高津図書館の裏の歩道を通っています。この辺りには、クリスマスの時期になるとイルミネーションを飾るお宅が数件あり、「もうそんな時期なのか」などと思わせてくれます。高津小学校に近い場所ですが、図書館のそばということもあり、非常に静かなところです。
ここには車道もあるのですが、細い上にクランク状になっています。自動車の運転の練習にはもってこいの場所でしょう。溝口というと狭い道路ばかりという印象を持たれるかもしれませんが、言われてみればその通りでして、とくに四丁目、五丁目および六丁目ではその傾向が顕著です。自転車ならともあれ、車で軽々しく脇道に入ることは避けるべきです。行き止まりも珍しくありません。
記事と関係ないコメントで申し訳ないですが、
先生は大分など九州地方にお詳しいと思うのでお尋ねします。
大分方面に旅行を考えており、杵築には行く予定なのですが、
他におすすめの所などございますでしょうか?
教えていただければ幸いです。
では。
7年間住んでいた間に、私が気に入った場所、よく行った場所を記しておきます。なお、エリア別ですが、やや恣意的な分け方です。
(1)大分県北部
まずは宇佐神宮です。日本三大八幡宮の一つでもありまして、私は誕生日の頃に行っていました。
北部の中津市には、中津城址、青の洞門、羅漢寺といった所があります。とくに青の洞門は菊池寛の小説「恩讐の彼方に」の舞台にもなった場所で、手掘りのトンネルが見ものです。耶馬渓線の跡も残っています。耶馬渓よりかなり手前になりますが、耶馬渓線で走っていた車両が保存されているぽっぽ食堂もあります(まだ営業しているのでしょうか?)。
大分空港の所在地、国東市には両子寺があります。また、姫島(姫島村)は、フェリーを使うことになりますが、車エビの養殖で有名な所で、意外にも、大分県民でも行ったことのないという人が多いようです。
(2)大分県中部
由布市にある由布川渓谷、豊後大野市にある稲積水中鍾乳洞、竹田市の岡城址といった所には、よく行きました。とくに、稲積水中鍾乳洞は、日本では珍しい水中鍾乳洞で、一見の価値はあります。竹田市なら、豊後竹田駅周辺の町並みから岡城址へ向かい、滝廉太郎の少年時代を振り返るのもよいでしょう。ちなみに、滝廉太郎終焉の地は大分市内の中心街、コンパルホールの近くにあります。
大分市内なら佐賀関もよいのですが、私は市の南部にある河原内をおすすめしたいと思います。ただ、バス路線が廃止されて久しいので、不便なのが残念です。
(3)大分県南部
佐伯市の市街地によく行ったのですが、これは私の個人的な趣味であって、万人向けとは言えませんので、臼杵市にある臼杵石仏と風連鍾乳洞をあげておきます。また、臼杵市は野上弥生子の出生地であるため、記念館があります(昔ながらの町並みの中にあります)。
大分県内には石仏が多いのですが、その中でも臼杵石仏は非常に有名です。大分市中心部からバスで行けます(臼杵駅からでもバスで行けます)。
(4)大分県西部
何といっても日田市の中心部、淡窓、豆田の町並みです。天領日田の雰囲気を濃く残しており、県内でこのあたりほど歴史を感じさせてくれる所はありません。ただ、日田まで行ってしまうと、大分空港よりも福岡空港のほうが便利です。
▲以上は、私なりのおすすめポイントです。大分市に住んでいたのに高崎山に行ったことがないくらいですから、偏っていることについては御了承ください。
本当にありがとうございます。
東京周辺と異なり、公共交通機関が非常に貧弱ですし、移動距離もかなりのものになります。大分空港から大分市まで、バスで1時間以上はかかりますし、大分市から由布院まででも1時間ほどかかります。交通費も高くなります。
レンタカーを利用される場合も、道路地図などで場所を確認しておかないと、移動ばかりに時間を取られます。私が大分市に住んでいる頃、友人がめちゃくちゃなプランを持ってきて、しかも時刻表から何からの準備もろくにしていなかったため、車の運転をした私は大変な目にあったことがあります。
私がおすすめとして記した場所は、あくまでも私個人が行って楽しめた場所です。他にも良いと思われる所はあるでしょう。
事前準備をしっかりした上であれば、大分県は、楽しめる所でもあり、また、様々なことを学べる所でもあります。