Sherlock Series 4 Episode 2
Director: Nick Hurran
Writers: Steven Moffat
病室のベッドに横たわるシャーロックとその様子を見つめるジョン。
生体モニターの音だけが響いています。
ナースが部屋に入ってきます。
N:来たところかしら?
JW:いや、帰るところ。
N:乗り越えられるわ、大丈夫。
もちろん、彼は自分をめちゃめちゃにしてしまったけど、彼はとても強いから、前向きに考えましょう。
ナースの言葉に頷くジョン。
そしてベッドの脇に杖を置きます。
JW:餞別だ。
N:あら、いいわね。杖ね。
JW:昔・・・僕が使ってたんだ。
その時、病室の電話が鳴りナースが出ます。
ジョンはドアを開け帰ろうとします。
N:はい、73病室です。Dr.ワトソンですか?
その言葉にジョンが止まります。
N:あなたによ。
ナースの言葉に相手が誰なのか悟るジョン。
電話を受け取ると「マイクロフト。」と名前を呼びます。
電話の向こうで「下に車を待たせてある。」と言います。
車の中でジョンは再びメアリーと会話をします。
MW:だから、彼は帽子をかぶらないとダメなのよ。
JW:まだシャーロックの事を考えてるのか?
MW:違う、あなたよ。
JW:不服そうだな。
MW:あなたの頭の中にいる私に言わせれば、それは自己嫌悪と言うものよ。
その頃、病室ではモニターをチェックしたナースが明りを消して部屋から出ます。
すると、壁の隠し扉が開きスミスが出てきました。
ゆっくりとベッドに近づき静かに椅子を引きよせ座ります。
手にはラテックスの手袋がはめられていました。
ジョンを乗せた車は221Bの前で止まります。
部屋にはマイクロフトがエージェントを多数連れてきていました。
MH:彼女はどこだ?ハドソンさんはどこにいる?
A:今来ますよ。
ジョンが2階にあがってきます。
JW:何してるんだ?
MH:まるで覚醒剤の製造所だ。君はキッチンに気づいたかね?
何がシャーロックに道を踏み外させたのか立証するつもりだ。
何か良い考えがあるかね?
JW:この人たちはスパイなのか?
J家族を心配するのにスパイを使うのか?
待ってくれ、彼らは片づけてるのか?
MH:シャーロックにはセキュリティ上の懸念がある。
私が彼の兄だという事実によって変わるものなど何もない。
JW:ああ、前にも言ってたな。
メアリーがマイクロフトの隣に立ち「彼に聞きなさいよ。」と言っています。
MH:なぜ、カルヴァートン・スミスに拘るのかね?以前から憑りつかれていたが、
サンタクロースを捕らえる罠を仕掛けるよりもやや行き過ぎてしまったな。
MW:ほら。聞きなさいってば。
MH:居もしない女性と一晩話して過ごしている。
MW:黙りなさいよ。
JW:マイクロフト、前回電話した時・・・
MH:止めたまえ。私は過去形の会話はひどく嫌いなんだ。
JW:あなたは、自分が兄であることは大して重要ではないと言った。
MH:いや。
JW:前回もそうだったし、シャーロックに対しても特別扱いはしないと言った。
では、前回は誰だったんだ?あなたは誰の事を話していた?
(※前回も引っかかりましたが今回も引っかかっています。
その前のこれ。
You said the fact that you were his brother made no difference.
これに関しては「兄だという事実によって変わるものは何もない」にやっと落ち着きました。(遅)
その前後の文章を踏まえると、前回は特別扱いしない、って事と、シャーロックにもやらないよって事かなと。
原文:You said it didn’t the last time and it wouldn’t with Sherlock,
異論は認めますです。)
MW:やるじゃない。
MH:誰でもない。言い間違いだ。
MW:うそよ。
JW:うそだな。
MH:うそなどついていない。
MW:ぜったいにうそよ。
JW:兄弟はシャーロックだけじゃない。他にもうひとりいるんだな。
MH:いない。
JW:本当かよ。秘密の兄弟か!塔かどこかに閉じ込めてあるのか?
そこにハドソンさんが登場します。
Mrs.H:マイクロフト・ホームズ!
この人たち、私の家で何をしているの?
MH:ハドソンさん。お邪魔してすみません。
ご存知の通り、私の弟は彼の基準値を超えた驚くべき自壊行為のプログラムを走らせ始めたんです。
Mrs.H:あなたが探っているのはそれなの?
MH:その通り。
Mrs.H:彼の考えている事?
MH:まあ、そうですね。
Mrs.H:今までにもあったの?
MH:時は無限の供給を持たない・・・・なので我々の仕事なんですよ。
ハドソンさんが突然笑い出します。
Mrs.H:面白人ね、あなたって。
MH:ハドソンさん?
Mrs.H:彼はあなたが賢いと思ってる。かわいそうなシャーロック。
いつもあなたの話をしているのよ。
つまりね、彼はあなたがバカだってわかってるのよ。
だけど、大丈夫。あなたはステキなドクターだもの・・・・
(※これはDr.Whoネタ?)
だけど、あなたがそんなにバカだとは思いもしないでしょうね。
MH:これは単なる意識の流れの乱用なのか?もしくは主張を通そうとしているのか?
Mrs.H:何がシャーロックを悩ませているか知りたい?誰でもわかる世界で一番簡単な事よ。
MH:私は彼の思考過程を誰よりもわかっています。だからどうかわかってください・・・・
Mrs.H:思考の事じゃないのよ、そうじゃないの。
MH:そうではありません。
Mrs.H:違うわ、彼はもっと・・・感情的でしょう?
事件が未解決だと壁を撃つのよ。
ハドソンさんは手で銃を撃つマネをします。
Ms.H:ほったらかしの朝食、karate the fridge!(←わかりません・・・)
無視されたままの依頼。
彼が返事ができないときはそれをどうするのかしら、ジョン。
JW:突き刺すんです。
その時、ジョンはナイフで突き刺してある白い封筒に気がつき、それを開封します。
その間、ずっと話し続けているハドソンさん。
Mrs.H:解決できないときは・・・・あそこに積み上げるの。
私はずっと言い続けてきたのよ。
彼が探偵として優秀なら新しいマンテルは必要ないわよって。
封筒から出てきたのはあのDVDでした。
続きます。
何だかやっとシャーロックらしくなってきたと思うのは、
初期からのキャストが揃っているからなのかしら。
今回はジョンが中心でした。
もうひとりの兄弟の存在に気がつくあたり、ジョンすげー!と思いました。
そしてやっぱりハドソンさんはボーイズの女神というかお母さんと言うか。
シャーロックとジョンを守るためなら歩く英国政府でも敵に回すカッコよさ。
このドラマの良心的存在ですね。
Director: Nick Hurran
Writers: Steven Moffat
病室のベッドに横たわるシャーロックとその様子を見つめるジョン。
生体モニターの音だけが響いています。
ナースが部屋に入ってきます。
N:来たところかしら?
JW:いや、帰るところ。
N:乗り越えられるわ、大丈夫。
もちろん、彼は自分をめちゃめちゃにしてしまったけど、彼はとても強いから、前向きに考えましょう。
ナースの言葉に頷くジョン。
そしてベッドの脇に杖を置きます。
JW:餞別だ。
N:あら、いいわね。杖ね。
JW:昔・・・僕が使ってたんだ。
その時、病室の電話が鳴りナースが出ます。
ジョンはドアを開け帰ろうとします。
N:はい、73病室です。Dr.ワトソンですか?
その言葉にジョンが止まります。
N:あなたによ。
ナースの言葉に相手が誰なのか悟るジョン。
電話を受け取ると「マイクロフト。」と名前を呼びます。
電話の向こうで「下に車を待たせてある。」と言います。
車の中でジョンは再びメアリーと会話をします。
MW:だから、彼は帽子をかぶらないとダメなのよ。
JW:まだシャーロックの事を考えてるのか?
MW:違う、あなたよ。
JW:不服そうだな。
MW:あなたの頭の中にいる私に言わせれば、それは自己嫌悪と言うものよ。
その頃、病室ではモニターをチェックしたナースが明りを消して部屋から出ます。
すると、壁の隠し扉が開きスミスが出てきました。
ゆっくりとベッドに近づき静かに椅子を引きよせ座ります。
手にはラテックスの手袋がはめられていました。
ジョンを乗せた車は221Bの前で止まります。
部屋にはマイクロフトがエージェントを多数連れてきていました。
MH:彼女はどこだ?ハドソンさんはどこにいる?
A:今来ますよ。
ジョンが2階にあがってきます。
JW:何してるんだ?
MH:まるで覚醒剤の製造所だ。君はキッチンに気づいたかね?
何がシャーロックに道を踏み外させたのか立証するつもりだ。
何か良い考えがあるかね?
JW:この人たちはスパイなのか?
J家族を心配するのにスパイを使うのか?
待ってくれ、彼らは片づけてるのか?
MH:シャーロックにはセキュリティ上の懸念がある。
私が彼の兄だという事実によって変わるものなど何もない。
JW:ああ、前にも言ってたな。
メアリーがマイクロフトの隣に立ち「彼に聞きなさいよ。」と言っています。
MH:なぜ、カルヴァートン・スミスに拘るのかね?以前から憑りつかれていたが、
サンタクロースを捕らえる罠を仕掛けるよりもやや行き過ぎてしまったな。
MW:ほら。聞きなさいってば。
MH:居もしない女性と一晩話して過ごしている。
MW:黙りなさいよ。
JW:マイクロフト、前回電話した時・・・
MH:止めたまえ。私は過去形の会話はひどく嫌いなんだ。
JW:あなたは、自分が兄であることは大して重要ではないと言った。
MH:いや。
JW:前回もそうだったし、シャーロックに対しても特別扱いはしないと言った。
では、前回は誰だったんだ?あなたは誰の事を話していた?
(※前回も引っかかりましたが今回も引っかかっています。
その前のこれ。
You said the fact that you were his brother made no difference.
これに関しては「兄だという事実によって変わるものは何もない」にやっと落ち着きました。(遅)
その前後の文章を踏まえると、前回は特別扱いしない、って事と、シャーロックにもやらないよって事かなと。
原文:You said it didn’t the last time and it wouldn’t with Sherlock,
異論は認めますです。)
MW:やるじゃない。
MH:誰でもない。言い間違いだ。
MW:うそよ。
JW:うそだな。
MH:うそなどついていない。
MW:ぜったいにうそよ。
JW:兄弟はシャーロックだけじゃない。他にもうひとりいるんだな。
MH:いない。
JW:本当かよ。秘密の兄弟か!塔かどこかに閉じ込めてあるのか?
そこにハドソンさんが登場します。
Mrs.H:マイクロフト・ホームズ!
この人たち、私の家で何をしているの?
MH:ハドソンさん。お邪魔してすみません。
ご存知の通り、私の弟は彼の基準値を超えた驚くべき自壊行為のプログラムを走らせ始めたんです。
Mrs.H:あなたが探っているのはそれなの?
MH:その通り。
Mrs.H:彼の考えている事?
MH:まあ、そうですね。
Mrs.H:今までにもあったの?
MH:時は無限の供給を持たない・・・・なので我々の仕事なんですよ。
ハドソンさんが突然笑い出します。
Mrs.H:面白人ね、あなたって。
MH:ハドソンさん?
Mrs.H:彼はあなたが賢いと思ってる。かわいそうなシャーロック。
いつもあなたの話をしているのよ。
つまりね、彼はあなたがバカだってわかってるのよ。
だけど、大丈夫。あなたはステキなドクターだもの・・・・
(※これはDr.Whoネタ?)
だけど、あなたがそんなにバカだとは思いもしないでしょうね。
MH:これは単なる意識の流れの乱用なのか?もしくは主張を通そうとしているのか?
Mrs.H:何がシャーロックを悩ませているか知りたい?誰でもわかる世界で一番簡単な事よ。
MH:私は彼の思考過程を誰よりもわかっています。だからどうかわかってください・・・・
Mrs.H:思考の事じゃないのよ、そうじゃないの。
MH:そうではありません。
Mrs.H:違うわ、彼はもっと・・・感情的でしょう?
事件が未解決だと壁を撃つのよ。
ハドソンさんは手で銃を撃つマネをします。
Ms.H:ほったらかしの朝食、karate the fridge!(←わかりません・・・)
無視されたままの依頼。
彼が返事ができないときはそれをどうするのかしら、ジョン。
JW:突き刺すんです。
その時、ジョンはナイフで突き刺してある白い封筒に気がつき、それを開封します。
その間、ずっと話し続けているハドソンさん。
Mrs.H:解決できないときは・・・・あそこに積み上げるの。
私はずっと言い続けてきたのよ。
彼が探偵として優秀なら新しいマンテルは必要ないわよって。
封筒から出てきたのはあのDVDでした。
続きます。
何だかやっとシャーロックらしくなってきたと思うのは、
初期からのキャストが揃っているからなのかしら。
今回はジョンが中心でした。
もうひとりの兄弟の存在に気がつくあたり、ジョンすげー!と思いました。
そしてやっぱりハドソンさんはボーイズの女神というかお母さんと言うか。
シャーロックとジョンを守るためなら歩く英国政府でも敵に回すカッコよさ。
このドラマの良心的存在ですね。