民主党はいよいよ末期的だが(最初から政権与党の体をなしてないが)、これを挽回しようとしているのか、NHKやNTVなどにちょうちん持ち番組が頻発している。久しぶりに腹が立ってアドレナリンがだいぶ放出されたので、このブログの趣旨とはかけ離れるが、怒らせてもらう。
12月25日(日)[総合]後9:15〜10:45 放送 「NHKスペシャル証言ドキュメント 永田町 権力の漂流」
番組紹介では「 政治主導を目指した政権幹部らが、なぜ理想は挫折したのかを自ら証言。その失敗の核心に迫り、新しい政治のあり方を展望します。」と批判的な体裁をとっているが、内容は原発や普天間対応失敗の言い訳番組だ。大体問題を検証するのに当事者の民主党に証言させてどうするんだ。うそや都合のいいこと言うに決まっているじゃないか。裁判じゃ証人適格ないんだぞ。
NTVの12月23日(金)後6:45〜8:45 放送1000年後に残したい報道映像2011 「日本がもっとも危なかった87時間」に至っては、菅直人を擁護し 礼賛するような内容だった。
案の定
「このドラマを見た人たちの感想がネット上に掲載されていますが、目を疑いたくなる内容ばかりです。「あの時の総理大臣が菅さんで良かった」そういう感想ばかりで悔しいです。(博多の人)」だそうだ。http://ameblo.jp/bellet/day-20111227.html
このコメントが載っていたブログに番組内容の詳しい検証がなされている。
要は、菅直人や枝野、細野に都合の悪い部分はカットされており、決断や行動が結果的には正しかったという印象を与える内容なのだ。
大体NTV・読売は、復興構想会議のメンバーに読売新聞の編集委員の橋本五郎なんかを入れてもらって、菅直人にずいぶん面倒を見てもらった新聞なのだから、もともと信じられるようなマスコミではないことは明らかなのだが。これだけみえみえのちょうちん持ち番組を堂々と放送するとはあきれてものも言えない。
そういえば、復興構想会議の提言はどうなったのだ。時間と金をかけてもう完全に忘れられているではないか。メンバーだって何だ、内館 牧子だと!!遊ぶんじゃない、相撲審議委員会じゃないんだぞ。
更にあの時「大丈夫です、大丈夫です」といって被爆を拡大させた張本人の枝野幸男は、責任を問われることもなく、なんで経産大臣なんてやっているんだ。中国だったらとっくに銃殺刑だ。
年の瀬にストレスがたまることばかりだ。