静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

ガスト@これはどうにも

2021年10月26日 07時19分03秒 | 居酒屋
ガスト@これはどうにも


 非常事態宣言の解除から20日経ちました。
恐ろしいぐらいにコロナの感染者が減り、何か不思議な気分です。
なにとぞこのまま年末まで抑えてもらいたいものですが、どうなるんでしょうか。
今日は平日の昼飲みにやってきました。



 場所はご近所のガストさんです。
午後2時すぎのお店はほどほどにお客さんがいます。
しかしレジ前の通路が数人のおばあさんグループで塞がれていて、往生しました。
お会計をしているんですが、なぜか群がるのが好きなんでしょう。


 無理に押しのけるわけにもいかず、けっこう待たされましたが、まあ何とか潜り抜けました。
席に座って、すぐに注文です。
最初に「ハッピーアワー」の生ビールです。
そしておつまみに悩みます。


 タブレットでクーポンを探していると、そこで素晴らしいものが見つかりました。
なんと、「から好し」さんの唐揚げが1個だけ無料でいただけるということです。
これは素晴らしいサービスだな。
だったらつまみは軽めがいいから、前回と同じおつまみセットにしようか。


 これを注文して、しばらく待ちます。
しかし今日はビールの出て来るのが遅いな。
8分ほどたって、そのおつまみが出てきました。
これはビールが先だろう。


 「あ、生ビールはまだなの?」
「失礼しました、すぐお持ちします」
注意が効いたのかすぐに生ビールも出てきました。
まずはこれでのどを潤します。


 その間にぼんやりと前の席のお客さんを見ていると、それが不思議な行動でした。
イヤフォンをして、頷いたり、涙を拭いたりしています。
30代ぐらいの女性の一人客で、声は出しません。
何だろうかと前をよく見たら、ネットで何やら見ていました。


 ズームなのか、ユーチューブなのか、まったくわかりませんが、最近はファミレスの使い方も変わりましたね。
そこにドスンと音を立てて、無料の唐揚げが出てきました。
大きめの唐揚げですが、只とは太っ腹のサービスです。
揚げたての唐揚げは皮がパリパリで美味しいですね。


 1杯目の生ビールはすぐに空いて、二杯目の追加です。
コロナが収まったので安心しているのか、ノーマスクで会話に夢中なお二人もいました。
年配のご夫婦と見ましたが、やはり警戒感が薄れてきています。
まあワクチンも打っているようなので、大丈夫でしょう。


 しかし二杯目の生ビールがまったく出てきません。
それにしてもこれは遅すぎますね。
お店が忙しい時ならわかりますが、お客さんも少ないし、お客さんの注文も全く出ていません。
私はこの手のお店で催促することはめったにないんですが、それでも遅すぎます。


 注文から20分が過ぎて、ようやく堪忍袋の緒が切れました。
トイレに立ったついでに通りかかった店員さんに、ビールが遅いことを告げました。
するとそれがあっという間に出てきます。
これはいったいどうなっているんだろうかね。


 後から考えてみると1杯目も遅かったので何か障害があるのかもしれません。
まさかビールだけ別系統になっているのかな。
念のために注文の控えを見ても、やはり注文した時間は間違いなく23分前でした。
ビールが遅れたおかげで、つまみがほぼなくなりました。


 そこでもう1品の追加になりました。
これも毎度おなじみのポテトフライです。
揚げたてのポテトはやはりいいもんですね。
これはしっかりとお土産にキープできました。


 お客さんも徐々に少なくなってきて、店内には数人だけです。
ガストさんも営業時間を延長されたようですが、客足はまだまだ伸びないようです。
待たされたせいか2杯目のビールが早く空いて、三杯目に進みます。
これも生にしたいところですが、また待つのは嫌ですから、ハイボールに変更しました。


 それがあっという間に出てきます。
あれ、なんだか量が少ないような気がしますが、氷が少ないせいでしょう。
ガストさんではやはり生ビールが一番お得なようです。
でもなぜ生ビールだけが遅かったんだろうな。


 無事ハイボールを飲み終わって、これでお会計をしました。
今回もプレミアムカードが使えて一安心です。
次回は大丈夫かな。
ごちそうさまです。


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やっぱりステーキ@鷹匠

2021年10月25日 07時09分57秒 | グルメ
やっぱりステーキ


 今日のランチは海鮮丼。
そう決めて、新規開店のお店にやってきました。
場所は国道沿いで駅のすぐ前あたりにあり、以前は「庄や」さんがあった場所です。
同じグループのお店で、形態が変わったようです。



 しかも開店したのが10月15日だと言いますから、出来立てほやほやですね。
11時開店だと思っていたので、その直後にお店に着きました。
ところがお店がなかなか開かないんですね。
5分ほども待っていましたが、待ちきれなくて前まで行ってみます。




 するとお店の方が出てきて。
「すいません11時半の開店です」
これは私の勘違いでした。
しかし30分も寒い中で待つつもりはないし、どうしようかな。

 そこでプランを変更して鷹匠方面に戻りました。
たまにはステーキでも食べてみようか。
海鮮丼が急きょステーキに変更されました。
すぐに着いたお店は鷹匠の「やっぱりステーキ」です。


 1階のシャッターは閉まっていますがお店は二階ですから大丈夫でしょう。
明かりも点いていますから階段を上がっていきます。
静岡ではステーキの専門店は珍しいんですが、「いきなりステーキ」さんが撤退したのでこのお店も貴重になりました。
お店に着いてまずはアルコール消毒です。


 入口右手に券売機があります。
今日は久しぶりに「GOTOキャンペーン」のお食事券を使うことにします。
店員さんにどうすればいいのかを聞くと、お食事券を千円札に替えてくれました。
向こうも面倒くさいんでしょうね。


 その千円で、「お箸deステーキ」のボタンを押しました。
食券を店員さんに渡して、すぐにカウンター席に座ります。
先客は中年の男性がおひとりでした。
まずはセルフサービスのスープにライス、そしてマカロニサラダを取ってきます。


 サラダのキャベツにはドレッシングを掛けてスタンバイです。
ご飯は五穀米も選べますが、苦手なので白米にしておきます。
ご飯の盛りはもちろんほんの小盛です。
まずはスープを一口。

 お、これはいいな。
前回は気が付きませんでしたが、このスープは美味しいですね。
話題ではありますが、実際は効果がないベジタブルファーストで、キャベツをいただきます。
まあ、イワシのアタマも信心です。


 しばらく待ってステーキが出てきました。
「脂が跳ねますのでご注意ください」
ジュウジュウいっているステーキ皿には紙がかぶせてありました。
音が収まるのももどかしく、その紙を外します。


 このステーキは、いろいろな部位の半端肉を集めたものだそうです。
したがって細切れになっていますが、その分食べやすいです。
これが180グラムで千円ですから、リーズナブルですね。
食べてみるとなるほど一部食感の違うお肉がありました。



 三連小皿に薬味とソースを準備します。
まずはワサビですが、これはあまり辛さがなく、すぐにニンニクに替えました。
そしてポン酢に、オニオンソースです。
肉には軽めの味しか付いていないので、おかずにするにはソースが必要ですね。


 食べ進んでいくと、このステーキはいいですね。
いちいちナイフで切るのは面倒ですし、これですとお箸だけでどんどん食べられます。
ナイフで切る手間がないだけ早く食べられるということもあります。
見栄えは悪いですが、私はこれが気に入りました。


 お肉もそれほど固くはなく、すべて美味しくいただけました。
ボリュームも、小ライスでちょうどいい分量でした。
若い方や大食いの方はライスを大盛りにすればいいだけですから、広い世代にも使いやすいと思います。
ただ、アルコールはありませんから、私にはめったに使う機会はないです。


 まあ、これでアルコールを出すとお客さんの回転が悪くなりますから、お店にはよくないんでしょう。
美味しく食べ終わって、お店を後にしました。
たまにはステーキ、いややっぱりステーキ、いいもんですね。
ごちそうさまでした。
コメント (2)
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山里おつまみ弁当

2021年10月23日 07時09分04秒 | 日記
山里おつまみ弁当

 松本旅行の帰宅便です。
帰りも行きと同じコースで、甲府乗り換えの特急です。
まずはお店で、缶チューハイとお弁当を買い込み、列車が来るのを待ちます。
さすがに日の落ちるのも早くなっていて、あたりは薄暗いです。

 列車はホームに停車していましたが、準備に時間が掛かって、ドアが開いたのは発車の10分ほど前でした。
5時20分発の始発電車、「あずさ50号」に乗り込みます。
そして時間通りに電車が出発しました。
しかしここからが緊張の連続になりました。

 というのも、肝心の乗り換えが一勝負になります。
時間が3分ですから躓きは許されません。
行きと反対のコースなので場所は理解できますが、乗り遅れたら一大事です。
次の列車がないので、下手をしたら甲府泊まりになってしまいます。

 というわけで残念ながらお酒は飲めません。
もちろん居眠りも厳禁です。
甲府までの1時間10分ほどを緊張の面持ちで過ごしました。
しかし帰りの列車は思ったよりも混んでいましたね。



 そして列車は甲府に到着しました。
両手に荷物を持って、ドアが開くやいなや猛ダッシュです。
さすがに今回は走りました。
そのおかげでなんとか列車には間に合いました。



 席に着いて、ほっと一息です。
さあ、待ちに待った晩酌タイムです。
買ってきたのはこの「山里おつまみ弁当」でした。
美味しそうなおつまみがたくさん入っていますね。



 ふたを開けると9区画に仕切られたお弁当が出てきました。
これは美味しそうですね。
何しろ長く待たされましたから、期待感が膨らみ放題です。
まずは左上から、「山菜煮付け」に「里芋玉ねぎ豚バラのせ辛煮」です。



 右隣は、「玉子焼き」に「かまぼこ」と「ワカサギ」で、右にはワサビ漬けも付いています。



 下に行って、左が「コンニャクごぼう煮牛焼肉」です。
この牛肉とこんにゃくが一番良かったです。
大体味付は濃い目ですね。

 右にあるのは名物らしい「山賊焼き」でした。
鶏モモの唐揚げで、ニンニクの効いたパンチのある味付けです。
これは残しておいて最後にいただきました。



 さらに下に行って、左は「豚ヒレカツソースがけ」です。
サービスで上にインゲンが乗っています。
これはかなりしょっぱいですが、お酒のあてならまずまずかな。

 右に行って唯一のご飯です。
味付ご飯で、上には野沢菜が乗っていました。
見かたを替えればこれもつまみ代わりになります。
右の列に行きます。



 一番上は分かりにくいですが、揚げシュウマイです。
右にはお醤油の小瓶も付いています。
これをどこに使うのかは悩みますね。
シュウマイは下味が付いていてこのままで十分いけました。



 そして次は「あんかけ揚げ豆腐」です。
上にはモミジ麩が乗っています。
これが一番薄味でしたから、ここにおしょうゆでも良かったかな。

 そして最後の区画に入っているのは、かなりのローカルフードでした。
「山キノコと塩イカの甘酢」と書いてありました。
その下にはお漬物です。
これで税込み980円はまずまずのお値段です。



 もちろんメインは缶チューハイです。
これをプシューっとやって、ようやく一息つきました。
やはり列車旅の醍醐味は駅弁だなあ。
つまみが選び放題なので毎回目移りしてなかなかお箸が進みません。

 しかしやはり困った事態になりました。
酒が足りないんです。
車内販売がないので、追加したくてもまったく調達することはできません。
これは二本買っておけばよかったか。

 30分ほどでお酒がなくなり、駅弁も食べ終わって、後は静かにしていました。
列車は無事9時少し前に静岡駅に着きました。
あとは家で追加です。
ごちそうさまでした。
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松本城

2021年10月22日 07時12分52秒 | 日記
松本城



 せっかく松本市に来たので、やはり観光です。
松本と言えばやはり一番は、国宝松本城ですね。
少し前に「ブラタモリ」でもやっていたので、これは楽しみだと期待していました。
まずはお城の入り口にたどり着きました。





 松本城の案内図です。
松本市では市内にもいろいろと家紋が飾ってあります。
これは歴代の藩主だそうですが、詳しくは知りません。
日本のお城では唯一の国宝ですから価値は高いです。







 制限の解除が影響してなのか、お城のあたりには修学旅行だと思われる高校生のグループが多く見られました。
実はこの後でその影響を大きく受けることになります。
まずはお城をバックに記念撮影です。





 右手の白いカバーが掛かっている部分は工事中だということでした。
それを割り引いても美しいお城ですね。
さすがは国宝です。
石垣もきれいで、風格にあふれています。





 まずは大手門をくぐります。
こういう石垣も好みですね。
これは甲冑ですが、詳しくは分かりません。







 傍らには「宇宙ツツジ」なんていう物もありました。
ぐるっと回って天守閣に向かいます。
ところがここで大誤算です。
なんと修学旅行の団体さんが入っていて、ただ今40分待ちだそうです。









 とりあえず近くまで来ましたが、この行列ではやはりそれぐらいの時間はかかりますね。
しかし今日は帰りの列車が決まっています。
そしてそれに乗り遅れると、接続が悪いので帰れなくなる恐れもあるわけです。
仕方なくここで勇気ある撤退を決断しました。







 しかしそのおかげで市内を回る余裕ができました。
お城を一回りしてきます。
見れば見るほど美しいお城ですね。



 こんなものやあんなもの。
まず適当に写しておきます。





 そしてお城を後にして、近くの通りをめぐります。



 カエルさんが集合している場所を発見しました。
最近は何でもマスクがつきもののようです。







 前衛的でよくわかりませんが、カエルさんが三匹なのか。
ガマ侍だそうです。











 ぶらぶらと見て回って、そろそろ電車の時間になりました。
それでは松本駅に行きましょうか。
これで松本ともお別れです。
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兎々屋@松本

2021年10月21日 07時10分42秒 | グルメ
兎々屋@松本



 松本に着いて、ちょうど時間はお昼時です。
せっかくそば処信州に来たんですから、ここはお蕎麦でもいただきたいものですね。
とはいえ私はまったくのよそ者ですから地元のお店のことはよく知りません。
そこで美味しいお蕎麦が食べられると案内されたのがこちらのお店です。



 松本市里山辺にある、「兎々屋」さんです。
まずはお店の横にある駐車場に車を止めて、中に入りました。
先客はご夫婦一組に年配の男性がおひとりでした。
靴を脱いで、座敷席に座ります。



 のれんに「石臼挽き」と書いてある通りで、お店の片隅では電動の石臼がゆっくりと回っています。
これで挽いたおそばを食べさせるんでしょうね。
まずはメニューを見てあれこれ品定めです。
ここではメインはざるそばですね。





 「温かいお蕎麦」と書いてあるのは三種類だけで、しかも11月からの時期限定でした。
私はかけそばが大好きですが、残念ながら今回は食べることはできませんでした。
私はざるそば、相方は「鴨つけそば」を注文しました。
他のお客さんは天ぷらの付いたざるそばが多かったです。



 しばらくして、お膳が運ばれてきました。
薬味とそばつゆにそば猪口、そして前菜が付いています。
店員さんから説明がありましたが、自家製のお豆腐に酢の物が付いています。
これをつまみながらお蕎麦が出て来るのを待つことになります。





 こういうちょっとしたものが蕎麦気分を盛り上げてくれます。
薬味のワサビはもう少し欲しいところですが、このあたりが標準でしょうか。
またしばらく待って、ついにお蕎麦が出てきました。
これはきれいな盛り具合ですね。



 こんもりとしたざるに盛り上げられたお蕎麦は角が立ってなかなか美味しそうです。
上に湾曲しているざるは、上げ底ではなく水切りをよくするためのものです。
したがって大盛りに見えますが、量はほぼ標準です。
ではお蕎麦をいただきましょうか。



 こちらは鴨付けそばの出汁です。
鴨のつみれを入れた温かい出汁にお蕎麦を付けていただくという趣向ですね。
こちらには鴨以外に野菜の素揚げも付いています。



 ナスにカボチャ、レンコンにシシトウ、そして自家製豆富の揚げ出しでした。
これは意外にボリュームもありますね。
温かい汁で冷たいお蕎麦をいただくというのも乙なものです。
私はお蕎麦に集中です。

 やはり本場の信州だけあって、お蕎麦には良い腰があります。
噛み応えのあるお蕎麦で、のど越しも良いですね。
そばつゆも濃い目で、これは私の好みです。
ころあいを見計らって、蕎麦湯も出てきました。

 お蕎麦の悲しいことはすぐに食べ終わってしまうことでしょうか。
それが美味しいお蕎麦だとするとなおさらです。
その喪失感を補うのが蕎麦湯なのかもしれません。
最後は蕎麦湯を使ってお汁も美味しくいただきました。

 最初は少ないかとも思いましたが、私にはこれで十分な量でした。
何よりもゆったりとお蕎麦が食べられるというのが良いですね。
美味しいお蕎麦で大満足でした。
ごちそうさまです。
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