静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

松本へ

2021年10月20日 07時12分06秒 | 日記
松本へ

 緊急事態宣言が解除されて、今日は久しぶりの県外旅行です。
なんと私が静岡県から外に出るのは2年ぶりになりました。
東海道線に乗るのも新幹線以外では同じく2年ぶりです。
月曜日の午前8時、まずは静岡駅に到着しました。



 今回乗る電車は8時17分静岡始発の「特急ワイドビューふじかわ1号」です。
この電車は間違いなく私が初めて乗ることになります。
今回の目的地は松本市で、甲府乗り換えの路線です。
時間になって、無時列車が到着しました。



 特急とはいえ三両編成で、指定はもったいないので自由席にしました。
ガラガラの自由席に座り、時間通りに静岡駅を出発しました。
あれ、席の向きが反対なのか。
普通列車ですと東海道線は各停ですが、さすがに特急ですから、清水と富士でしか止まりません。





 8時43分に富士駅に着いて、ここで列車の進行方向が逆になります。
身延線に入るので折り返すわけですね。
なるほどそれで席の向きが逆だったのか。
思わず納得しました。





 電車は身延線を進んでいきます。
今日は曇っているので楽しみにしていた富士山の姿はよく見えませんでした。
電車がかなり揺れるので、トイレは苦労することになります。
単線なので駅では上りの列車が待っていることが多いです。





 富士から1時間ほどで身延に到着しました。
くねくねと山道を進んでいく電車はのんびりしたものです。
山の風景も久しぶりに見るといいものですね。
ローカル線電車の旅、田園風景が広がってきます。





 甲府には9時33分に到着しました。
しかしここからが問題です。
甲府で中央線の特急に乗り換えるんですが、その乗り換え時間が3分しかないんです。
これは前もって分かっていますが、何しろこの乗り換えは初めての体験です。



 列車が駅に着きドアが開くと同時に駅のホームに飛び出しました。
表示を頼りに1番線を進みましたが、これはけっこうな距離がありました。
意外にすんなりとホームに着き、すぐに入ってきた電車に乗り込みます。
電車は「特急あずさ9号」松本行きです。





 電車のシートもこちらのほうがゆったりとしていて快適ですね。
そしてこちらは全席指定なので、車掌さんも回ってきません。
車窓からの風景も民家が多くなってきました。
あとは終点に着くのを待つだけです。



 11時39分、列車は無事松本駅に着きました。
3時間20分ほどですから、東海道線の鈍行で東京に行くのとそれほど変わりませんね。
列車も空いていたのでコロナも気にならず快適な旅でした。
では、次回に続きます。
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禁断のとびら@御幸町

2021年10月19日 07時17分19秒 | ラーメン(静岡市内)
禁断のとびら@御幸町



 金曜日の午前11時、今日のランチはラーメンです。
まずは通り掛けに気になっていたお店のチェックです。
レモンサワーが売りの「安べゑ」さん。
緊急事態宣言が終わってもまだ再開のめどが立っていないようです。



 しかし今回のお目当てはこのお店です。
先日かぶら屋さんに言ったときに気が付いたお店ですね。
いつの間にかこんなところに新しくラーメン屋さんができていました。
お店の名前は「禁断のとびら」で、何となく怪しい雰囲気です。



 この場所は以前は居酒屋さんで、さらにその前は立ち食い鮨のお店でした。
看板にある通りで「台湾まぜそば」が名物だそうです。
私は混ぜそばはあまりいただきませんから、これは楽しみです。
しかもお持ち帰りまでできるとは進化していますね。



 台湾ラーメンと言えば名古屋名物として有名ですが、いつの間にか混ぜそばも「名古屋名物伝統の味」になったようです。
最近名古屋に行くことがないのでわかりませんが、名古屋もだいぶ変化しているようです。
とはいえまずはお店に入ります。
入口に券売機があり、そこで食券を購入します。



 ほとんどが混ぜそばですが、ラーメンもあるようです。
ただ店内は暗いので老眼の私にはよく見えません。
これは前もって予習しておけばよかったかな。
一番左上にある一押しの「台湾まぜそば」を選びました。



 これが850円です。
お店には一番乗りで、一番奥のカウンターに座りました。
あまり広くないお店ですが、前にはテーブル席もあります。
店員さんに食券を渡して、出来上がるのを待ちます。



 席の前にはいろいろと能書きが貼ってあります。
「台湾まぜそば」にはなじみがないのでこうして親切に細かく書いておかないと、初心者には何が何だか分からないことになります。
ここに書いてある消毒のスプレーが券売機の上にあって、私は気が付きませんでした。
あわてて券売機に戻って手の消毒をします。



 紙エプロンがあったので念のためにこれを一枚取りました。
よく見ると卓上にコップと水差しがあったのでそれをセルフで汲みます。
最近のお店は自分でやるタイプが多くなっていますね。
店員さんはお二人で、手分けして作っている感じでした。

 いろいろと作業があるようですが、まずは麺を茹でるのにかなり時間が掛かっています。
これはけっこうな太緬なんだろうね。
女性の方がどんぶりに何種類かの液体を入れて、準備しています。
茹で上がった麺をそこに入れて、何やら混ぜている様子。



 そこにあれこれと具をのせて、どうやら出来上がりです。
「おまちどうさまです」
前から出てきましたが、汁なしなのでこれはかまいません。
遂に禁断のとびらを開けてしまいました。



 台湾まぜそばは、上にレンゲを乗せてやってきました。
具にはメインの台湾ミンチ、ネギに刻んだニラ、このニラがけっこうな量です。
そして魚粉に刻みにんにくと海苔、中央に卵黄でした。
レンゲには何やら呪文のような文字が書かれてあります。



 何はともあれ、説明書きにあるようにこれを混ぜなくてはなりません。
レンゲとお箸を総動員してしっかりと全体を混ぜ合わせます。
これはそれほど時間はかかりません。
混ぜすぎてバターになってもつまらないので適当なところでおしまいにします。





 ではいただきましょう。
麺はゆで上げたままの状態ですからまだ全体は温かいままです。
太麺はゴワゴワして噛み応えがあります。
台湾とは言いつつもそれほど辛くはないです。

 うーん、美味しいことは美味しいけど、スープがないと何となく物足りないな。
途中でコンブ酢を入れてみましたが、確かに気分が変わって食べやすいです。
私の後から来た若い男性のお客さんはラーメンを注文していました。
とはいえ麺を食べ終わって、「追いめし」をお願いします。



 店員さんが小鉢にご飯を盛って出してくれます。
これはほんのミニサイズのご飯でした。
これを残った丼に入れてさらに混ぜます。
まあ見た目は悪いですが、これは我慢してください。



 この追いめしですが、ご飯がかなり硬かったです。
これはあえてそうしているのかもしれませんが、噛み応えがありすぎて食べるのに時間が掛かりました。
これを何とか食べ終わって、一息つきました。
まあラーメンにもいろいろありますからね。



 ごちそうさまでした。
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とさか@一升瓶で

2021年10月18日 07時04分12秒 | 居酒屋
とさか@一升瓶で



 10月も中旬になればさすがに日の落ちるのが早いです。
2軒目に向かった先は、新規開店された「とさか」さんです。
前回はランチで訪問しましたが、ようやく飲みでも使えるようになりました。
そしてもちろん大きな目的があってのことです。



 大きな赤い提灯がよく目立ちますね。
そしてお店に着くと、あることに気が付きました。
それはお店の営業時間です。
なんと平日の営業時間は午後4時からで、土日は3時開店でした。



 それなら1軒目からこちらに来ても良かったかと反省しましたが、まあ仕方がないです。
次回以降は早い時間から行きましょうか。
しかし日曜日に午後3時から飲めるのはいいことです。
しかもお一人様大歓迎です。



 「いらっしゃいませ」
お店に入るとさすがに雨降りが影響したかお客さんはそれほど入っていませんでした。
テーブル席に案内されてゆったりと座ります。
まずはお目当ての一升瓶(税込み2420円)を出していただきます。



 瓶に名前を書いて、ボトルキープ完成です。
そして氷もいただきます。
割り物には料金がかかりますが、氷は無料でした。
そして割り物はもちろんホッピー(275円)です。





 ホッピー割りを作ってではいただきましょう。
なお、キンミヤは20度なのでクイクイといけますね。
しかし良いことばかりではありません。
やはりお通しも出てきました。



 野菜の煮物に鬼おろしです。
こちらは税込み308円です。
大根おろしはお代わりが無料だというので、この後で数回おかわりしました。
まずはメニューを確認します。





 細かい字でたくさん書いてありますが、最近文字が見えづらいので困りますね。
大きく書いてあるのは外税表示で、税込み料金は細かすぎて全く見えません。
焼き物のメニューもありますね。
これぐらい大きく書いてあっても、税込み料金は見えないです。





 ホッピーセットはボトル抜きでも安めの設定なので、注文しやすいです。
まずはお目当ての「上赤身馬刺し(583円)」を二人前注文しました。
これは前回ランチで定食を注文して気に入ったものです。
それがついに出てきました。



 これこれ、これを期待していたわけです。
さすがにランチの馬刺しと同じぐらいのボリュームですが、これで十分です。
添えられているのはもちろん、九州の甘口の醤油です。
この甘口が馬刺しにはよく合いますね。

 美味しい馬刺しにホッピーが止まりません。
しかもキンミヤは入れ放題ですから、もはや天国状態です。
一升瓶が横にある限り無限列車には乗り放題です。
しかし他に試したいものもあります。



 これは「豚のあたりめ(352円)」です。
見た目ではよくわかりませんが、ビーフジャーキーの豚版というところでしょうか。
なかなか面白い味わいでした。
こういう変わったものがあると話の種になっていいですね。



 そして「やみつきあげ手羽(1本132円)」も出てきました。
1本筋の通った手羽で、串揚げになっています。
こういう揚げ方も新鮮で面白いですね。
揚げたて熱々はやはり最高です。

 ホッピーもどんどん進んでいきます。
6時を過ぎるとさすがにお客さんも増えてきました。
開店から間もないのに早くもお客さんが定着した感じですね。
これはお値段のリーズナブルなことと、活気のある接客が人気なんでしょう。



 そして焼き物も出てきました。
タン下、シロ、カシラの三本です。
すべてたれ焼きですが、きちんと焼かれていますね。
その後も大根おろしをお代わりして、延々と飲み続けました。



 気が付いたら時間はすでに7時をだいぶ回っています。
なんとホッピー1本で2時間も持たせてしまいました。
後半はほぼキンミヤのみでしたが、よく飲みましたね。
お店もけっこう混んできて、久しぶりに賑やかな居酒屋さんを見た気分です。



 そしてお会計です。
一升瓶を入れたのに、二人で6千円弱でした。
これは久々に使える居酒屋さんを見つけました。
まだまだボトルは半分以上ありますから、次回も十分使えますね。



 静岡の駅南地区は居酒屋さんがだいぶ少なくなりましたから、こちらのお店はいいタイミングで開店したのかもしれません。
次回も馬刺しが楽しみだな。
ごちそうさまでした。
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チカッパ@再開御礼

2021年10月16日 07時21分11秒 | 居酒屋
チカッパ@再開御礼



 非常事態宣言が解除されて、ついに今日は初めての飲み会です。
といってもメンバーは二人だけです。
ワクチン接種も済んで対策は万全ですが、まだまだ宴会は少人数ですね。
待ち合わせてやってきた先はお馴染みの「チカッパ」さんです。



 チカッパさんと言えばやはりお得な「せんベロセット」です。
その幟を見つけて一安心、狭い階段を上がりました。
お店に入ると見なれたご主人の顔が見えましたから、ご挨拶をかわします。
解除から2週間ですから、お店はすでに平常営業になったようです。



 席をどこにしようかと悩みますが、カウンターですと仕切りが邪魔になります。
ここは久しぶりにテーブル席を選びました。
注文したのは毎度おなじみのせんベロセットです。
これは1100円でアヒル5羽がもらえるという、素晴らしいシステムです。



 通常のドリンクはアヒル1羽で、高級なお酒は2羽。
おつまみは同じく2羽になります。
まずはおしぼりと、そのアヒル君が桝に乗ってやってきました。
まあ大体注文するのはほとんど決まってはいます。



 ここではいつも同じ「バイスサワー」です。
ほんのり酸っぱいドリンクが美味しいですね。
何しろ安いし、他では飲めないので、最近はほとんどこれだけ注文しています。
久しぶりに会った友人との飲み会なので、会話が盛り上がりますね。



 だいぶ遅れておつまみが出てきました。
まずは「ごまレバー」です。
ミニサイズですが、低温調理した豚のレバーが美味しいです。
これもまた久しぶりだなあ。



 そしてもう一つは「もつ煮」です。
野菜の多いタイプですが、いいだしが出ていてこれも美味しいですね。
最初に取り分けて一味を掛けていただきました。
そして二杯目に取り掛かります。



 ご主人と店員さんのお二人は仕込みの真っ最中です。
お話によると解除されてもすぐに再開できなかったお店もあり、結構苦労したといいます。
今日は雨降りだということもあって、お客さんは全く入る気配がありません。
こちらのお店もまだまだ回復基調でしょうか。



 もちろん3杯目も同じバイスです。
今日の席は窓に近いので下の通りを歩いている人がよく見えますね。
3杯でちょうどいい時間になりました。
ここでお会計をして今日のメインのお店に向かいます。

 お久しぶり、ごちそうさまでした。
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肉のトリイケ@神明町

2021年10月15日 07時09分11秒 | グルメ
肉のトリイケ@神明町



 以前友人のブログを拝見していて気になっていたお店です。
というのもこのお店、私がときどき行くパチンコ屋さんの帰り道にあるんですね。
そこを通るたびに気になっていましたが、記事を見てなおさら思いが強くなりました。
今回ようやくお店に行ってきましたのでそのご報告です。



 まずはお店のスタイルです。
いわゆる精肉店で、メインは肉類です。
しかしそれに加えて大きな特徴があります。
時間に制限がありますが、注文を受けてその場で揚げ物をしてくれるんです。

 もちろんその料金はいりません。
いつでも揚げたて熱々のフライがテイクアウトできる店です。
昔は静岡市内にもこういうお店がけっこうありましたが、今では絶滅危惧種です。
私もここ10年ほどこの手のお店を使ったことがありません。

 さて、時間は金曜日の午前10時40分ほどです。
揚げ物の提供時間帯を狙ってお店にやってきました。
すると先客がお二人でした。
いずれも高齢の女性で、イスに座って揚げ物を待っています。

 私がじっと立って待っているとおかみさんに注文を聞かれます。
「コロッケと黒はんぺんに春巻きを2個ずつ、それに手羽先も二つ」
一気に注文を済ませてそのまま店内で待ちます。
こちらからはよく見えませんが、おかみさんが揚げ物を始めたようでした。

 奥ではご主人が何やら作業していると思ったら、豚のひき肉を作っているようでした。
そうか、ここは注文を受けてから挽くのか。
待っていたお客さんに告げると、そのおばあちゃんが手羽先の追加注文です。
もっと早く言っておけば待ち時間が短縮できたのに。

 またお一人中年の男性がやってきて「焼き豚100グラム」を注文しました。
するとそれに刺激されたのかもう一人のおばあちゃんが追加で焼き豚を注文します。
しかも1本です。
100グラムが400円強ですから、けっこうなお値段の追加になりました。

 私にもよくわかりますが、他人が注文したものは美味しそうに見えるんでしょうね。
しかし私の順番はその影響でだいぶ遅れてしまったようです。
それでも何とか出来上がって、無事お持ち帰りできました。
まずは手羽先です。



 1本が250円ですが、これは居酒屋さんとそれほど変わらないかな。
美味しいですが、あえてというほどのものではなかったです。
しかし揚げ物は凄いよ。
左から、コロッケ80円、黒はんぺん70円、春巻き80円です。



 量もあるし、ラードで揚げてあるので特有の風味が出ます。
これはまたテイクアウトしたくなりました。
店内にはこれもお持ち帰りできる「静岡おでん」も置いてあります。
昔はよく合った形式ですが、このスタイルも静岡ではだんだん少なくなってきました。

 昔懐かしい精肉店。
長く頑張っていただきたいものです。
ごちそうさまでした。
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