静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

かのや商店@関内

2015年07月27日 07時27分21秒 | 居酒屋
かのや商店@関内

 新横浜から横浜線で横浜方面に戻ります。
桜木町で乗り換えてすぐ次の駅が関内です。
今日の1軒目はこちらのお店になります。



 関内の駅を出てしばらく歩くと、静かな通り沿いにお店を見つけました。
こちらが「かのや商店」さんです。
一見居酒屋風には見えませんが、お店の前には立ち飲み用のテーブルも見えます。
さっそく中に入ってみましょう。

 「いらっしゃい」
出迎えてくれたのは元気な中年の御主人です。
お店には先客はおらず、静かですね。
テレビの前の一等席に向かいました。



 「瓶ビール下さい」
「アサヒサッポロキリンとありますが」
「キリンでお願いします」
注文を受けて、御主人が奥からビールを出してくれました。



 さあ、まずは本日二回目の乾杯です。
すぐ脇の冷蔵ケースにおつまみが置いてあるので、そこに向かって品定めをします。
私は枝豆(300円)を選びました。
御主人が殻入れ用の小鉢を出してくれます。



 相方は、イカの塩辛(250円)を選びました。
これも定番のつまみですね。
ふと気がついて、お聞きします。
「お会計はあとでも良いんですか?」

 「ええ、良いですよ」
これで安心しました。
初めてのお店は要領が分からないのでやはり確認するにこしたことはありません。
後から入ってきた常連さんを見ていると、全てキャッシュオンでのお会計でした。



 「これサービス」
御主人がお煎餅を一枚ずつ分けてくれました。
こういう何気ないサービスが嬉しいものです。
なお、テーブルの下にはくず入れがあって、そこにゴミを入れます。



 すぐにビールは空いて二本目です。
それほど冷えすぎていないビールで飲みやすいですが、夏はもっとギンギンに冷やしてもかまいません。
テレビでは競艇の中継をやっています。

 「チャンネル替えるよ」
画面は高校野球に切り替わりました。
ちょうど地元の、横浜高校が試合をしている中継になりました。

 ただいまの時間は午後1時過ぎですが、お客さんは私たちと常連さんの年輩男性がお一人です。
広いお店ですから混み合ってくると賑やかでしょうね。
声の大きな御主人が元気に動き回っているのが印象的でした。
こちらのお店はなんと朝の8時からやっているということですが、大したものです。

 30分ほどでお会計をすると1350円でした。
今どき瓶ビールが大瓶で400円というのは嬉しいですね。
喉の渇きも収まって、すっかり落ち着きました。
関内の駅に戻って、東京方面に向かいます。

 ごちそうさまでした。
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支那そばや@新横浜ラーメン博物館

2015年07月25日 07時28分01秒 | ラーメン(静岡県以外)
支那そばや@新横浜ラーメン博物館

 さて、今シーズン最初の東京飲んだくれツアーです。
静岡駅を予定よりも1本早い電車で出発しました。
ところが電車のダイヤが少し変わったようでして、いつもよりも乗り換えが一つ多くなってしまいました。
しかし、この上野東京ラインの電車は車両が多すぎです。

 いつもであれば一番後ろの車両で行くのですが、長すぎて途中で断念しました。
中間の車両にもボックス席があったので、こちらに座ります。
列車は熱海駅を出て、恒例の車内乾杯です。
午前9時半の缶ビールいや発泡酒は極上の美味さでした。



 「湘南新宿ライン」の電車で遅れがあって、そのあおりで東海道線も少し電車が遅れましたが、まあ無事に横浜駅に着きました。
そこから横浜線で行く先は「新横浜」です。
駅を出て数分、たどり着きましたのは、「新横浜ラーメン博物館」です。



 私はこちらに行くのは二回目ですが、間がずいぶん空いていますから初めてのようなものです。
したがって場所を見つけるのにも少し時間が掛かりました。
階段を下っていき、目指すお店を見つけます。
今回は「支那そばや」さんに決めました。



 まずはお店の前にある券売機で食券を購入します。
以前はなかった、ハーフサイズにも食指が動きましたが、普通の醤油ラーメンを選びます。
こちらが税込み930円はなかなかのお値段ですね。

 お店の前には店員さんがいて案内してくれますし、全般的にサービスは良いです。
なお、トッピングのサービス券があったのでそれで「名古屋コーチン味玉子」を付けていただきました。
早い時間なのでお客さんは少なく、ゆったりとしています。



 しばらくしてラーメンが出てきました。
これはまた王道のラーメンですね。
美味しいラーメンはフォルムもまた美しいものです。



 具には、大きめのチャーシューが二枚に長めのメンマにノリです。
卓上のペッパーミルで、コショーを掛けていただきます。
予想どおりでこのラーメンはコショーが良く合います。

 麺は細麺のストレートで、小麦の香りが感じられる上品なものです。
歯応えも良いし、さすがは支那そばやと思わせる麺でした。
さらにスープもまた素晴らしいものでした。
透き通った醤油味のスープで、こくのある美味しいものです。



 半熟の煮玉子も美味しいですね。
やはりこちらのお店に決めて良かったです。
ところがお隣のお客さんは、新商品のつけ麺を半分ほど残していました。
せっかく来たのにもったいないなあ。

 反対側の席では家族連れらしい女性3人グループが、食べ終わってからものんびりとお話し中です。
まだ空いていますから全く問題はないですが、ラーメンに対する認識も変わってきているようです。
それを横目に見ながら、私たちはお店を後にしました。

 平日なのでそれほど混んではいなく、博物館内をゆっくりと廻ってきます。
お客さんは中国の方が多いようですが、中国人にもラーメンは人気なんでしょうか。
展示の内容からすると、やはり入場料金は高いような気がします。
今一歩、割引券あたりのサービスが欲しいと感じました。

 博物館を出て暑い盛りの街通りを歩きます。
さて、これから飲み歩きです。





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吉野家@吉呑み4

2015年07月24日 07時16分42秒 | 居酒屋
吉野家@吉呑み4

 今日は浜松からの帰りです。
たまにはラーメンでもいただこうと、浜松では遠回りをしてラーメン屋さんに向かいました。
ところがそのお店がまさかの臨時休業です。
まあ仕方がないかと、同系統の少し離れたお店に向かいます。

 ところが行ってびっくりです。
お店は男子高校生でほぼ満員でした。
こちらではかなり安い価格で「学割ラーメン」を出しているんでした。
賑やかな学生軍団に囲まれてはどうも気分が乗りません。

 そこで珍しく、夕食抜きでお仕事に向かいました。
そんなわけでお腹が空いています。
どこで飲むの?
吉野家でしょう。



 今夜もお店は空いていて、カウンターの端席に座りました。
あれ、店員さんは南米系の若い女性です。
日本語はちゃんと話せるようですが、吉野家さんもグローバル化しましたね。
「ホッピー(400円)と、煮玉子(100円)下さい」



 「シロデスカ?クロデスカ?」
「白でお願いします」
通らなかったら流ちょうな英語で会話してみようと思いましたが、その出番はなさそうです。
奥にいる店長さんに確認しながらセットが出てきました。



 ここでは初めて食べるんですが、「牛丼の汁で煮込んだ玉子」が食べたかったわけです。
うん、普通のゆで卵のようなものです。
割ってみましょうか。



 味が染み込んでいるといえばそれほどでもなく、浅めに漬かった感じです。
ただ、汁はなかなか美味しかったです。
これを玉子に絡めていただくと、なかなか美味しいつまみになりました。
軽めのつまみとしては良いですね。



 今日はお腹が空いていますから、つまみもかねての注文です。
こちらは「コモサラ(430円)」です。
小盛りの牛丼にサラダの組み合わせで、サラダはポテトサラダを選びました。
あ、ドレッシングを聞かれませんでしたね。

 まあ聞かれてもゴマにしますから文句はありません。
このセットはごはんが少ないので手頃で良いです。
ホッピーが空いたので、「ナカ(200円)」の注文です。



 その時例の女性店員さんが店長さんに氷を入れるのかと聞いていました。
その時に気が付けが良かったんですが、出てきたナカはこれでした。
あれ、これは少なくないか?



 確か前回は氷抜きでもこれより高さがあったように記憶しています。
これは失敗でした。
グラスに追加したらこんなものでしたが、やはり寂しいです。
とはいえ外を入れて薄めのホッピーをいただきます。

 今回もお客さんはほとんど男性の一人客で、お食事だけという方ばかりでした。
その中で一人黙々とアルコールを片づけていく私です。
新聞ではマクドナルドと吉野家の業績低下が書いてありましたが、一度離れたお客さんを呼び戻すのは時間が掛かりそうですね。

 そういえば少し前に行った静岡のマクドナルドさんでも、店員さんが南米系の若い男性でした。
人手不足で苦労されている様子も分かります。
牛丼をおかずにして、ホッピーも飲み干してお会計です。
1130円なり。

 ごちそうさまでした。
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にのみや@池田

2015年07月23日 07時24分03秒 | ラーメン(静岡市内)
にのみや@池田



 今日のランチは豚骨ラーメンです。
今年新しく池田にできた、「にのみや」さんにやってきました。
広い通り沿いのお店で、駐車場も広く取ってあります。
早い時間帯ですが車も何台か停まっていて賑わっている感じでした。



 ではお店に入ってみましょう。
入り口でさっそくつまづきました。
自動ドアではないので、押してみても開きません。
こういう店舗にしては珍しい引き戸でした。

 お店は広く、すでに座敷席は半分ほど埋まっています。
カウンター席は二人ほどで、私は左端の席に座ります。
お冷やが出て、メニューをぱらぱらとめくります。







 意外とメニューは豊富でラーメンの種類が4種類ありました。
「豪麺」、「豚骨ラーメン」、「鶏骨極み鶏」、「鶏骨和節醤油」と書いてあります。
悩みましたが、とりあえず初めてのお店ですからお店一押しの「とんこつ醤油ラーメン(734円)」を選びました。
サービス券で味玉を付けます。

 私が入ってきてからも順調にお客さんが来店されていて、テーブル席はほぼ埋まってきました。
今日は祝日なので家族連れが多いように感じました。
店員さんも多めで、接客は問題ありません。



 それほど時間も掛からずにラーメンが出てきました。
お箸とレンゲは卓上に置いてあります。
これは美味しそうですね。



 具には厚切りのチャーシューが1枚にほうれん草とノリが3枚にウズラの卵です。
ここにおまけの味付け玉子が入っています。
麺は太麺のストレートでいい腰がありました。
スープは横浜家系の豚骨醤油で、味はけっこうしょっぱめです。

 とりあえずコショーを少し掛けて加減を見ます。
コッテリとはしていますがそれほど脂っこい感じはありませんでした。
このスープはなかなか良いですね。

 麺を食べ、合間に海苔で口直し、そして味玉を囓る。
具も十分あるので飽きが来ません。
その中でも海苔がお気に入りです。
何か白いごはんが食べたくなりました。

 スープもしっかりとしていて、味わい深いですね。
家系らしいズシンと来る味でした。
ボリュームもあって、これ1杯で満腹になりました。

 お値段は税抜きで680円です。
初めは税込みでこの値段だと勘違いしていたのでお会計の時に慌てました。
やはり税込み価格も併記しておいた方がいいと思います。

 5分ほどでしっかり食べ終わってお会計です。
入り口付近ではお子さん連れのファミリー客が、席の空くのを待っています。
新しいお店ですが人気があるようですね。

 今日は猛暑日でしたから、行き帰りの自転車ですっかり日焼けしてしまいました。
暑くなると遠出は辛いものがありますね。
ごちそうさまでした。
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ナカミヤ@鶏のレバ刺し

2015年07月22日 07時09分02秒 | 居酒屋
ナカミヤ@鶏のレバ刺し

 今日は祝日前の日曜日、たこ八さんの確認のあとは街中をぶらぶらします。
せっかく出てきましたから、どこかで軽くひっかけていきましょうか。
すると、通りの向こう側に見慣れた提灯が見つかりました。
あれ、ひょっとしたら。



 いつもは日曜定休のナカミヤさんが、珍しく営業されています。
それでは中に入ってみようか。
「こんばんは」
やはり一番乗りで、カウンターの左端に座ります。



 「ホッピー下さい」
今日は黙っていてもちゃんと白が出てきました。
やはり頻繁に顔を出さないとダメですね。

 「今日は珍しいねえ」
「いや、祝日の前の日曜日はいつもやってますよ」
私が知らないだけでした。



 「お通しです」
いつもはフランスパンに乗せたレバーペーストでしたが、変更になったようです。
そうか、レバ刺しが禁止で仕入れないから作らないんだ。
(これはその日だけだったようです)


 御主人にお聞きするとやっぱりそうでした。
仕入れの都合で余ったものを再利用しているそうです。
今日は砂肝の煮込みで、良い歯応えでした。



 さて、今日のお目当てです。
壁に大きく張り出されているのは、「鶏のレバ刺しはじめました」
ついにこれがスタートしたようです。
初めてですから、「鶏刺し盛り合わせ税抜き900円」を注文しました。



 しばらくして出てきました。
これはかなりのボリュームですね。
内容はといいますと、鶏のレバーに、ハツ、砂肝の生を盛りつけたものです。
鶏のレバーは意外に大きいです。



 これを付けるタレですが、御主人は例のゴマ油に塩と生姜醤油を予定しているそうです。
私はわがままを言って、「ニンニク醤油」をいただきました。
「そういえば九州の甘い醤油もこれに合いそうだなあ。
「出しますよ」



 驚いたことにその醤油が出てきました。
それではこれも使ってみましょうか。
なるほどこれも面白いです。

 レバーは豚ほどのクセがなく、すんなりと食べられます。
柔らかめで、とろけるような舌触りでした。
意外だったのはハツで、これはなかなか良いですね。
砂肝は他に比べると印象が低いです。



 ホッピーのナカをお代わりします。
今日は他にお客さんがいないので、御主人との会話も弾みますね。
しかしこんなに暇で少し心配になりました。

 鶏のレバ刺しは豚に比べると上品で、私には少し物足りませんが、美味しかったです。
量はもう少し少な目でも良いかと思いますが、これからだんだんに煮詰めていくんでしょう。
久しぶりにのんびりと飲んでしまい、小1時間でお会計です。
1890円也。

 ごちそうさまでした。
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