7日の夜、突然の地震に驚きました。今使っているiPhone12で初めて緊急地震速報の警戒音が響き、近所の小学校でも緊急地震速報が大音量で鳴りました。川崎市高津区は震度4だったようです。
さて、本題。
最近、たまたまのことですが、渋谷のBUNKAMURA地下1階にあるナディッフ・モダンで「もりでねてた 環境音楽:クラシック・ヒーリング・エレクトロニカ すべてを包み込む森林音浴」(Off-Tone)というCDを見つけました。
店で流れていて、おもしろいと思い、店員さんに聞いて購入したのです。かつての六本木WAVEの1階でよく流れていたアンビエントやヒーリングを思い出した、ということもありました。
収録されているのは、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」、サティの「ジムノペディ第1番」などで、ハープによる演奏です。
しかし、店で聞くのであればともあれ、自宅で聴くにはどうかな、と思います。もっと明確に記すならば、「過ぎたるは及ばざるが如し」、または「及ばざるは過ぎたるに勝れり」という言葉は音楽にも妥当する、ということです。
もしかしたら、ヒーリング系のものは、店舗のような場所で聴くのと自宅で聴くのとは別物なのかもしれません。書店、百貨店、飲食店などで耳にするのであればよいのでしょうか。
クラシック音楽を知らない人であればともあれ、親しんできた人には加工が過剰すぎて原曲のイメージが湧かず、加工をしないハープの演奏を聴きたいものです。多少のエコーやリバーブならわかるのですが(CDを作成する以上は当然でしょう)、「亜麻色の髪の乙女」のフレーズが断片的になったり、意図的なノイズが入ったりしており、「やりすぎ」、「ハープでの演奏そのものを聴きたい」と思いました。
特に感じた疑問は、このCDの「ジムノペディ第1番」でヒーリング効果がどれほど期待されうるのかということです。純粋なピアノ演奏のみで十分に、一種のヒーリング、あるいはリラクゼイション効果があるとも言われているのに、加工することで台無しになるとは言えなくとも、効果が減少することは予想できなかったのでしょうか。あるいは、それこそ人によるのでしょうか。
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