空和心律体

「道」を「楽」しむ極意を探して右往左往

言い方ひとつで

2010-10-11 22:34:16 | 雑記
義母の見舞いに行ったところ、おやつの時間でした。
そして、食堂から車椅子を押しながら部屋へ戻る途中、トイレの介助を近くにいた介護士さん(?)にお願いしました。
家内は介助の様子を見学させてもらったのですが、僕は廊下から外を見ながらその会話を聞いていました。








「○○さん、なんか忘れてないかなぁ~?」

車椅子の足を乗せる所を跳ね上げていない義母に向かって問いかけました。

僕は介護士さん(?)が自ら跳ね上げるのでもなく、「ハイ、跳ね上げて~」と指示しないで考えさせる言葉を投げかけたことに感心しました。

自分でやってしまうか、直接的に指示した方が仕事をこなすには楽で、考え行動させることが一番面倒な対応だと思います。言い方はテキパキとしていて、人によっては決して優しく聞こえないかもしれません。でも、僕は優しい態度で跳ね上げてくれるよりも「思いやり」を感じました。(家内もそうだったようです。)

「考えさせること」・・・これが一番のリハビリだな。
これから、義母や父に対してこのことを頭において接しようと思いました。

正直、見舞いって気持ちが重くなることが多いのですが、今日はちょっと元気が出ました。


言い方ひとつ・・・
人に何かを伝えたい時、ストレートに言葉をぶつけるのではなく、こんな風に考えさせる言葉を投げかけた方が心に訴えられるのかな?そんな言葉の使い方出来たら素敵だと思いました。



今日のトレーニング 朝練(自転車)44kmのみ  (どうしても走りたかったんです・・・)