先日ゲットした、KORG volca fm は、YAMAHA DX7 互換ということで、ネットに溢れるDX7の音色ファイル(sysex ファイル)が利用できるのが売りなのですが、この方法がマニュアルには全く書いてありません(大人の事情と見た)。
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そこで、独力でこの方法を探らなければならないのですが、要は sysex ファイル とは、MIDI規格の「System Exclusive Message」ですから、これをPCからvolca fmへ送信できる仕組みを考えればいいということです。
用意したのが、
1.DAWソフト Ableton Live 9 Lite →定番のバンドルDAWソフト
2.Vst プラグイン dexed →DX7を完全に再現するフリーのVSTプラグイン
3.MIDI インターフェイス Tascam US-200
これで、役者は揃ったはずなのに、てこずったのが dexed。
これさえあれば、難しいアルゴリズムもGUIで編集できるすぐれものなのですが。
System Exclusive Message を送信するには、 volca fm につながるMIDIポートを dexed に認識させてあげなければなりません。
dexed の「PARM」ボタンから DX Out の項目に Tascam US-200 を指定してあげて、「OK」ボタンを押すと。
「Eroor opening midi ports」となってしまいます。
いろいろと、midiインターフェイスを変えてみたり(YAMAHA UX16 にしてみたり)、Live 9 の環境設定の Link midi の設定をいじってみたりしたのですが、どうしてもエラーになってしまいます。
行き詰って、検索を海外の掲示板まで広げてみたところ、次のような dexedに関する会話に行き当たります。
"Midi Interface: Error Opening Midi Ports"
DAW: Renoise
INTERFACE: Native Instrument Komplete 6
SYNTH: Yamaha TX7
Won't let me connect to the device. Tried it in VST HOST but I still get the error.
デバイスに接続することができない。VSTホストに試してみたが、私はまだエラーになってしまう。
This usually occurs on Windows when the midi port is used by another program (e.g. renoise in your case). On windows, some midi drivers doesn't support multiple program using the same midi port.
Confirm that no other software is using the same midi device and test it again to see if you have the same issue.
これは、MIDIポートが別のプログラム(例えばあなたのケースでいえば「Renoise」)によって使用されているとき、Windowsで通常発生します。Windowsでは、一部のMIDIドライバが、複数のプログラムが同じMIDIポートを使用することをサポートしていません。
他のソフトウェアが同じMIDIデバイスを使用していないことを確認し、同じ問題があるか再度テストしましょう。
なるほど、VSTプラグインの「dexed」は、ホストプログラムの「live 9」のmidiポートを通じて通信するのかと思ったら、どうも別個にmidiポートを使用するみたいですね。
そこで、Live 9 の環境設定の Link midi の設定で、MIDI Ports をすべて「オフ」にしてもう一度試してみると。
dexedはすんなりと言うことをききました。
いやーっ!!苦労しました。
さて、volca fm への MIDI ポートが開かれたところで、dexed の 「CART」ボタンを押し、任意の syx ファイルを選択し、右クリックから「Send sysex cartridge to DX7」をクリックします。
すると、volca fm 方は、何の受信操作をしなくとも、32プログラムがいっぺんにプログラム名ごと書き換えられます。特定のプログラムのみなら、プログラム名を選択+右クリック操作でできるようです。なんという互換性。すごいです。
volca fm の開発者も「dexed」があるから、KORG独自でライブラリアンは作るつもりがないようなことを言っています。
そこで、早速、DX7 のインターナル・プリセットの32プログラムをWEBからダウンロードして送信してみました。
当時はGM音源というものがありませんでしたから、なんとプログラムの1番がBRASSなんですね。あの一世を風靡した(というか今でも現役で使われる) E.Piano は11番です。
さっそく、E.Piano の音色を使って、遊んでみました。volca fm のキャリアやモジュレーションのノブをいじると、アナログシンセのフィルターやレゾナンスのような効果が得られることがわかります。
YAMAHAが自画自賛していましたが、この原理を考えた人(スタンフォード大学)は、相当頭の柔らかい人達ですね。
3ボイスポリフォニックですから、これを本物のDX7のようには使えませんが、16ステップシーケンサーとアルペジオを駆使すれば、結構1日中遊べます。
このところ、浪費癖に歯止めがかかってたのですが、そうしたらストレスの溜まること溜まること!!
そこで、久々に無駄なものを買ってしまいました。
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KORG が、この3月に発売したばかりの volca シリーズの FM音源 シンセサイザーvolca fm です。
FM音源 シンセサイザー と言えば、YAMAHAが1983年5月に発売した DX7が一世を風靡しましたが、現在中古が volca fm と同じような値段で売っています。
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しかし、キーボードはもう増やしたくないし、3ボイス・ポリフォニックながら、DX7には無い16ステップ・シーケンサーも装備ということで、volca fm を買ってみました。
どこも売り切れで、やっと見つけた(もちろん最安値で)、お店の品物をポチットしたら、その場で売り切れ表示になりました。さいごの1個だったんですね。
山形から翌日届きました。
このところのKORG の製品に採用されている統一されたデザインの箱です。
小さくって、可愛いです。結構高級感ある部品構成です。ゴールドの印刷も良いですね。ダークブラウンの筐体と青いボタンがDX7を彷彿とさせます。KORGはYAMAHAの子会社みたいなものですから許されるんですね。
KORGは、こういう1万円ちょっとで、なかなか本格的なガジェットを提供してくれる会社です。売り出せば私みたいに、つい買ってしまう人に支えられているのでしょうか。
マニュアルを読まなくとも、一応音は出せるのですが、マニュアルを読んでも、スイッチとかノブとかの説明だけで、どのように音を作っていくのか全く説明されていません。
このような映像から自分で学ぶか、DX7互換ということなので、DX7の解説を読めということなのでしょう。
DX7のsyxファイル(音色ファイル)をインポートできるということなのですが、この方法についても全くマニュアルには触れられていません。
ネット上には膨大なsyxファイルが存在しているので、これを利用しない(むしろKORGはこれを狙っての volca fm 開発だと思います)手はないので、取り込む方法を研究したいと思います。
最後まで残っていた、Windows7 のPCを Winodws10 にアップグレードし、とうとう家の現役PCはすべて Windows10 になりました。
Winows10 の無料アップグレードが7月28日まで、ということで、最後まで残っていた Windows7 のマシンをアップグレードすることに決心。
タスクバーに出ていたwindowsマークから、今すぐアップグレードをポチットしました。
すると、ダウンロードを開始していますの画面に。
ところが、半日経ってもこのままの画面です、ハードディスクのアクセスランプも点滅するそぶりが全くありません。
こりゃだめだと、一回×印でこの画面を終わらせました。
そして、再起動後、もう一度アップグレードの画面を表示させると、なんと、
1.アップグレードの予約がされている。
2.アップグレードは段階的に行われる。
3.PCのアップグレードの準備が整いしだい通知が来る
4.通知は数日か数週間以内に届く
という訳の分からない画面しか出なくなってしまいました。
そこで、アップグレードの予約を取り消して、もう一度トライしてみましたが、結果は同じでした。
仕方なく3日ほどPCを立ち上げたままにして(朝電源を入れて夕方切るを繰り返す)、様子を見てみましたが、そんな通知が来る気配は全くありません。
だめだ、こりゃということで、別の方法を取ることにしました。
Windows10 のディスクイメージ(ISO)をダウンロードして、これをDVDやUSBストレージに焼いて、ここからアップデートする方法です。
Microsoftは推奨していないようですが、結果がオーライなら、上に書いたようないつになるか分からないイライラより、多少の危険は覚悟で実施に踏み切ります。
ISOファイルのダウンロードが永遠に終わらないのではと、心配だったのですが、こちらは高速にダウンロードできました。
最初からこれにしておけばよかった。
後はISOを焼いたDVDのsetup.exeをクリックすればすんなりとアップグレードできます。
まったく、人に余計な手間をかけさせやがって!!
アップグレード後、Windows7マシンは全く問題なく動きました。むしろ体感的にスピードがアップしました(ただノートンセキュリティーが壊れたようで、ノートンの修復ツールをダウンロードして実行したら治りました)。
巷では、アップグレードの、通知画面が5月13日に変更され、「Windows10はこのPCで推奨される更新プログラムです。このPCは次の予定でアップグレードされます」などと表示され、併せてアップグレードが実行される日時が示されるようになったそうです。
この画面では「×」印をクリックして表示を消しても、通知画面が消えただけで、予定をキャンセルしたことにはならず、予定通り強制的にアップグレードされるという事態が起きて、阿鼻叫喚地獄になっているとのこと。
まったく、訳が分かりませんね。
PC上級者向けと初心者向けにアップグレードメニューを分けてもらいたいです。
って。もうしばらくは、Microsoftとは付き合いがなさそうですが。
前回、Nゲージ ストラクチャーシリーズ 第1弾として 「SL機関区」 を作りましたが、今回は、これも、Nゲージ レイアウト ジオラマに欠かせない、子どもが遊ぶ「はらっぱ」を作成しました。
「はらっぱ」に定番なのが、土管ですね。あれは、下水道が普及しつつある象徴だったのでしょうか?
これだけでは、他の方の作品の二番煎じの気がしたので、これも「はらっぱ」に定番の不法投棄物を配置しました。
「氷冷蔵庫」と端の欠けた「ちゃぶ台」、そして錆びた自転車です。電気冷蔵庫に取って代られた氷冷蔵庫の悲哀を表現しました。
こどもたちは、「だるまさんがころんだ」をする一団と、定番のチャンバラ遊び、そして、犬の散歩に来て、仲間に入りたそうな女の子を配置しました。
「無断立入禁止」の看板が立っているのに、そんなことはお構いなしに元気に遊んでいます。
そういえば、うちの相方は関西圏出身なので、「だるまさんがころんだ」ではなくて、「坊さん(ぼうさん)が屁をこいた」といって遊んでいたそうです。
フィギュアは、この間購入したバッタもん中国製フィギュアからの改造です。
今回、既成の部品はなく、フルスクラッチとなってしまい、さすがに製作に1週間ぐらいかかってしまいました。
Nゲージ本体はほったらかしで、いったいこれからどこへ向かうのでしょうか?
このごろ、散歩コースが固定化されていたのですが、久々に違うコースを歩いてみました。
仙川の遊歩道を上って、新川丸池公園まで行って戻ってくるコースです。
一時期、セアカゴケグモが出たということで、避けていたコースです。
新川丸池公園は、都会とは思えないすばらしい佇まいの池があります。
向かいの勝淵神社は、柴田勝重が作った柴田勝家の黄金の兜が埋められたという兜塚がある神社です。
由緒ある神社のようです。
碑文より
天正十一年(1583)織田信長の重臣柴田勝家は賤ヶ岳の戦いに敗れ、北ノ庄城に於て自刃したが、その折、孫の権六郎(三歳)に愛用の兜を与え郎党を供に、上野国の外祖父日根野高吉の元に遁す。権六郎十六歳にして元服、柴田三左衛門勝重と名乗る。慶長四年(1599)徳川家康は勝重を召し出し、上野国群馬・碓氷両郡のうち二千石を与える。慶長五年(1600)勝重は関ヶ原の戦いに初陣、更に慶長十九年(1614)大阪冬の陣、翌元和元年(1615)大阪夏の陣に従軍し、その戦功により武蔵国多摩郡上仙川村(現新川)・中仙川村(現中原)その他合わせて五百石を加増される。上仙川村に入村した勝重公は、村の中程の台地(現島屋敷)に陣屋敷を建て住居とし、それより北方の台地水神の森に社殿を建立し、その傍らに祖父勝家公より与えられた黄金の兜を鎮めて、神霊として祭り社号を勝淵大明神とした。
以来四百年、当社は村の鎮守として村民の崇敬の念篤く代々の氏子会により護持されている。