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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Various topics of Sherlock Special

2016-02-24 21:48:57 | The Abominable Bride
何か微妙なタイトル。
The Abominable Brideに関する記事や気になった話をまとめようと思っているのですが
タイトルが思い浮かばず・・・・英語でごまかしてみましたが、内容は全然大したものではありません。

「忌まわしき花嫁」に関する記事や小ネタを集めようと思います。
ネタバレやバレがないもの、いろいろなのでしばらくは一旦ここに集約します。
DVDの特典映像もここでやろうと思っています。


2/09(火)RadioTimesの記事から。視聴済を前提としています。
Topics Part1 - Sherlock meets Inception


DVDの特典映像から「Study in SHERLOCK」です。
映画には特典も入るとのことですが内容を観る限りこれはリストにないんですよね。
単にタイトルが違うだけかもしれませんが、
日本でも独自の映像を上映するそうなのでこれとは違うのかもしれません。
よくわかりませんが、とりあえず・・・

2/17(水)その1UP
トレーラー以上のネタバレはありません。
Bonus Part1 : Study in SHERLOCK その1


今日から公開されましたね。
ツイッター上でもいろいろと感想が流れていて楽しかったです。
本編の前にモファットさんの221Bご案内が予習で、
本編のあとのメイキングやキャストのインタビューが復習的な内容になっているようです。
本編のあとに特典がもしかしてStudy in SHERLOCKなんでしょうか。

それにしても、昨日TOHOのサイトを見てたら普通にネットで購入できるんですよね。
あの前売り開始の騒ぎは何なんだったのでしょう。
ネット購入だとその場で席も指定できるけど、
逆に前売り買っちゃったから映画館に行かないと指定に交換できないという不便さ。くすん。

ベネディクトのインタビューや御大のナレーションを聞いてると
メアリーはシャーロックに匹敵する、というアイリーンと同列のキャラクターという認識だと
あらためて思いましたが、どうなんでしょうね。

アイリーンは正典の中のシャーロックを出し抜いた女性という設定を
現代版でもうまく活かしているキャラクターだなーと思うんです。
知性とともに裏社会で生き抜いてきた経験でうまく出し抜いているのは説得力がありました。
メアリーは全然説得力のない、悪く言えば薄っぺらいキャラクターになっているような気がします。

2/19(金)その2 UP 軽くネタバレあります。
Bonus Part1 : Study in SHERLOCK その2

221Bの日ですね。
2/21(日)その3 UP がっつりネタバレあります。
Bonus Part1 : Study in SHERLOCK その3

2/24(水)その4 UP ラストです。
Bonus Part1 : Study in SHERLOCK その4










Bonus Part1 : Study in SHERLOCK その4

2016-02-24 12:33:11 | The Abominable Bride
ラストです。

いろいろな悪役が出てくる場面。


シャーロックとジョンに立ち向かった悪役たちは相応にいた。
しかし、ジム・モリアーティほど記憶に残る悪役はいない。

プールで初登場するモリアーティの場面。


アーサー・コナンドイルがシャーロック・ホームズを倒すために登場させた犯罪のコンサルタント、
モリアーティは間違いなくシャーロックを成功に導いた。




今日我々はシャーロックとモリアーティが対立する場面でようやくベイカー街に到達する。



これは「最後の事件」の有名な場面で、我々にとっても初めてではなく、
プールの場面、そしてライヘンバッハヒーローでもやっていたが
我々はついにヴィクトリアバージョンでそれをやっているんだ。
しかしこれは本質的にモリアーティの亡霊がシャーロックの潜在意識で出現したものだから今回は原作とはかなり異なる。


JM「僕は君の部屋が好きなんだ。実に男らしい匂いがする。」
SH「君自身がよく知っている匂いだと思うが。」
JM「ストランドの小さな冒険ではいつも君は遠くに行くね。
イラストレーターは君と一緒に旅行するのか?君が推論している間はずっとポーズをしているのか?」



アンドリュー・スコットが戻ってきてくれたのは素晴らしい事だ。
彼はシャーロックでの仕事は終わったとずっと思っていた。
我々はそのたびに復帰させている。
このような対決シーンが再び見れるのはしごくエキサイティングだ。


JM「ところで君のベッドは素晴らしく寝心地がいいね。
君は塵の大部分が人間の皮膚からできてるって知ってるか?」
SH「知っている。」

昔の恐竜映画でティラノザウルスとトリケラトプスがぶつかり合うような彼らの対決が好きなんだ。


SH「座らないか?」
JM「凡人とはみなそうしたものだ、わかるだろう、やがて塵はばら撒かれる。
そしてそれは至る所にたどり着く。
呼吸を繰り返し、日の光の中で踊り、疲れ切って死んでいく凡人たち。」

アンドリュー・スコットのインタビューです。


AS:あなたたちが表現してきたモリアーティの素晴らしい点は観客や緊張感を裏切るような行動を見たことがないという事なんだ。
使い古されることはない。本当に本当に見事で、驚くべきことを常に挑戦し続けていると思う。
成功する重要な事のひとつはみんなの期待通りの事をやることで、すごく入りやすくなるからね。


JM「凡人、凡人、凡人!自分では輝くこともできない。」



MG:コナン・ドイルが実質上モリアーティというスーパー悪役を作ったのでちょっとしたジレンマと直面したんだ。
AS:Yeah.
MG:モリアーティ以外はみな基本的にそれ以降のバージョンなんだ。
AS:Yeah.
MG:この場面、今撮影しているものはいつもの対立している場面だ。
AS:Yeah.


JM「僕がこれを撃つかどうか気にしてるのか?」



AS:キャスティングされた理由を考えたんだ。
1番目は、英国民にあまり顔を知られていない人物、そして2番目に怖そうには見えない人物。
MG:Yeah.
AS:しかしすごい表現があるから外見に基づいた役者をキャスティングしなかった。
その人の精神に関わる事だし。
シャーロックに入る前、邪悪な人物を演じてみたいといつも考えていたんだ。
MG:Yeah, yeah.


JM「It's on the tip of my tongue. 」

AS:僕は必ずしも彼を邪悪と見なしていないと言える唯一の人間だと思う。
僕にとってそれは悲しみや孤独といったものなんだ。


JM「JM:死は・・・新しいセクシーだ。」

モリアーティの真の流儀は、シャーロックと相まみえることを最後にはしないんだ。
この犯罪のマスターは自分が常にシャーロックを構成する一部になっている事を証明している。


この滝に落ちる日をとても長い間楽しみにしていた。
このアイデアはずっと前に試そうとして実際に「ライヘンバッハヒーロー」でやっている。
現代版ではシャーロックがバーツの屋上から飛び降りている。


我々はコナン・ドイルのバージョンは実際には一度もやっていない。


滝での最後の対決を実現することに抵抗できない魅力がある。



SH「メロドラマ的な舞台だな。そう思わないか?」
JM「君と僕のか?全然思わないな。」

間違いなく、これがライヘンバッハの滝での最後の対決だ。


SH「お前は何なんだ?」
JM「知ってるだろう。僕はモリアーティだよ。犯罪界のナポレオンだ。」


極悪にはさまざまにあらゆる種類があるが、結局はモリアーティが究極な事には変わりはないと言える。
つまり、極悪の代名詞なんだ。


SH「モリアーティは死んだんだ。」
JM「君の中では死んでない。死ぬこともない。君は脳をハードディスクと言っていたな。
それじゃ、ウィルスに挨拶をしよう。」

シャーロック・ホームズはモリアーティと絶えず結びついている。


JW「プロフェッサー、もしよかったら僕の友人から離れてくれないか。
少々迷惑なほどのあなたの心遣いは彼もわかっていると思うよ。」
JM「フェアじゃないぞ、ふたりもいるなんて!」
JW「僕たちはいつもふたりなんだ。ストランドマガジンを読んでないのか?」



御大ズの会話。


MG:画面を見てて「Elementary, my dear Watson,」の場面になるとすごく満たされるんだ。
要約されているようで、すべてをやり終えた感じだよ。
まだ一度も出していなかった待望のセリフを完璧な舞台で出せたと思うよ。
SM:そう願いたいね。視聴者のために書いたんだ。
すべてがみんなに用意されたごちそうだと思ってくれるといいね。
MG:本当にそうだね。
SM:Here's one more.



SH「ここだけの話だが、ジョン。僕は落ちても死なないんだ。」
JW「どうしてだ?」



SH「Elementary, my dear Watson.(基本だよ、ワトソン君)」



以上です。