7月10日の9時25分29秒付で「国学院大学法学部「行政法1」の夏期休暇課題について(1)」を掲載しましたが、都合により出題内容を公表しなかったため、本日、ここに示します。
問題:行政行為の効力と取消・無効の区別について、次の点に注意して論じなさい。
①効力とされるそれぞれのものの法的根拠をあげること。
②必ず、行政行為の効力と国家賠償訴訟との関係について論ずること。
③必ず、判例をあげること(いかなる事案についていかなる判断がなされたか。要旨を記すこと)。
④行政行為はいかなる場合に無効になると考えるべきかについて述べること。最終的に、あなたがどのように考えるかを、論理的に記すこと。
〈さしあたりの参考文献として、森稔樹「行政処分の無効」木光・宇賀克也編『行政法の争点』(2014年、有斐閣)38頁。この他、自分で探してみましょう。〉
▲字数・枚数:3500字以上とします。
なお、次の点に注意してください。
①パソコン、ワープロでレポートを作成する際には、A4の用紙を使用してください(その他の用紙では受け取れないことがありえます)。また、1行あたりの字数と1頁あたりの行数を明示してください(1頁について40字×40行または40字×30行が望ましいです)。
②パソコン、ワープロを使用しない場合には、必ず原稿用紙を使用してください。レポート用紙、ルーズリーフなどを使用した場合には採点しません。また、万年筆かボールペンで記すこと。鉛筆は御遠慮願います(未提出とみなします)。
③参考文献を明示してください。なお、六法などの法令集、辞書、判例集などは参考文献にならないので注意してください。
▲提出方法
①K-SMAPYのレポート提出機能を原則とし、9月25日(金)の22時00分を締め切りとします。
②但し、この機能を使えない場合には、9月25日の講義の際に提出していただきます。教卓の上に置いてください(K-SMAPYのレポート提出機能と併用しても結構です)。
▲その他の注意
レポートの提出がない場合には、単位の認定をしません。また、教科書や参考文献、さらにホームページなどの丸写しなどで終わっているものは未提出とみなします。
自分の力で考え、表現してみましょう。