒気になったお店がありましたが、寄ってみるとどうもお休みのようでした。
こちらもまた探検してみたいですね。


 


コメント
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