That's awesome

海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Top Gear Pilot

2013-04-05 20:45:39 | 英国ドラマ
イギリス、BBCで現在も放映されている知る人ぞ知る自動車番組です。

現在のスタイルになった2002年、最初はジェレミー・クラークソンとリチャード・ハモンドの二人でしたが途中からジェームズ・メイが加わり
現在も3人で進行されています。


とにかくジェレミーさんのトークが面白くて面白くて特に比喩の仕方が最高なんです。よく思いつくなーと毎回感心。
彼の価値観も好きですねー。例えば、ジェレミーさんはエコとか環境とかが好きじゃなく、それをちゃんとはっきり「環境は大事だと思うけど興味ない」と言うんです。こう思っててもなかなか言えない雰囲気ってあるんですけど、言っちゃうw
好き嫌いがわかりやすいし、しかもブレないから良いんです。

車に対しても同様で、どんなに人気がある車でもダメであればけちょんけちょんに、歯に衣着せぬとはまさにこのこと!なぐらい酷評します。日本だったら逆立ちしても絶対に悪く言わない特定の国の車も酷評してましたね(笑)でもちゃんと理にかなってるんです。
もちろん、グレートブリテンのお国なので基本イギリスの車はあまり酷評はしませんが、いろいろジョークにはしてますしイギリス車のダメなところをちゃんと認めた上でもっと頑張らないと!と励ましてますね。

リチャード・ハモンドは背がすごく低いんですけど、勇気があるというかいつもいろんな事に果敢に挑戦してます。

ジェレミーさんが200cmちかく背があるので二人並ぶと親子というか巨人と子供状態。ハムスターとか言われていつも苛められてます(笑)

ジェームズ・メイはスピードを出すより機械的なことが好きな、オタク的な感じで3人でいるとボケ役になってますね。
うんちくが長くて、ふたりからいつもうざいと言われてます。顔は結構イケてると思うんですけどw


そして、忘れてはならないのがThe STIG。

番組に登場する覆面ドライバーで主に番組内で紹介した車のラップを図るために運転しています。
初代は黒いヘルメットとスーツのブラックスティグでしたが2代目から白くなっています。
正体は不明でサイトでも公表されてなく、どこでもヘルメットを着用している徹底ぶり。元F1レーサーとの噂もありますが、ドライビングは本当にうまい、というかすごくきれいなラインで走るんですよね。
一度、スペシャルで元スティグという紹介でシューマッハが出演していましたがw

スティグのほかに有名人レースというコーナーがあって、文字通りいろんな有名人がコースを走りラップがランキングされます。
主にイギリスの有名人なのでよく知らない人もたくさんいますが、ミスタービーンとかあとジョーイことマット・ルブランクとかも出てましたね。
それとは別枠で現役も含めてF1レーサーも時々出演してコースを走っています。もちろんライコネンとかデーモン・ヒルなんかも出ました。現在のトップはベッテルかな?

そして製作スタッフも最高なんです。
特に車の映像が毎回本当にかっこよく、きれいでいつも感心させられます。
もちろん、企画ものなども含めて内容は上層部が許可しないとできないと思うので、いろいろ柔軟なんでしょうね。
ベトナムスペシャルの時は、最後のクレジットが全員「フランシス・フォード・なんとか」になってて爆笑しましたよ。
フランシス・フォード・クラークソンに始まり、フランシス・フォード・ハモンド、フランシス・フォード・メイ、そしてスタッフも全員フランシス・フォードなのでスタッフロールが延々と「Francis Ford」!
ベトナム戦争をテーマにした映画「地獄の黙示録」の監督がフランシス・フォード・コッポラなので、みんなその名前なんですが、やるからにはとことん全力でやるよ!というスタッフのスタンスがいつもステキすぎるー。

なので車に興味が無い方も楽しんでいただける番組かと思います。
あまりこうゆうジョークが好きではない方にはおススメできませんが。。。
各エピソードについては面白かったものを少しずつ書いていこうと思います。






ミッション:インポッシブル ゴーストプロトコル

2013-04-01 15:19:50 | 映画+アクション
Mission: Impossible – Ghost Protocol

4作目となったMIシリーズですが、実は2作目が何かちょっとカンフーっぽくなった感じだったのでちゃんと観てないうえに
3作目もまったく観ていません。1作目がすごく面白かっただけに余計そう思ってしまうのかもしれません。
でも、今ちょっと調べたら3作目はJJエイブラムスが監督だったんですね!知らなかったー観なきゃ(笑)

なので4作目も当時テレビでよく宣伝をみかけたのですが上映中に観ることはなかったですね。
トムが危険なスタントを自ら演じたという有名なこれこれ!


なんだけど、噂で私の好きな「LOST」のソーヤー役で有名になったジョシュ・ホロウェイが出てることを聞いて!

しかもちゃんとオープニングのクレジットに名前が出てくると聞いて!(笑)
早速観ました。オープニングからいきなりジョシュのかっこいいアクション!お~、なんて観てたら、

何と!
開始から30秒で殺されました

そんな!

以下はネタバレが含まれますのでご注意ください。


瞬殺(笑)される割には存在自体はわりと重要で、回想でもう一度出てきますが(でもやっぱり30秒くらい)なんかがっかり。
やっぱり、ドラマの役者がメジャーな映画でよい役をもらうのは難しいですかね。ERから出世したジョージ・クルーニーはそうとうミラクルかもしれないです。

さて、内容ですがかなり面白かったです!
あのスパイ大作戦のテーマソングが流れると否応なしに盛り上がってはしまうんですが。
トムクルーズは相変わらずすごいですね。てか、この人いったいいくつよ!と思って調べたらもう50歳なんですねーびっくり。
でも全然痛々しくないしかっこいいです。日頃どのような鍛え方をしているんでしょうか。役者って大変ですね。

ジョシュが死んだあと、ベンジーがイーサンを脱獄させようとブタペストの刑務所のシステムにハッカーするところから始まりますが、
ベンジーって誰?しかもイーサンに奥さんが?やっぱり3を観ないとバックグラウンドが全然わからないですが観るうえではあまり気になりませんので大丈夫。
脱獄の時にイーサンがボグダンという男を一緒に脱獄させます。もちろんIMFにとっては想定外です。
しかし、このボグタンは後々重要になるのかな?と思いきやそうでもなかったのでちょっと残念ですね。もちろんこれまた重要人物との仲介役なので必要ではありますが。。。

そしていつものIMFからの指令があり動き出しますが、ターゲットが(何と!)クレムリンを爆破しその罪をアメリカにかぶせたことから、政府はIMFをゴーストプロトコル、つまり「そんな組織知らんよ、アメリカは一切関知してないよ」という存在にします。
でも、いつもIMFがエージェントに言ってるセリフですよね、それ(笑)
政府の援助が受けられなくなり孤立無援となったイーサンとチームは残された武器と情報で戦うことになります。

エンディングはもちろんいつも通りなので省きますが、この手のシリーズは水戸黄門のように主軸の設定がブレないことが大事だと思うのでこれから先も続編を作るならいつものオープニングとスタイルは変えないでほしいですね。
とにかく、今度MI3を観ようーっと。