原題:Study in Pink
以下、ストーリーの内容が含まれますのでご注意ください。
まずはジョン・ワトソンとシャーロック・ホームズの出会い編です。
ジョンのブログもまじえながらジョン視点で進めたいと思います。
アフガン戦争で負傷した軍医のジョンはトラウマにより左手の断続的な痙攣と右足が不自由なため困難な生活を送っていました。
物価の高いロンドンでは経済的にも苦しいので、移ることを考えていたとき旧友、マイクに出会いルームメイトを
探している知人がいるので紹介すると言われ、聖バーソロミュー病院に行きそこでシャーロックと出会います。
このシーンがジョンのブログに記されています。
Except, he didn't. He didn't introduce us.
The man knew who I was. Somehow he knew everything about me.
He knew I'd served in Afghanistan and he knew I'd been invalided.
※英語が不自由なので意訳であることをご了承ください。
「マイクが紹介してないのに、アフガンに行ったことを知っていた。
僕が傷病兵だったことを知っていたんだよ。」
シャーロックは更に、ジョンが左足が不自由なのは心因性でカウンセリングに通っていること、
そしてアパートの同居のことで来ていることも当てています。
びっくりするジョンをただにやにや傍観するマイクがGood!
「君のこと、何もしらないけど」というジョンに対して一気にまくしたてたシャーロックのセリフです。
「肝は軍医で負傷して帰国。兄がいるが助けを求めない。彼の飲酒が原因かも。兄は最近妻と別れた。」
「セラピストが言うには君の足は心因性。これで充分だろ?」
この間30秒くらい?この長いセリフを淡々と話すのも大変だろうなーと(笑)でも実はこんなの序の口だったりしました。
そして、物件の住所を教えて颯爽と去っていくシャーロックでした。
その夜、ジョンはシャーロックをグーグルで検索しました。
この時のジョンのブログです。
I googled him when I got back to the flat and found a link to his website「 The Science of Deduction」.
It's mad. I think he might be mad.
「イッっちゃてよ、この人ヤバイ」。。。な感じですか?(笑)
この後、アパートで会ったシャーロックの印象を
「傲慢」「尊大」そして危ない奴と書いていますが同時に興味深いともありました。何か惹かれちゃうのね、きっと。
翌日、ベーカー街のアパートに行ったジョンとシャーロックは家主のハドソンさんとお部屋をみます。
Sherlock had already moved in so it was a bit of a mess
but that 's actually a nice change from where I was before.
「シャーロックはとっくに引っ越してきてたから少し散らかってたけど僕が住んでいるところよりは良いよ」
そしてハドソンさん曰く
「寝室がもうひとつ必要だったら上にもあるわよ」
「もちろん二つで」と?な顔で言うジョンに
「この辺は同性愛に寛大なのよ、お隣の夫婦も同性だし」などとまったくなんの悪気もなく言ってるハドソンさん。天然です。
と、この時警部のレストレードさんがお部屋に入ってきました。
3件続けて自殺者が出ていた事件で、4人目の自殺者が出たこと。そして4人目は死ぬ間際に書置きを残したことを告げると
シャーロックは喜んで、ジョンもしっかり誘って現場に出かけていきます。
夜食お願い!というシャーロックにハドソンさん。
「I'm not your housekeeper!」
このハドソンさんのセリフ、時々出てきますが私のお気に入りです。
タクシーに乗り込み現場に向かうふたり。
ずっと無言で携帯を操作していたシャーロックでしたが空気を読んでジョンに話しかけます。
以下はシャーロックとジョンの会話です。
SH: OK, you've got questions...
「質問は?」
JW: Yeah, where are we going?
「どこへ?」
SH: Crime scene. Next?
「犯行現場。次は?」
JW: Who are you? What do you do?
「君は一体何者なんだ?」
SH: What do you think?
「どう思う?」
JW: I'd say... private detective.
「私立探偵っぽいけど」
SH: But?
JW: But the police don't go to private detectives.
「だけど、警察は私立探偵に相談しない」
SH: I'm a consulting detective. Only one in the world. I invented the job.
「僕は世界初のコンサルティング探偵なんだ。」
JW: The police don't consult amatures.
「警察は素人に相談しないよ」
SH: When I met you for the first time yesterday, I said Afghanistan or Iraq. You looked surprised.
「昨日、アフガニスタンのこと当てただろ?観察したんだ」
そして以下はすべてシャーロックのセリフです。
「姿勢の良さや髪型から元軍人とわかるし、病院に入ってきたとき昔と違うなって言っただろ?病院にいたなら軍医だ」
「日焼けした顔、手首が白かったから日光浴以外で海外に。歩くとき足をひきずっているけど普通に立っている。」
「障害は心因性だ。トラウマになる負傷と言えば戦場。総合すればアフガンかイラクだ。」
「次に兄の件。君の携帯は高級モデル。経済状況を考えれば贈られたものだ。鍵や小銭と一緒にポケットに入れた傷が」
「君は乱暴じゃない。前の所有者がやったんだ。裏には彫り文字が、ハリー・ワトソン。家族だ。」
「従妹か?だが住居に困ってるなら親しい親戚はいない。つまり兄弟だ。文字の下にクララ。キスの印入り。つまり妻だ」
「このモデルは半年前のもの。つまり半年以内に妻と不仲になり贈り物の携帯は君にあげた。君と連絡がとりたくて携帯を。」
「君は住居の件で兄に助けを求めていない。問題があるんだ。義姉が好き?飲酒癖か?携帯の端子に傷が多いのは手が震えるから」
「つまり典型的な酒飲みの携帯だ。君は正しいよ。警察は素人に相談しない」
ここでジョンが「That was amazing.」と言うと「珍しい反応だ」とシャーロック。
「みんなは何て言うの?」と聞くジョンに「Piss off!」とちょっとだけ笑いながら言います。
まー確かにたった3分程度の対面でここまでプロファイリングされたらムカつくかも。私は怖いけど笑)
それを正面から受け止めたジョン。こうしてシャーロックを手なずけるいえ、信頼を得ていくんですね。
しかし、このセリフを相変わらず一気に話すのですがこの方の淡々とした話し方が本当に小気味よくて引き込まれます。
これ、めちゃめちゃ端折ってるけど実際はもっとすんごく長いセリフです。
ほんとにお見事。私もジョンと一緒に「Amazing!」と言いたいです(笑)
この時のジョンのブログ。
In the taxi, he explained how he'd deduced everything about me the previous day
- how he'd picked up on every word I said, every action, tiny little things about my phone. It was extraordinary.
「タクシーの中でシャーロックはどのようにして僕の事を推理したのか説明してくれた。すごかった」
最後のextraordinaryって「異常」って意味もあるようですが、これでも違和感ないですよねー、うーん、どっちなんだろう、
私にもっと英語力があれば。。。(涙)
以下、Part3に続きます。
以下、ストーリーの内容が含まれますのでご注意ください。
まずはジョン・ワトソンとシャーロック・ホームズの出会い編です。
ジョンのブログもまじえながらジョン視点で進めたいと思います。
アフガン戦争で負傷した軍医のジョンはトラウマにより左手の断続的な痙攣と右足が不自由なため困難な生活を送っていました。
物価の高いロンドンでは経済的にも苦しいので、移ることを考えていたとき旧友、マイクに出会いルームメイトを
探している知人がいるので紹介すると言われ、聖バーソロミュー病院に行きそこでシャーロックと出会います。
このシーンがジョンのブログに記されています。
Except, he didn't. He didn't introduce us.
The man knew who I was. Somehow he knew everything about me.
He knew I'd served in Afghanistan and he knew I'd been invalided.
※英語が不自由なので意訳であることをご了承ください。
「マイクが紹介してないのに、アフガンに行ったことを知っていた。
僕が傷病兵だったことを知っていたんだよ。」
シャーロックは更に、ジョンが左足が不自由なのは心因性でカウンセリングに通っていること、
そしてアパートの同居のことで来ていることも当てています。
びっくりするジョンをただにやにや傍観するマイクがGood!
「君のこと、何もしらないけど」というジョンに対して一気にまくしたてたシャーロックのセリフです。
「肝は軍医で負傷して帰国。兄がいるが助けを求めない。彼の飲酒が原因かも。兄は最近妻と別れた。」
「セラピストが言うには君の足は心因性。これで充分だろ?」
この間30秒くらい?この長いセリフを淡々と話すのも大変だろうなーと(笑)でも実はこんなの序の口だったりしました。
そして、物件の住所を教えて颯爽と去っていくシャーロックでした。
その夜、ジョンはシャーロックをグーグルで検索しました。
この時のジョンのブログです。
I googled him when I got back to the flat and found a link to his website「 The Science of Deduction」.
It's mad. I think he might be mad.
「イッっちゃてよ、この人ヤバイ」。。。な感じですか?(笑)
この後、アパートで会ったシャーロックの印象を
「傲慢」「尊大」そして危ない奴と書いていますが同時に興味深いともありました。何か惹かれちゃうのね、きっと。
翌日、ベーカー街のアパートに行ったジョンとシャーロックは家主のハドソンさんとお部屋をみます。
Sherlock had already moved in so it was a bit of a mess
but that 's actually a nice change from where I was before.
「シャーロックはとっくに引っ越してきてたから少し散らかってたけど僕が住んでいるところよりは良いよ」
そしてハドソンさん曰く
「寝室がもうひとつ必要だったら上にもあるわよ」
「もちろん二つで」と?な顔で言うジョンに
「この辺は同性愛に寛大なのよ、お隣の夫婦も同性だし」などとまったくなんの悪気もなく言ってるハドソンさん。天然です。
と、この時警部のレストレードさんがお部屋に入ってきました。
3件続けて自殺者が出ていた事件で、4人目の自殺者が出たこと。そして4人目は死ぬ間際に書置きを残したことを告げると
シャーロックは喜んで、ジョンもしっかり誘って現場に出かけていきます。
夜食お願い!というシャーロックにハドソンさん。
「I'm not your housekeeper!」
このハドソンさんのセリフ、時々出てきますが私のお気に入りです。
タクシーに乗り込み現場に向かうふたり。
ずっと無言で携帯を操作していたシャーロックでしたが空気を読んでジョンに話しかけます。
以下はシャーロックとジョンの会話です。
SH: OK, you've got questions...
「質問は?」
JW: Yeah, where are we going?
「どこへ?」
SH: Crime scene. Next?
「犯行現場。次は?」
JW: Who are you? What do you do?
「君は一体何者なんだ?」
SH: What do you think?
「どう思う?」
JW: I'd say... private detective.
「私立探偵っぽいけど」
SH: But?
JW: But the police don't go to private detectives.
「だけど、警察は私立探偵に相談しない」
SH: I'm a consulting detective. Only one in the world. I invented the job.
「僕は世界初のコンサルティング探偵なんだ。」
JW: The police don't consult amatures.
「警察は素人に相談しないよ」
SH: When I met you for the first time yesterday, I said Afghanistan or Iraq. You looked surprised.
「昨日、アフガニスタンのこと当てただろ?観察したんだ」
そして以下はすべてシャーロックのセリフです。
「姿勢の良さや髪型から元軍人とわかるし、病院に入ってきたとき昔と違うなって言っただろ?病院にいたなら軍医だ」
「日焼けした顔、手首が白かったから日光浴以外で海外に。歩くとき足をひきずっているけど普通に立っている。」
「障害は心因性だ。トラウマになる負傷と言えば戦場。総合すればアフガンかイラクだ。」
「次に兄の件。君の携帯は高級モデル。経済状況を考えれば贈られたものだ。鍵や小銭と一緒にポケットに入れた傷が」
「君は乱暴じゃない。前の所有者がやったんだ。裏には彫り文字が、ハリー・ワトソン。家族だ。」
「従妹か?だが住居に困ってるなら親しい親戚はいない。つまり兄弟だ。文字の下にクララ。キスの印入り。つまり妻だ」
「このモデルは半年前のもの。つまり半年以内に妻と不仲になり贈り物の携帯は君にあげた。君と連絡がとりたくて携帯を。」
「君は住居の件で兄に助けを求めていない。問題があるんだ。義姉が好き?飲酒癖か?携帯の端子に傷が多いのは手が震えるから」
「つまり典型的な酒飲みの携帯だ。君は正しいよ。警察は素人に相談しない」
ここでジョンが「That was amazing.」と言うと「珍しい反応だ」とシャーロック。
「みんなは何て言うの?」と聞くジョンに「Piss off!」とちょっとだけ笑いながら言います。
まー確かにたった3分程度の対面でここまでプロファイリングされたらムカつくかも。私は怖いけど笑)
それを正面から受け止めたジョン。こうしてシャーロックを
しかし、このセリフを相変わらず一気に話すのですがこの方の淡々とした話し方が本当に小気味よくて引き込まれます。
これ、めちゃめちゃ端折ってるけど実際はもっとすんごく長いセリフです。
ほんとにお見事。私もジョンと一緒に「Amazing!」と言いたいです(笑)
この時のジョンのブログ。
In the taxi, he explained how he'd deduced everything about me the previous day
- how he'd picked up on every word I said, every action, tiny little things about my phone. It was extraordinary.
「タクシーの中でシャーロックはどのようにして僕の事を推理したのか説明してくれた。すごかった」
最後のextraordinaryって「異常」って意味もあるようですが、これでも違和感ないですよねー、うーん、どっちなんだろう、
私にもっと英語力があれば。。。(涙)
以下、Part3に続きます。