Sherlock Series 4 Episode 1
Director: Rachel Talalay
Writers: Mark Gatiss
S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
引き続き水族館。
VN:私はフィールドエージェントではなかった。私はずっと良い仕事をしてきたのに。
SH:そうですね、トビリシでのオペレーションの対処は非常によかったですし。
VN:Thanks.
SH:秘書にしてはね。
VN:何ですって?
SH:あなたは部屋にいる人たちよりも自分の方が優秀だとわかり、
黙って後ろに控えていることができなくなったんですね。
VN:私は嫉妬心でやったわけではないわ!
SH;違う?
毎日毎日、お決まりのつまらない仕事をして、エキサイトできるところにいくこともない。
ウィグモア・ストリートにある小さなフラットに帰っていくだけ。
ウィグモアの郵便局の前の敷石が剝がれています。あなたの靴に付着している土はとても特徴的なんですよ。
そう、あなたのフラットです。
VN:どうしてわかったの?
SH:質素にならざるを得ない給料をコテージに全部つぎ込んでますよね。
それであなたは死別?それとも離婚ですか?
結婚指輪は少なくとも30年経ち、別の指にはめ変えている。
情を寄せる特定な相手がいることを意味するがあなたはまだ結婚していない。
未亡人は数匹の猫と分かち合う人生がいいと僕は思う。
人生を分かち合う数匹の猫がいれば僕は未亡人もいいと思うけど。
MW:シャーロック・・・
SH:あなたのカーディガンについている毛から判断するとビルマ猫2匹とトーティシェル。
離婚すると新しいパートナーを探す傾向にあるが、夫が亡くなったことによる喪失感を埋めるのが未亡人だ。
MW:シャーロック、やめなさい。
SH:ペットは埋めてくれる、と僕はそう聞いている。
あなたに新しいパートナーはいない、そうでなければ金曜日の夜に水族館で過ごそうとは思わない。
おそらく飲酒問題もある。手のわずかな震え・・・・上唇にわずかに付着している赤ワインの染み。
だからYesだ。嫉妬があなたの動機だ。
あなたがどれだけ優秀かを証明するために・・・
あなたの残り少ない人生に足りなかったものを取り戻すために。
マイクロフトが静かに歩いてきます。
後ろからレストレードたちもやってきます。
MH:さて、ミセス・ノーブリー。正直に言うとこれは予想外だった。
SH:ヴィヴィアン・ノーブリー、彼ら全員を出し抜いた人。シャーロック・ホームズ以外。
逃げ道はないですよ。
VN:そのようね。よく私を見抜いたわね、Mr.ホームズ。
SH:僕の仕事ですから。
VN:まだあなたを驚かすことができるわよ。
ヴィヴィアンは銃をシャーロックに向けます。
GL:よせ。分別を失うな。
VN:多分無理ね。
ヴィヴィアンが引き金を引きます。
シャーロックは銃弾を受けようとしますがその時、メアリーがシャーロックをかばい胸に銃弾を受けます。
VN:サプラーイズ。
ヴィヴィアンは逮捕されました。
うめき声をあげるメアリーのもとにシャーロックが近寄ります。
SH:大丈夫。問題ない。
シャーロックはメアリーにそう言うとマイクロフトに救急車を呼ぶように言います。
そこにジョンがあらわれます。
JW:メアリー!
MW:ジョン!
シャーロックがメアリーから離れます。
JW:Mary? Mary?しっかりするんだ。
MW:ジョン、これでいいのよ。私は幸せだったわ。
あなたは私に欲しいものをすべてを与えてくれた。
ロージーを頼むわね。約束よ。
JW:わかった。
MW:Hey, Sherlock.私はあなたが好きよ。
言ったことあったっけ?
SH:うん。あるよ。
MW:あの時撃った事、ごめんね。本当にごめん。
SH:いいんだ。
MW:これでおあいこでいいよね?
SH:うん。
MW:これで対等だわ。
そしてジョンに、
MW:あなたは私の世界そのものなの。
メアリー・ワトソンであることは私の生きがいだった。
Thank you.
メアリーは息絶えます。
ホームズ兄弟がじっと見守っています。
ジョンは唸るように低い声で叫びます。
そしてきつい目でシャーロックを睨みます。
その目を見てひるんだような表情のシャーロック。
JW:やめてくれ。お前は誓ったよな。
その言葉を聞いてレストレードとマイクロフトが思わず目を合わせます。
シャーロックは無言のまま立ち尽くしていました。
ヴィヴィアンが警察に両脇を固められ連行されていきます。
続きます。
前回に引き続きあちこち噓八百な訳があります。すみません。
この場面は言いたいことが山ほどあるんです。
え?また?とか思われるかもしれませんが・・・
シャーロックは自分に向けて撃たせようとヴィヴィアンを挑発していたし、
命をかけてちゃんとメアリーを守ろうとしてたのに。
ジョンは状況も知らないのに一方的にシャーロックを責めているので
ついつい文句を言いたくなってしまいます。
サマラの約束ですから何をしても結局こうなるって事なんでしょうね。
メアリーがシャーロックをかばう場面は映画「ボディガード」が浮かんでしまいましたが、
この至近距離で庇うことができるとは、メアリー超人すぎ。
と、誰もが突っ込みたくなるようなラストだったと思うのですが、
メアリーをいい人で終わりにするにはこうするしか無いとはいえ、もう少し何とかならなかったのでしょうか。
だってあまりにもベタ過ぎて・・・こんなお約束通りの最期にしなくても。
そういえばS4の脚本を読んでキャストたちがみんな泣いたって言ってた場面て、
この場面ですよね、きっと。
Director: Rachel Talalay
Writers: Mark Gatiss
S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
引き続き水族館。
VN:私はフィールドエージェントではなかった。私はずっと良い仕事をしてきたのに。
SH:そうですね、トビリシでのオペレーションの対処は非常によかったですし。
VN:Thanks.
SH:秘書にしてはね。
VN:何ですって?
SH:あなたは部屋にいる人たちよりも自分の方が優秀だとわかり、
黙って後ろに控えていることができなくなったんですね。
VN:私は嫉妬心でやったわけではないわ!
SH;違う?
毎日毎日、お決まりのつまらない仕事をして、エキサイトできるところにいくこともない。
ウィグモア・ストリートにある小さなフラットに帰っていくだけ。
ウィグモアの郵便局の前の敷石が剝がれています。あなたの靴に付着している土はとても特徴的なんですよ。
そう、あなたのフラットです。
VN:どうしてわかったの?
SH:質素にならざるを得ない給料をコテージに全部つぎ込んでますよね。
それであなたは死別?それとも離婚ですか?
結婚指輪は少なくとも30年経ち、別の指にはめ変えている。
情を寄せる特定な相手がいることを意味するがあなたはまだ結婚していない。
未亡人は数匹の猫と分かち合う人生がいいと僕は思う。
人生を分かち合う数匹の猫がいれば僕は未亡人もいいと思うけど。
MW:シャーロック・・・
SH:あなたのカーディガンについている毛から判断するとビルマ猫2匹とトーティシェル。
離婚すると新しいパートナーを探す傾向にあるが、夫が亡くなったことによる喪失感を埋めるのが未亡人だ。
MW:シャーロック、やめなさい。
SH:ペットは埋めてくれる、と僕はそう聞いている。
あなたに新しいパートナーはいない、そうでなければ金曜日の夜に水族館で過ごそうとは思わない。
おそらく飲酒問題もある。手のわずかな震え・・・・上唇にわずかに付着している赤ワインの染み。
だからYesだ。嫉妬があなたの動機だ。
あなたがどれだけ優秀かを証明するために・・・
あなたの残り少ない人生に足りなかったものを取り戻すために。
マイクロフトが静かに歩いてきます。
後ろからレストレードたちもやってきます。
MH:さて、ミセス・ノーブリー。正直に言うとこれは予想外だった。
SH:ヴィヴィアン・ノーブリー、彼ら全員を出し抜いた人。シャーロック・ホームズ以外。
逃げ道はないですよ。
VN:そのようね。よく私を見抜いたわね、Mr.ホームズ。
SH:僕の仕事ですから。
VN:まだあなたを驚かすことができるわよ。
ヴィヴィアンは銃をシャーロックに向けます。
GL:よせ。分別を失うな。
VN:多分無理ね。
ヴィヴィアンが引き金を引きます。
シャーロックは銃弾を受けようとしますがその時、メアリーがシャーロックをかばい胸に銃弾を受けます。
VN:サプラーイズ。
ヴィヴィアンは逮捕されました。
うめき声をあげるメアリーのもとにシャーロックが近寄ります。
SH:大丈夫。問題ない。
シャーロックはメアリーにそう言うとマイクロフトに救急車を呼ぶように言います。
そこにジョンがあらわれます。
JW:メアリー!
MW:ジョン!
シャーロックがメアリーから離れます。
JW:Mary? Mary?しっかりするんだ。
MW:ジョン、これでいいのよ。私は幸せだったわ。
あなたは私に欲しいものをすべてを与えてくれた。
ロージーを頼むわね。約束よ。
JW:わかった。
MW:Hey, Sherlock.私はあなたが好きよ。
言ったことあったっけ?
SH:うん。あるよ。
MW:あの時撃った事、ごめんね。本当にごめん。
SH:いいんだ。
MW:これでおあいこでいいよね?
SH:うん。
MW:これで対等だわ。
そしてジョンに、
MW:あなたは私の世界そのものなの。
メアリー・ワトソンであることは私の生きがいだった。
Thank you.
メアリーは息絶えます。
ホームズ兄弟がじっと見守っています。
ジョンは唸るように低い声で叫びます。
そしてきつい目でシャーロックを睨みます。
その目を見てひるんだような表情のシャーロック。
JW:やめてくれ。お前は誓ったよな。
その言葉を聞いてレストレードとマイクロフトが思わず目を合わせます。
シャーロックは無言のまま立ち尽くしていました。
ヴィヴィアンが警察に両脇を固められ連行されていきます。
続きます。
前回に引き続きあちこち噓八百な訳があります。すみません。
この場面は言いたいことが山ほどあるんです。
え?また?とか思われるかもしれませんが・・・
シャーロックは自分に向けて撃たせようとヴィヴィアンを挑発していたし、
命をかけてちゃんとメアリーを守ろうとしてたのに。
ジョンは状況も知らないのに一方的にシャーロックを責めているので
ついつい文句を言いたくなってしまいます。
サマラの約束ですから何をしても結局こうなるって事なんでしょうね。
メアリーがシャーロックをかばう場面は映画「ボディガード」が浮かんでしまいましたが、
この至近距離で庇うことができるとは、メアリー超人すぎ。
と、誰もが突っ込みたくなるようなラストだったと思うのですが、
メアリーをいい人で終わりにするにはこうするしか無いとはいえ、もう少し何とかならなかったのでしょうか。
だってあまりにもベタ過ぎて・・・こんなお約束通りの最期にしなくても。
そういえばS4の脚本を読んでキャストたちがみんな泣いたって言ってた場面て、
この場面ですよね、きっと。