That's awesome

海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

シャーロック ピンク色の研究 Part2

2013-05-19 02:10:39 | Sherlock
原題:Study in Pink


以下、ストーリーの内容が含まれますのでご注意ください。

まずはジョン・ワトソンとシャーロック・ホームズの出会い編です。
ジョンのブログもまじえながらジョン視点で進めたいと思います。

アフガン戦争で負傷した軍医のジョンはトラウマにより左手の断続的な痙攣と右足が不自由なため困難な生活を送っていました。
物価の高いロンドンでは経済的にも苦しいので、移ることを考えていたとき旧友、マイクに出会いルームメイトを
探している知人がいるので紹介すると言われ、聖バーソロミュー病院に行きそこでシャーロックと出会います。


このシーンがジョンのブログに記されています。
Except, he didn't. He didn't introduce us.
The man knew who I was. Somehow he knew everything about me.
He knew I'd served in Afghanistan and he knew I'd been invalided.
※英語が不自由なので意訳であることをご了承ください。
「マイクが紹介してないのに、アフガンに行ったことを知っていた。
僕が傷病兵だったことを知っていたんだよ。」

シャーロックは更に、ジョンが左足が不自由なのは心因性でカウンセリングに通っていること、
そしてアパートの同居のことで来ていることも当てています。
びっくりするジョンをただにやにや傍観するマイクがGood!

「君のこと、何もしらないけど」というジョンに対して一気にまくしたてたシャーロックのセリフです。
「肝は軍医で負傷して帰国。兄がいるが助けを求めない。彼の飲酒が原因かも。兄は最近妻と別れた。」
「セラピストが言うには君の足は心因性。これで充分だろ?」
この間30秒くらい?この長いセリフを淡々と話すのも大変だろうなーと(笑)でも実はこんなの序の口だったりしました。
そして、物件の住所を教えて颯爽と去っていくシャーロックでした。


その夜、ジョンはシャーロックをグーグルで検索しました。
この時のジョンのブログです。
I googled him when I got back to the flat and found a link to his website「 The Science of Deduction」.
It's mad. I think he might be mad.
「イッっちゃてよ、この人ヤバイ」。。。な感じですか?(笑)
この後、アパートで会ったシャーロックの印象を
「傲慢」「尊大」そして危ない奴と書いていますが同時に興味深いともありました。何か惹かれちゃうのね、きっと。

翌日、ベーカー街のアパートに行ったジョンとシャーロックは家主のハドソンさんとお部屋をみます。
Sherlock had already moved in so it was a bit of a mess
but that 's actually a nice change from where I was before.
「シャーロックはとっくに引っ越してきてたから少し散らかってたけど僕が住んでいるところよりは良いよ」

そしてハドソンさん曰く
「寝室がもうひとつ必要だったら上にもあるわよ」
「もちろん二つで」と?な顔で言うジョンに
「この辺は同性愛に寛大なのよ、お隣の夫婦も同性だし」などとまったくなんの悪気もなく言ってるハドソンさん。天然です。

と、この時警部のレストレードさんがお部屋に入ってきました。
3件続けて自殺者が出ていた事件で、4人目の自殺者が出たこと。そして4人目は死ぬ間際に書置きを残したことを告げると
シャーロックは喜んで、ジョンもしっかり誘って現場に出かけていきます。

夜食お願い!というシャーロックにハドソンさん。
「I'm not your housekeeper!」
このハドソンさんのセリフ、時々出てきますが私のお気に入りです。

タクシーに乗り込み現場に向かうふたり。
ずっと無言で携帯を操作していたシャーロックでしたが空気を読んでジョンに話しかけます。
以下はシャーロックとジョンの会話です。
SH: OK, you've got questions...
「質問は?」
JW: Yeah, where are we going?
「どこへ?」
SH: Crime scene. Next?
「犯行現場。次は?」
JW: Who are you? What do you do?
「君は一体何者なんだ?」
SH: What do you think?
「どう思う?」
JW: I'd say... private detective.
「私立探偵っぽいけど」
SH: But?
JW: But the police don't go to private detectives.
「だけど、警察は私立探偵に相談しない」
SH: I'm a consulting detective. Only one in the world. I invented the job.
「僕は世界初のコンサルティング探偵なんだ。」
JW: The police don't consult amatures. 
「警察は素人に相談しないよ」
SH: When I met you for the first time yesterday, I said Afghanistan or Iraq. You looked surprised.
「昨日、アフガニスタンのこと当てただろ?観察したんだ」
そして以下はすべてシャーロックのセリフです。
「姿勢の良さや髪型から元軍人とわかるし、病院に入ってきたとき昔と違うなって言っただろ?病院にいたなら軍医だ」
「日焼けした顔、手首が白かったから日光浴以外で海外に。歩くとき足をひきずっているけど普通に立っている。」
「障害は心因性だ。トラウマになる負傷と言えば戦場。総合すればアフガンかイラクだ。」
「次に兄の件。君の携帯は高級モデル。経済状況を考えれば贈られたものだ。鍵や小銭と一緒にポケットに入れた傷が」
「君は乱暴じゃない。前の所有者がやったんだ。裏には彫り文字が、ハリー・ワトソン。家族だ。」
「従妹か?だが住居に困ってるなら親しい親戚はいない。つまり兄弟だ。文字の下にクララ。キスの印入り。つまり妻だ」
「このモデルは半年前のもの。つまり半年以内に妻と不仲になり贈り物の携帯は君にあげた。君と連絡がとりたくて携帯を。」
「君は住居の件で兄に助けを求めていない。問題があるんだ。義姉が好き?飲酒癖か?携帯の端子に傷が多いのは手が震えるから」
「つまり典型的な酒飲みの携帯だ。君は正しいよ。警察は素人に相談しない」

ここでジョンが「That was amazing.」と言うと「珍しい反応だ」とシャーロック。
「みんなは何て言うの?」と聞くジョンに「Piss off!」とちょっとだけ笑いながら言います。
まー確かにたった3分程度の対面でここまでプロファイリングされたらムカつくかも。私は怖いけど笑)
それを正面から受け止めたジョン。こうしてシャーロックを手なずけるいえ、信頼を得ていくんですね。
しかし、このセリフを相変わらず一気に話すのですがこの方の淡々とした話し方が本当に小気味よくて引き込まれます。
これ、めちゃめちゃ端折ってるけど実際はもっとすんごく長いセリフです。
ほんとにお見事。私もジョンと一緒に「Amazing!」と言いたいです(笑)


この時のジョンのブログ。
In the taxi, he explained how he'd deduced everything about me the previous day
- how he'd picked up on every word I said, every action, tiny little things about my phone. It was extraordinary.
「タクシーの中でシャーロックはどのようにして僕の事を推理したのか説明してくれた。すごかった」
最後のextraordinaryって「異常」って意味もあるようですが、これでも違和感ないですよねー、うーん、どっちなんだろう、
私にもっと英語力があれば。。。(涙)

以下、Part3に続きます。


96時間 リベンジ

2013-05-18 11:23:42 | 映画+アクション
原題:Taken 2


リュック・ベンソン製作、あのスーパー父ちゃんが帰ってきました。
と、いうわけで先日BDが届いたので早速鑑賞しました。

以下、ネタバレの内容が含まれますのでご注意ください。

前回、誘拐された娘を奪還するため誘拐した組織の悪党たちをバッタバッタと倒していきましたが、
悪党たちの父親であるアルバニア人のムラドが復讐を誓うところからストーリーは始まります。


誘拐のトラウマと戦いつつ、彼氏もできて車の免許をとるためにパパに運転を教わったり穏やかな生活を送るキム。
パパに彼氏の存在がバレた途端ママにも内緒にしてた彼氏のお家がすぐにバレたり、「身辺調査しないでよ」とか
言ってるあたり普通の親子ではないと思いますが(笑)

再婚相手との不仲に悩む元妻のレノーア。キムと3人で行くはずだった旅行もキャンセルになってしまったことを聞いた
ブライアンが、仕事でイスタンブールに行くんだけど終わったらお休み取るから来ないか?と誘います。
イスタンブールでは3人楽しく過ごしていましたが、ムラド率いる組織が3人を狙います。

ホテルにキムを残し、レノーアと二人でバザールにお出かけ中尾行されているのに気付き二人で別々に逃げるのですが、
レノーアさんが捕まってしまい、絶体絶命に。

状況を把握したブライアンは悪党と睨みあいながらもキムに電話をします。
「パパとママは拉致される。お前はパパの部屋に隠れるんだ」
これは前作のキムとブライアンの電話でのやり取りを踏襲していて面白かったですね。
前作は「キム、お前は拉致される」でしたが、前回も今回も冷静にキムに指示を出しています。


捕まったブライアンは今回の拉致が復讐のためだと知ります。

何とか隙をついてキムに電話意をするブライアン。指示通り隠れて難を逃れたキムの無事を確認しますが、
救出するために手伝うから!と断固言い張るキムにブライアンは指示を出します。
キムを守りつつ奥さんと自分を救出しなければならないブライアン、お父さんは大変ですね。


だけどキムも頑張りました。
ブライアンは見張りの隙をついて抜け出しますが、レノーアは動くことができません。
ひとまず、追われているキムを助け車を手に入れレノーアを救出しに戻ります。※1

しかし、レノーアは別の場所に連れられてしまいます。
ブライアンの特殊なスキルを駆使し格闘に続く格闘の末、レノーアを無事に見つけ出します。

そして、ひとり残ったムラドに「復讐を忘れ静かに余生を過ごすなら見逃してやる」と言います。
「なぜ見逃す?」
「こんなことはもう終わりにしたいんだ」そう言うブライアンにムラドは承諾するふりをしながら攻撃しようと
したので仕方なくムラドを殺します。
最後は親子3人+彼氏と仲良くお話しながらHappy end。


映画を観終わった後、特典映像をチェックしていたら「もうひとつの結末」があったので、
最後の場面が少し変わるくらいかな?と思いつつ見始めたら、監督のメッセージが。
「本編を見直したらブライアンの動機づけに疑いがあるので、構成を変えることにした。それが劇場公開版です」
そして何と映像が※1から始まるんです。ちょっと!それもうひとつの結末どころじゃないのでは。。。。

最後のムラドを殺す場面は同じなので行きつく先は同じだけど、そこに至るまでの経緯が違うよ!って事なんですね。
劇場版ではレノーアを救出する際にムラドと出くわし殺害することになっていますが、
別バージョンでは、※1でレノーアは救出されこの復讐劇を終わらすためだけにブライアンは単身でムラドを探し出し殺害します。

確かに動機は違うかもしれませんが、私はどちらでも納得できましたけどね。
奥さん救出するついでに終わらす事でも別にいいじゃない(笑)
それにしても違うバージョンを新たに撮りなおしたんですねー、大がかりな場面は両方同じでしたが大変そう。


しかーし!
やはり前作のほうが断然面白かったです。
今回もブライアンのCIA工作員としての特殊スキルは出るんですが、前作のスキルの方が圧倒的に良かったです。
どうせ続編作るなら、ブライアンの工作員時代のお話で作って欲しかったです。
お願いリュック・ベンソン様 次はそれで頼みます。

Band of Brothers Part Two ノルマンディ降下作戦 後編

2013-05-17 06:26:54 | Band of Brothers
続きです。

「ソベルと陸軍とアメリカ国民がこの時のために育て鍛え上げた核も素晴らしいE中隊の男たちが初陣を戦おうとしている」

第2大隊は100名余の兵力しかないのにかかわらずストレイヤー中佐はル・グラン・シェマンの東西南北の制圧を命令されていたので
4門の砲塁を攻撃する任務は1個中隊しかまわせなかったのでその任務をE中隊に任せることになります。
ウィンターズは考える時間もなくとにかく自分の直感で指示を出さなければなりませんでした。

いやー、指揮官てほんとに大変ですよね。
もちろん命令を忠実にこなす兵隊がいてこその指揮官ですし命をかけるのはその兵たちではあるけれど自分の命令ひとつで作戦の成功に関わるし何より兵たちの命は自分が背負っているんですから。
そして、失敗したらその責任は指揮官や上層部がとることになるのは、今の会社組織も同じのはずですよね。
そして、責任逃れをする上司は昔も今も健在のようですが(笑)

ちなみに将校は基本的には士官学校を卒業しないとなれません。
また、卒業後自分の経験と実績のために戦地に着任する将校も少なくないため、下士官以下の兵隊は実績のためだけに存在する経験のない指揮官に命を預けることにもなります。

ウィンターズが作戦の内容を隊員たちに説明します。
機関銃で援護射撃をしながら塹壕でつながっているそれぞれの大砲をTNTで爆破。武器と弾薬以外の装備は置いて行けとすばやく指示を出します。
ずっとくっついてきてたA中隊のホール、ちゃっかり作戦の輪の中にも入っていましたが、今回は置いて行かれちゃいます。

コンプトンは第2分隊と左翼から、リプトンは右翼から攻撃するよう指示を出しウィンターズは正面から突破します。

隊員たちはみな訓練通りに素早く散り始め自分の位置につきます。
リプトンのいる右翼からは敵が見えなかったので何と木に登って射撃しますが、後にリプトンは
「初陣だったからあんな行動ができたんだ。敵から丸見えになる細い木に登って撃つなんて今なら怖くてできないよ」

更にコンプトンたちが手榴弾で1門目の大砲がある塹壕の中の敵を撃破するとすかさずウィンターズが「俺に続け」と塹壕に向かって走り出します。


塹壕の中から攻撃中、トイのところに手榴弾が投げ込まれとっさにウィンターズが「トイ!逃げろ!」と叫び何とか助かります。
「あの時、ウィンターズが叫んでくれなかったら俺は死んでたよ」とトイ。

(このあと、もう一度手榴弾投げ込まれちゃうトイなんです)

第1砲台を奪った後、塹壕をつたって第2砲台に進撃しながら砲台を爆破するためのTNTを待ちますが
TNTを持ったリプトンは途中で負傷した兵士”ポパイ”に応急手当をしていました。
そこにTNTを持って現れたホールくん。第1砲台を爆破したあと第2砲台に行きコンプトンと合流。コンプトンにホールと第3砲台に向かうよう指示し、ウィンターズは第2砲台も爆破します。


しかし、第3砲台に向かう途中ホール君は爆死しそれを見つけたウィンターズは悲しそうですが戦場で泣いている暇はありません。
第3砲台でスピアーズが弾薬を持ってD中隊とともに現れました。
「第4砲台は俺に任せろ!」そういってD中隊を率い颯爽と第4砲台に向かいますが何とスピアーズさん、塹壕の上を走り抜け不死身っぷりをアピールします。

第3砲台でみつけたドイツ軍の地図などを回収し、素早く退却命令を出しひとまずE中隊の初陣は完了します。
12名という1個分隊にすぎない兵力で50名のドイツ軍の小隊を壊滅されたのは優れた指揮官とE中隊のチームワークでした。
後にこの功績をたたえ、ウィンターズには殊勲十字勲章、コンプトン、ガルニア、ロレイン、そしてトイには銀星賞章
リプトン、マラーキー、ラニー、リープゴット、ヘンドリックス、プレシャ、ペティそしてウィンには銅星章が授与されました。

ユタ・ビーチからシャーマン戦車とともに現れたニクソンと合流しその夜、1時間の休憩を与えられた兵士たちは思い思いに過ごします。
ウィンターズはホールの戦死を自分の責任かのように責める後ろ姿をニクソンが見守ります。

この時ウィンターズは
「もし自分が生きて帰れたら、どこか平和な土地をみつけ生涯静かに暮らそう」
そう、神と自分に誓います。

また、この戦術は定位置の目標を急襲する際の手本となり現在も陸軍で教えられています。





Band of Brothers Part Two ノルマンディ降下作戦 前編

2013-05-15 22:21:32 | Band of Brothers
原題:Day of Days


すみません、パート3「カランタン攻略」を後編までUPしておいて、パート2をまったくUPしていないことに気づきました(涙)
ほんとにね、私ってばよ。こんな10年以上前のドラマのお話なんて読んでくださる方は極僅かかと思いますが、
カランタン完結篇に行く前にさくっとパート2「ノルマンディ降下作戦」UPさせていただきます。


PART One「翼のために」の続きになります。

C47輸送機の中で思い思いに過ごす隊員たち。
後にウィンターズさんは「覚悟の決め方なんて誰にも教わらなかった。自分たちで折り合いをつけるしかなかった」と言っています。


途中、厚い雲の中を通過した際に編隊を崩し更にノルマンディ上空付近でドイツ軍の高射砲が対空砲火をかけてきたため
混乱した輸送機のパイロットたちは現在位置も把握できないまま、隊員たちを降下させることになりました。
降下に十分な高度も確保できず自分の位置もわからぬまま降下する隊員たちですが、降下前に撃墜された輸送機も少なくなかったようです。


着地したウィンターズは武器がはいったレッグバッグを失くしたことに気づきます。
そこにA中隊のホールが着地しふたりは何とか自分たちの位置を探ろうとします。
途中、リプトンたちとも無事に合流しリプトンの報告でサント・メール・エグリースに居ることがわかりユタ・ビーチを
目指し進んで行くと更にガルニアやマラーキーたちとも無事に合流します。
暗闇での彼らの合言葉は「フラッシュ」「サンダー」です。


そこに4台の車両で進んでくるドイツの斥候隊を見つけ、ウィンターズがすばやく隊員たちを物陰に配置し「待機」の指示を出しますが、
「お兄ちゃんのかたきだ!」とガルニアは命令を無視し発砲したためウィンターズに怒られます。

ガルニアは酒もたばこもやらないウィンターズを気に入らないようです。何度となくウィンターズの事を「クエーカー教め」などと言っています。
欧米の宗教はよくわからないので意味不明ですが、クエーカー教徒は平和主義と言われているのでそこからでしょうかね?

夜も明け沿岸ではノルマンディ上陸の始まった頃、彼らはサント・マリー・デュ・ボワ付近にいる大隊と合流します。
ドイツ軍の捕虜の前を通り過ぎようとしたときマラーキーがひとりの捕虜がアメリカ生まれでさらにご近所さんだったことを知ります。
「なぜドイツに?」
「母国に呼び出されたのさ」
戦時中はアメリカに限らず、国籍をもたない移民などはたとえ生まれ育ったとしても元の国に帰されたりあるいは投獄されたりしたようですね。


この時点で合流できているのは全体の1割程度でした。
輸送機が撃墜されたり降下途中で弾に当たったり、合流場所に行く途中ドイツ軍と戦って死んだり、またはまだたどり着けていなかったり。
E中隊長ミーハン中尉も行方不明だったので、コンプトンが「みつかるまでお前が中隊の指揮を」とウィンターズに言います。


コンプトンとウィンターズが話しているとスピアーズ少尉が現れ、コンプトンからタバコ1箱をもらって捕虜のもとに行き、
捕虜と話していたマラーキーが本部に戻るときスピアーズとすれ違います。

スピアーズが捕虜たちにたばこを1本ずつすすめるのを見ながらマラーキーが本部に行こうとしたとき、銃声が響きます。
捕虜を全員撃ち殺したのですが、映像はなくマラーキーのアップだけが映ります。
このマラーキーの目撃談が後に噂となってさらに尾ひれがついていくのですが、この頃は捕虜をとっても重荷になるだけなのでこのような事はめずらしくなかったとの話もあります。



その頃、ウィンターズは出撃命令を受けていました。
「ブレクール・マノール近くにドイツ軍の105ミリ砲4門の砲塁がありユタ・ビーチに向けて攻撃しているのでこれをE中隊で攻略してね」

いよいよE中隊の初陣となりますが続きは後編で。




シャーロック ピンク色の研究 Part1

2013-05-11 17:48:51 | Sherlock
原題:A Study in Pink
元ネタ:A Study in Scarlet「緋色の研究」


私は今で言う「Bromance(ブロマンス)」モノが好きなんだなーと今更ながら思いました(笑)
Band of BrothersやSuperNatural、Stingとブッチ&サンダンスもこのカテゴリーかと。
で、今回はこれ。「Sherlock」@BBC

シャーロックホームズを現代版にしたBBC製作のドラマなのですが、よく出来ていて面白いんです。
設定も現代らしくホームズさんは自分のことを「コンサルティング探偵」と言ってますし、尚且つ「ソシオパス」、
社会病質者だと自称しています。

シャーロックのような頭脳明晰かつ洞察力の凄さ、そしてその振る舞いはかなりアブナイ、犯罪者とかカルト教教祖と
紙一重ですが、その部分を異常心理者として表現しているのも現代らしいんじゃないかと思います。


もちろん、携帯電話やPCもしっかり活用しています。
特に携帯電話はシャーロックの必需品で、現場の写真もこれで撮影します。

映像も凝っていてすごくかっこいいです。Topgearも映像には定評があるのですがBBCの撮影スタッフが良いんでしょうか?
もちろん予算も沢山ありそうですが(笑)
だけど、1シーズン3話しかないのはちょっとやっぱり寂しいです。1話90分あってしかも普通のドラマより何倍も濃い内容
ではあるけれど、だからこそシーズン最後のエピソードにクリフハンガーはやめてよ~(涙)
2010年に始まっていますが2013年5月現在、まだシーズン3は本国でも始まっていないので、
日本はシーズン2のエピソード3でクリフハンガーにされたまま更に来年まで待たされそうです。

もちろん原作をがっつり読んでいる方はこの後どうなるかある程度予想されているとは思いますが、
原作は基本Baseにしているだけなので、どんなふうにアレンジされるのかはシャーロキアンでも予測不能のようです。

ところでワタクシ、最初にブログの中でこのドラマの事を書いた際にシャーロックホームズ役のベネディクト・カンバーバッチさん(長いw)
が微妙だと言いましたが、よく見れば端正なお顔をしているんですよね。瞳も明るいブルーな感じだし、超色白だし、背も高いし。
多分あのくるくるした髪型がインパクトありすぎて微妙にしてしまうのではないかと(笑)でも慣れればそれもかわいく見えます。


舞台俳優らしく大ぶりなアクションが多々あるのですが、それがシャーロックによくマッチしていて、
特にコミカルな部分はうまいなーと、感心します。

実はこのベネディクトさん、8月公開のスタートレック イン・トゥ・ダークネスに主演されています。
JJエイブラムス監督なので、SFですがドラマティックな映画になるのではないかとちょっと期待。
何しろこの人の肩にはスターウォーズもかかっているので、スタートレックをどのように仕上げてくるのか、
かなり注目してるので本当にお願いしますよ、JJ!(笑)

そして、登場人物たちがドラマの中で書いているブログがそれぞれ公開されています。
ドラマの中に出てくる企業のサイトや搭乗人物のブログを作成して公開しているのはよくありますよね。
だけど、ワトソン君のブログはドラマの中の出来事や事件をワトソン君の視点で書いていて、更にコメントもシャーロックや
ワトソン君のお姉さんなどが書いていたりして、特にシャーロックとのコメントでのやりとりは面白いです。

英語でなければもっと面白いのですが(涙)長い文章は辞書を片手に読んだりするので結構重労働なんです。
もちろんこのピンク色の研究もブログ内で「Study in Pink」として書かれていますので興味のある方は下記リンクからどうぞ。
http://www.johnwatsonblog.co.uk/
但し、シーズン2の最終話までのネタバレになってしまうのでご注意ください。

気が付けば前置きばかりで肝心の「ピンク色の研究」のあらすじと感想にまったく進んでませんでしたので、
Part2に引っ張ります。