静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

寿司鐡おおしお@ここで締め

2016年05月26日 07時21分09秒 | 居酒屋
寿司鐡おおしお@ここで締め

 「あさひ」さんを出て向かった先はこれもすぐ近くにあるお寿司屋さんで、「寿司鐡おおしお」さんです。
最後に寿司でもつまんでいこうという、ささやかな贅沢ですね。

 お店に着きましたが、予想通りでお客さんはおらずのんびりしています。
いや、よく見ると少し前にお帰りになったようでした。
先代のご主人にご挨拶をして、まずは日本酒を二合ぬる燗でお願いしました。



 先にお通しが出てきます。
さすがはお寿司屋さんのお通しで、しっかりしたカツオのお刺身でした。
まあ「あさひ」さんとカツオがかぶりましたが、旬ですからこれは仕方がないですね。
こちらはショウガとアサツキでいただきます。



 すぐにぬる燗が出てきました。
どうしても最後はお酒ですね。
暑いからと言って冷酒では能がありませんから、やはりここはぬる燗にとどめを刺します。
最後に日本酒がじんわりと効いていきます。



 さて、お目当ての握りですが、私は鯵です。
今日は小ぶりだったようですが、この見た目もよろしいですね。
今夜は宴会もないらしく、お店ものんびりとしていました。



 こちらは相方の「このしろ」です。
こちらのほうが身が大きいのも面白いです。



 もう一つは穴子をいただきました。
柔らかな身がふわふわで、これは一味違いますね。
しかし中途半端に食べるのなら、一人前で注文すればよかったような気がします。
まことにお寿司屋さんの注文は難しいですね。

 あれこれと雑談をして、それでも30分ほどで完全に締めです。
近場にも名店あり。
たまには地元に貢献しなくてはいけませんから、また行くことにします。
本日の飲み歩きはこれで無事終了です。

 ごちそうさまでした。



 

 
 
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あさひ@ニンニクで

2016年05月25日 07時06分12秒 | 居酒屋
あさひ@ニンニクで

 中村屋さんを出て、お浅間さんの方向に歩きます。
本日の二軒目は西草深町の、「あさひ」さんです。
問題は席が空いているかですが、まずはお店に入りましょう。



 「こんばんは」
二人ですがというと、カウンターがちょうど空いたようで
「片づけるまでしばらくお待ちください」
良かった、何とか席ができました。

 さすがは「あさひ」さんでして、この時間帯ではテーブル席はほとんど埋まっていて、一つだけ残った席も「予約席」と札が置いてありました。
しばらく待って席に座れました。
まずはキリンの瓶ビールです。
相棒はチューハイで、このショーチューもいい盛りでした。



 まずは注文を紙に書いて渡します。
しかし今夜はかなりの込み合いようですから、まだまだ品物が出てくるには時間がかかりそうです。
そこで目の前のおでん鍋がいい味方になります。



 こちらのお店に来たら必ず注文する、「味噌おでん」です。
これがまたうまいんだな。
歯ごたえ抜群のこんにゃくもいいし、味噌の甘さがまた最高です。
この味噌おでんだけ別の鍋になっているというのも、それだけ人気のある証拠です。



 私たちが入った後からもお客さんが入ってきますが、もちろん満員ですからそのまま帰られてしまいます。
厨房も大忙しで、注文が通るにはまだ時間がかかりそうです。
したがってビールのほうが先になくなってしまい、2本目の注文です。
受けた注文の順番にまとめて作るんで時間がかかるわけですね。



 したがって、出来上がってくるとそれが一気にまとめて出てきました。
まずは焼きトンの、「ニンニクだれ」です。
これはあさひさんの大名物で、皆さんに大好評の一品ですが、見ての通りで生のニンニクがたっぷりと掛けられています。
 したがってこれを食べた翌朝の臭さは半端ないですよ。



 続いては、「野菜サラダ」です。
これは巨大な盛り付けですね。
ほとんどはキャベツの千切りですが、これを食べると体に良さそうな気がします。
ドレッシングを上からかけていただきました。



 さらには、「手羽先」です。
静岡市特有の蒸して油を落とした塩味で、あっさりした手羽先です。
柔らかく、骨からの肉離れが良いです。から食べやすい手羽先です。
しかしいっぺんに出てきましたから、今度は食べる専門になりました。



 そして、「かつお刺身」です。
あさひさんではお刺身系統は一品か二品で限定されています。
こちらの薬味はスライスしたニンニクが定番ですし、あさひさんはニンニクが特有ですね。

 そんなわけで小1時間の滞在でしたが、最後まで客足は絶えず繁盛されていることがよくわかりました。
実はこれよりも前に何回か足を運んでいましたが、毎回満席で入れなかったわけです。
近くのお店なのでいつでも入れればボトルをいれるんですが、なかなかうまくはいきません。

 「あさひ」さんは安くてボリュームがあるので大人気も当然の老舗居酒屋さんです。
今夜もごちそうさまでした。

 お会計をしてそのまま帰るつもりでしたが、相棒がもう1軒寄りたいということです。
さてどうしましょうか。



 
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中村屋@井宮町

2016年05月24日 07時19分09秒 | 居酒屋
中村屋@井宮町



 今日は久しぶりに井宮町の中村屋さんにやってきました。
もちろん中村屋さんといえば、「親子丼」ですが、本日はそれをいただかないというのが目的です。
「名物親子丼」のお店で、それをいただかないというんですからへそ曲がりにもほどがありますね。



 日曜日の午後5時少し前です。
お店に着きましたが、予想通りに空いていて、お客さんの影はありませんでした。
それではとテーブル席に座って、まずは瓶ビールの注文です。
出てきた瓶ビールはキリンの中瓶で、冷え冷えのグラスもついてきました。



 突き出しは鳥皮の煮つけたもので、結構な歯応えがあります。
これはいわゆるブロイラーとは違うしっかりした鶏肉ですね。
濃い目のしょうゆ味で、お酒が進む味でした。
これをつまみに瓶ビールをいただきますが、今日は暑かったせいもあってどんどんとお酒が進みます。



 そんなわけで、おつまみが出てくる前にビールが1本空いてしまいました。
アッという間のお代わりです。
そのときお店の横にある駐車場に車が止まったと思ったら、そこから年配のおねえさんがお店に入ってきました。
こちらはお持ち帰り親子丼の注文でした。



 出来上がるまで車の中で待っているということでしたが、これはもったいない。
こちらのお店では予約ができるのそうなので、あらかじめ電話を掛けておくことをお勧めします。
この方は途中で気が変わったようで、焼き鳥も追加で注文されていました。



 さて、おつまみが出来上がってきました。
こちらは、「ねぎ間」です。
2本で500円と良いお値段ですが、それだけの価値はあります。
鶏肉は柔らかく、それでいてしっかりとした弾力があります。

 さらには間に挟まった葱も太くて食べ応えあり、これは良いですね。
たれの味は意外にシンプルで、それほど凝っていないところは鳥の味を壊さないようにとの配慮からでしょうか。
まさに正統派の焼き鳥でした。



 おつまみのもう一皿は、「鳥から揚げ」です。
白い衣でカラッと揚げられたから揚げには味が付いていません。
それをレモンと塩でいただくという、こちらも素材の味を生かしたシンプルなものでした。
鶏肉は皮を取ってあって、実に柔らかいです。



 ということはまたもやビールが空いて、三本目に入りました。
本来ならばこれで締めの親子丼をいただくところですが、今日はまだほかによる予定ですから締めにはいきません。
この「中村屋の親子丼」はお店独特のもので、実に美味しいものですから、知る人ぞ知る静岡の名品です。
ですから私たちのようなお客さんは珍しいでしょうね。

 お持ち帰りの親子丼はようやく出来上がったようで、お客さんはお帰りになりました。
お店の難点は一品ずつ注文を受けてから作りますから、出来上がるには時間がかかります。
ですから気の短い方には不向きでしょうか。
お酒をのんびりと飲みながら待つというのが正解でしょう。

 三本目のビールが空いて、そろそろお会計です。
次回はお土産で作ってもらい、帰ってから締めというのも良さそうです。
というわけで親子丼抜きの中村屋さんを初めて経験しました。
お店を出て二件目に向かいました。

 ごちそうさまでした。


 


 
 
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たこ八@動と静

2016年05月23日 07時23分54秒 | たこ八
たこ八@動と静

 さて、「ナカミヤ」さんではご主人とのお話も弾んで結構長居をしてしまいました。
さすがにもう「たこ八」さんは空いているでしょうから、3軒めに向かいます。
実は最近の「たこ八」さんは満席で入れないということがよくあって、5月に至っては二回に一回がそうでした。
ある時はお仕事終わりの午後9時過ぎでも満席でしたから参りましたね。

 たこ八さんの前に着いて中を見ますが、予定通りで今度は入れそうです。
お客さんは奥に三人連れのサラリーマン風のグループ、真ん中に常連のMちゃん、右手の男性はちょうどお会計の途中でした。
私は真ん中のあたりに座ります。
オカアサンがすかさずビールを出してくれました。

 座ってそうそうですが、お帰りになる年配の男性がしきりに奥さんの愚痴をこぼしているので、それをお慰めします。
猫と犬の違いでして、これはもう悟るしかないですね。
意外にお話が通って、気分よくお帰りになりましたから、大丈夫でしょうね。



 今夜のおつまみは、「イカ焼き」にお母さん特製のお魚塩焼きでした。
結構塩辛いので、これは最後まで良い相棒になりました。
奥のお客さんもすぐにお帰りになって、お店はMちゃんと二人だけです。
客足はピタッと止まってしまったようですね。

 そして20分後にはMちゃんも出来上がって帰宅です。
なんとお店はオカアサンと私だけになってしまいました。
1時間ほど前と比べると大きな違いです。
さすがに水商売とはよく言ったもので、お客さんの波は予想ができません。

 私はのんびりと飲みますが、二人だけなので世間話も弾みます。
遅い時間にはよくあることですが、まだ8時過ぎですから珍しいです。
私もナカミヤさんのホッピーが利いてきたようで、後半はしっかり酔いました。

 そこに新しくお客さんが入ってきたのを機会にお店を後にしました。
今日は新規の開拓もしたし、実り多い一日でした。
ごちそうさまでした。



 おまけは1月前のものですがタケノコの天ぷらです。



 
 
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ナカミヤ@レバ刺し復活

2016年05月21日 07時04分07秒 | 居酒屋
ナカミヤ@ゆでレバー

さて、「ひびの」さんを出るには出ましたが、まだ時間は早いです。
「たこ八」さんが落ち着くまで、もう1軒回ってみることにしました。
向かった先はすぐ近くの、「ナカミヤ」さんです。
こちらなら早い時間は大丈夫でしょう。



 お店について中をうかがいますと、先客は男性の二人連れだけでしたから一安心です。
カウンターはすべて空いていて、定番の左端席に座りました。
まずはホッピーの注文です。
おもむろに目の前にメニューを見ますが、「鳥レバ刺し」に線が引かれていました。



 「あれ、鳥のレバ刺しは止めちゃったんだ」
「はい」
「それじゃあ、ハチノスの煮込みで」
「いや、茹でレバがありますよ」



 一瞬わけが分かりませんでしたが、ご主人の説明を聞いて納得しました。
「豚レバ刺し」の代替品として始めた、「鳥のレバ刺し」ですが、どうも評判がよくなかったようです。
研究熱心なご主人ですから、「低温処理」の方法をあれこれと考えたのだそうです。

 そしてメディアなどで気になるお店を見つけると、東京に出かけて行って実際に見て回ったということです。
その中で、実際にレバーを出しているお店のものを見て、これならいけると決断したそうです。
それがメニューに新しく書いてある、「ゆでレバ(420円)」でした。
なるほどきっちりと「冷製、低温調理済」と書かれてあります。

 「だって、茹でたもんだろう、ほんとに大丈夫?」
「まあ騙されたと思って、一つ食べてみてくださいよ」
私も鬼じゃないですから、そこまで言われれば断る道理がありません。
まったくお主も悪よのう。



 定番の突き出し、「レバーペースト」をかじりながらホッピーを飲みます。
果たしてどんなものが出てくるのか、まったく期待しないで待っていました。
ご主人は気合を入れてレバーを刻んでいます。



 「おまちどうさまです」
出てきたのがこれでした。
これは以前のレバ刺しとは全く違いますね。

どんなものかと説明しますと、低温調理した豚のレバーを切って並べ、そこに葱とゴマ油をかけたものです。
薄い塩味がついていますが、私はいつものようにニンニク醤油を出していただきました。
お箸でつまんだ感じは柔らかでしたが、この時点では全く期待していませんでした。
ところが

 (う、うまい)
なんと、意外にも生のレバ刺しと変わらない食感でした。
しかもゆでてあるせいで生臭みが全く消えています。
「これはイイね!」



 思わずご主人に叫んでしまいましたが、よくも開発されたものです。
生レバーの感触を全く損なわずに、きちんと熱処理されていました。
さすがに色は白くなっていますが、これなら十分「レバ刺し」として通用しますね。
規制を乗り越えて、「豚レバ刺し」が「ゆでレバ」に大変身しました。



 ゆでレバのおいしさにホッピーも進んで、ナカのお代わりです。
ご主人のお話では5月の連休明けからこのゆでレバに変更したということです。
結果は上々で、これはお客さんもまた増えそうです。
しかしいいもんを開発してくれました。



 するとおまけにこんなものまで出てきました。
こちらは、「豚タン」の冷製処理です。
タンパク質が熱で変性しない限界の温度を使って茹でているんですね。
こちらのほうはかなり食感が生っぽいです。

 このタンも美味しかったですが、レバーにはかないませんね。
これは当分通うことになるかな。
「レバ刺し」がお好きだった皆さん、ぜひ一度お試しあれ。
味は私が保証します。

 復活した、「新レバ刺し」に大感激でお店を後にしました。
これは嬉しいね。
ごちそうさまでした。



 
 
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