Sherlock Series 4 Episode 2
Director: Nick Hurran
Writers: Steven Moffat
S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
前回から3週間後。
冒頭の場面、ジョンのセラピー中にアストンマーチンが突撃してくる場面になります。
ベートーベン交響曲第九が響く中、パトカーやヘリとともに登場します。
車から出てきたのはハドソンさんでした。
ジョンの顔を見て嬉しそうにしますが警察官に止められます。
P:よし、そこのあなた、動かないで。
Mrs.H:は?なんで?ああ、ジョン。
JW:ハドソンさん。
P:どのくらいのスピードで走っていたかわかっているのか?
Mrs.H:そんなのわからないわ。電話してたんですもの。
ああ、あなたに電話よ。
ハドソンさんは携帯電話を警察官に渡します。
P:私に?
Mrs.H:政府から。
JW:何があったんですか?何か問題が?
警察官の電話の相手はマイクロフトでした。
MH:私はマイクロフトだ。内閣府から電話をしている。
警察官は思わず帽子を外します。
JW:どうしてこんな状況に?ハドソンさん、何をしているんですか。何があったんです?
Mrs.H:シャーロックよ!
私がどんな目にあったか、あなたにはわからないのよ。
ハドソンさんはジョンに抱き着きます。
回想シーン。
221Bでシャーロックが暴れだし、様子を見に行くハドソンさんと会ったウィギンスは
慌てて退散してしまいます。
W:帰るよ。彼はキレちゃってるよ。
221Bでは部屋中にスミスの写真が貼られている中、
銃を片手にシャーロックが部屋中を走り回りながら独りごとのようにセリフを言っています。
そのセリフはリチャード5世(リチャード5世って!ヘンリー5世です。)
シェイクスピア「ヘンリー5世」第3幕第1場の演説でした。
Once more unto the breach, dear friends!
Once more! Or close the wall up with our English dead!
もう一度あの突破口へ突撃だ、諸君、もう一度。
それが成らずばイギリス兵の死体で穴を塞いでしまえ。
Now set the teeth and stretch the nostril wide,
Hold hard the breath and bend up every spirit To his full height.
さあ、歯を食いしばり、鼻を広げて息をのみ、精一杯勇気を振り絞るのだ
On! On, you noblest English.
Whose blood is fet from fathers of war-proof!
進め 進め イギリスの貴族たち
百戦錬磨の父親たちから受け継いだ武勇の血を忘れるな!
And you, good yeoman, Whose limbs were made in England, show us here
The mettle of your pasture!Which I doubt not
それからイギリスの郷士たち、イングランドに産み育てられたおまえたちの五感をもって、
ここフランスで存分にイギリス魂を示し、この私にさすが母国の名に恥じぬものたちだと叫ばせてくれ。
For there is none of you here so mean and base,
That hath not noble lustre in your eyes!
I see you standing like greyhounds in the slips, Straining upon the start!
目を見れば、卑怯卑劣な男は一人もいないとわかるぞ
お前たちは革紐に繋がれた猟犬のようにはやっているな
銃を撃つシャーロック。最後にこのセリフです。
The game's afoot.
さぁ、獲物が飛び出した。
そんなシャーロックですが様子を見に来たハドソンさんに落ち着いた声で言います。
SH:Oh, hello.
お茶をもらえるかな?
そして現在。
セラピストの家に入るハドソンさん。
JW:警察を呼んだのか?
Mrs。H:警察なんて呼ぶわけないでしょう。私は一般人じゃないのよ。
再び回想。
落ち着きのないシャーロック。
キッチンではハドソンさんがお茶を淹れています。
Mrs.H:この写真・・・テレビに出てる人よね?
SH:写真て?
Mrs.H:そこら中にあるじゃない。
MH:ああ、これか。わかる?良かった。
シャーロックは部屋中の写真を見回しています。
再び現在。
セラピストがPCでカルヴァートン・スミスを検索しています。
T:カルヴァートン・スミス。今朝の事と関連してそうね。
彼はスミス氏をシリアルキラーだと公的に避難したのね。
「ネット探偵、ツイッターでカルヴァートン・スミスを非難する」
JW:驚いた。ツイッターのシャーロック。あいつ本当にキレちゃってるな。
Mrs.H:冗談めかさないで。やめてよ。怖かったんだから。
回想。221B。
シャーロックは「お茶だ!」と叫んでいます。
キッチンでお茶を持ったまま震えて固まっているハドソンさんに近づいていきます。
SH:どうしたんだ。地震でも起きてるのか?
ハドソンさんは思わずティーカップを落としていまいます。
現在。
Mrs.H:彼に会わないと、ジョン。彼を助けなきゃ。
JW:嫌だ。
Mrs.H:彼にはあなたが必要なのよ。
JW:誰か他の人を。僕じゃない。
ジョンが後ろを振り向くとそこにはメアリーがいました。
Mrs.H:あなたのバカな人生で一度くらいは私の話を聞きなさい。
メアリーは死んであなたが傷ついているのはわかるわ。
でもシャーロック・ホームズまで死んだら?あなたのそばには誰がいるの?
いい事を教えてあげるわ、ジョン・ワトソン。私はいませんからね。
ハドソンさんはそう言って外に出てしまいます。
ジョンがメアリーを見るとメアリーは「追いかけろ」とジェスチャーします。
続きます。
やっとやっと女神の登場です。
しかもボンドのようにアストンマーチンで登場させるなんて、最高ですね。
ハドソンさんだけは許されると思います。
ハドソンさんだけは何が起きてもボーイズの味方なんですね。
ある意味、マイクロフトよりも心強いです。
Director: Nick Hurran
Writers: Steven Moffat
S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。
前回から3週間後。
冒頭の場面、ジョンのセラピー中にアストンマーチンが突撃してくる場面になります。
ベートーベン交響曲第九が響く中、パトカーやヘリとともに登場します。
車から出てきたのはハドソンさんでした。
ジョンの顔を見て嬉しそうにしますが警察官に止められます。
P:よし、そこのあなた、動かないで。
Mrs.H:は?なんで?ああ、ジョン。
JW:ハドソンさん。
P:どのくらいのスピードで走っていたかわかっているのか?
Mrs.H:そんなのわからないわ。電話してたんですもの。
ああ、あなたに電話よ。
ハドソンさんは携帯電話を警察官に渡します。
P:私に?
Mrs.H:政府から。
JW:何があったんですか?何か問題が?
警察官の電話の相手はマイクロフトでした。
MH:私はマイクロフトだ。内閣府から電話をしている。
警察官は思わず帽子を外します。
JW:どうしてこんな状況に?ハドソンさん、何をしているんですか。何があったんです?
Mrs.H:シャーロックよ!
私がどんな目にあったか、あなたにはわからないのよ。
ハドソンさんはジョンに抱き着きます。
回想シーン。
221Bでシャーロックが暴れだし、様子を見に行くハドソンさんと会ったウィギンスは
慌てて退散してしまいます。
W:帰るよ。彼はキレちゃってるよ。
221Bでは部屋中にスミスの写真が貼られている中、
銃を片手にシャーロックが部屋中を走り回りながら独りごとのようにセリフを言っています。
そのセリフは
シェイクスピア「ヘンリー5世」第3幕第1場の演説でした。
Once more unto the breach, dear friends!
Once more! Or close the wall up with our English dead!
もう一度あの突破口へ突撃だ、諸君、もう一度。
それが成らずばイギリス兵の死体で穴を塞いでしまえ。
Now set the teeth and stretch the nostril wide,
Hold hard the breath and bend up every spirit To his full height.
さあ、歯を食いしばり、鼻を広げて息をのみ、精一杯勇気を振り絞るのだ
On! On, you noblest English.
Whose blood is fet from fathers of war-proof!
進め 進め イギリスの貴族たち
百戦錬磨の父親たちから受け継いだ武勇の血を忘れるな!
And you, good yeoman, Whose limbs were made in England, show us here
The mettle of your pasture!Which I doubt not
それからイギリスの郷士たち、イングランドに産み育てられたおまえたちの五感をもって、
ここフランスで存分にイギリス魂を示し、この私にさすが母国の名に恥じぬものたちだと叫ばせてくれ。
For there is none of you here so mean and base,
That hath not noble lustre in your eyes!
I see you standing like greyhounds in the slips, Straining upon the start!
目を見れば、卑怯卑劣な男は一人もいないとわかるぞ
お前たちは革紐に繋がれた猟犬のようにはやっているな
銃を撃つシャーロック。最後にこのセリフです。
The game's afoot.
さぁ、獲物が飛び出した。
そんなシャーロックですが様子を見に来たハドソンさんに落ち着いた声で言います。
SH:Oh, hello.
お茶をもらえるかな?
そして現在。
セラピストの家に入るハドソンさん。
JW:警察を呼んだのか?
Mrs。H:警察なんて呼ぶわけないでしょう。私は一般人じゃないのよ。
再び回想。
落ち着きのないシャーロック。
キッチンではハドソンさんがお茶を淹れています。
Mrs.H:この写真・・・テレビに出てる人よね?
SH:写真て?
Mrs.H:そこら中にあるじゃない。
MH:ああ、これか。わかる?良かった。
シャーロックは部屋中の写真を見回しています。
再び現在。
セラピストがPCでカルヴァートン・スミスを検索しています。
T:カルヴァートン・スミス。今朝の事と関連してそうね。
彼はスミス氏をシリアルキラーだと公的に避難したのね。
「ネット探偵、ツイッターでカルヴァートン・スミスを非難する」
JW:驚いた。ツイッターのシャーロック。あいつ本当にキレちゃってるな。
Mrs.H:冗談めかさないで。やめてよ。怖かったんだから。
回想。221B。
シャーロックは「お茶だ!」と叫んでいます。
キッチンでお茶を持ったまま震えて固まっているハドソンさんに近づいていきます。
SH:どうしたんだ。地震でも起きてるのか?
ハドソンさんは思わずティーカップを落としていまいます。
現在。
Mrs.H:彼に会わないと、ジョン。彼を助けなきゃ。
JW:嫌だ。
Mrs.H:彼にはあなたが必要なのよ。
JW:誰か他の人を。僕じゃない。
ジョンが後ろを振り向くとそこにはメアリーがいました。
Mrs.H:あなたのバカな人生で一度くらいは私の話を聞きなさい。
メアリーは死んであなたが傷ついているのはわかるわ。
でもシャーロック・ホームズまで死んだら?あなたのそばには誰がいるの?
いい事を教えてあげるわ、ジョン・ワトソン。私はいませんからね。
ハドソンさんはそう言って外に出てしまいます。
ジョンがメアリーを見るとメアリーは「追いかけろ」とジェスチャーします。
続きます。
やっとやっと女神の登場です。
しかもボンドのようにアストンマーチンで登場させるなんて、最高ですね。
ハドソンさんだけは許されると思います。
ハドソンさんだけは何が起きてもボーイズの味方なんですね。
ある意味、マイクロフトよりも心強いです。