みいちゃんといっしょ

みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

TELECASTR に続き、1954年 Stratocaster レプリカ 完成 ピックアップ交換に取り掛かります

2025年02月09日 | MUSIC

 さて、部品(キャパシタ=コンデンサー)も届いたので、件のストラトのピックアップ交換に取り掛かります。

 まず、弦を外します。弦を外すと後で戻すのが大変なので、いままで、ピックガードを外すときは、ネックにカポタストをはめて、ネックごと取り外していたのですが、やっぱり、あまり取り外しを繰り返すとネジ山を痛めたり、ネックポットを破損したりしそうなので、今回は弦を外しました。

 ボディーに養生して、ピックガードを取り外します。TELECASTER のブリッジ外しの時と同じように、ピックガードのスクリューは順番を記録しておきます。

 これが既存のピックアップ。「DiMzio Collection DCS-1」 日本の GOTOH が制作していたらしいですが、ワイヤーはちゃんとビンテージのクロスワイヤーが使ってあります。スイッチは ALPHA ALP-5W みたいです。ポットメーカーは不明(おそらくこれも ALPHA 製)。

何かあった時のために、取付位置を記録しておきます。

 まず、キャパシタを取り替えます。既存は通称グリーンガムの 473(0.047μF) がついていました。これを、これも通称 オレンジドロップ の MONTREUX Sprague Orange Drop 716P 0.033uF 400V に変えます。1995年当時の Fender Custom Shop の ギターにも Orange Drop が使われていたのでピックアップに合わせチョイスしました。また、既存の 0.047μF だとモコモコ感が強くて使いにくいと思えたので一段落としました。

 でかいので、うまくはまるよう、何気なくつけちゃったのですが、特に極性はなく問題ないそうです(厳密には極性はあるそうです)。

 さて、Fender Custom Shop Custom 54 Pickup 登場。まず、付属のネジでネジ穴を切ります。初めて知ったのですが、ファイバーの台座には単なる穴が開いていてそこに ポッティングの樹脂が詰まっているところにネジ山を切る必要があったんですね。

 真っすぐねじ山が切れるよう注意してねじ込みます。

 配線図を参考に(といっても Fender の配線図はおおざっぱで役に立ちませんのでWEB検索して参考にします)

 何とかハンダ付けも終了し、クロスワイヤーもよじって整理しました。

 従来はスプリングでテンションをかけていたピックアップを、ビンテージの例にならい、付属のゴムチューブに替えました。ゴムチューブにすると、ハイが抑えられマットな音色になるとか、楽器の振動や衝撃を吸収し、ハウリングしにくくなるなどど言われています。

 音を出してみましたが、どういう訳かフロント(ネック側)のトーンコントロールがききません。配線も間違いないし、どこかがショートしていることも無いようです。

 ポットの故障かと、テスターで調べましたが、抵抗値もダイヤルを回せば可変していることが確認できました。となると、セレクタースイッチの故障の可能性がありますが、ちゃんとピックアップのセレクトは正常に働いているので、まったく原因は分かりませんでした。

 まあ、フロントのトーン効かせたかったらハーフトーンで調整すりゃいいや、ということで原因追及はあきらめてピックガードを復旧しました。

 ちょっと腑に落ちない点はありますが、これで完成ということにします。

結論!!

1954のヘッドストック

丸みを帯びたピックアップカバーに 中身は Fender Custom Shop Custom 54 Pickup

ショートスカートノブにフットボールスイッチチップ

Pat.Pend. Saddle

丸穴のバックプレート

良いじゃないですか!!

肝心な音の違いは後日検証します。

 

 






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1952年 TELECASTER の レプリカが完成

2025年02月08日 | MUSIC

 件のストラト のピックアップ乗せ換えをやろうと思っていたのですが、この際、キャパシターも乗せ換えようと決心して発注したので、部品が届くまで、ずっと懸案だった Fender Made in Japan TRADITIONAL II 50S TELECASTER のブリッジピックアップマウントネジの取り換えを行うことにしました。

 いくらプラモデラーの技量をもってしても、現在は寂しいかぎりですから

 サウンドハウスさんでは、MONTREUX ( モントルー )の インチマイナスネジ しか扱っておらず、これが、スクリューの長さが短すぎてピックアップの高さを下げると、ネジからピックアップが外れて落ちてしまうとのレビューだったので、さすがに人柱にはなりたくないと、購入せずにいました。

 ところが、製品ナンバーで検索したら、ギターワークスさんのWEBサイトに、FENDERの純正部品のインチマイナスネジ(P/N 0018376049)が売っているではないですか!!

さっそく注文して、作業にとりかかりました。

 まず、現状の寸法(サドルの位置とピックアップの高さ)を現状復帰の簡便さを狙って記録します。

 弦を外し、Bridge Assembly の4本のネジを外します。ネジの並びはそのままの順番に置いておきます(木ネジなので、穴やねじ切り溝を広げないように同じ場所に戻したい)。

 ボディーを養生して外します。ピックアップのコードが意外と短いので切らないように注意が必要。
 発注してあった純正マイナスネジ登場。

 ピックアップを外します。あとで気が付いたのですが、ピックアップは外さずに、ネジは1個づつ外して1個ずつ交換するようにしないと、ピックアップを戻すのに苦労します。

 ここで、大変なことを発見!! なんと、既存のネジが明らかに長くて太い。購入したネジでは、ピックアップの金具のねじ切り穴サイズにはガバガバなのと、長さがギリギリ足りないため、ピックアップを完全に固定することができません。

 だいたい、純正ねじの規格が 6-32 x 5/8インチ(外径約3.5mm、山数は32山(0.79mm)長さ1.58cm)と表示されているのですが、どう測っても 外径 3.1mmぐらいしかないので、もともと怪しいとは思っていたのですが、どちらにしても既存のネジの外径が 4mmぐらいあるので、もともと無理だったということです。

 Fender Made in Japan TRADITIONAL II 50S TELECASTER の 標準装備のピックアップは、USA Fender TELECASTERのピックアップとは規格が違うことが分かりました。残念!!

 このままじゃどうしようもないので、ありあわせのナットがミリ規格でも、なんとかネジをギリギリ受けることができたので、当面これで止めておきましたが、やはりピックアップの高さを標準ぐらいまで下げようとすると、結局外れてしまいます。

 せっかくバッチリと合う純正ものが見つかったと思ったのに、暗澹たる気分です。その日はもう作業を中止して、床に入りながらああでもないこうでもないと、解決策を考えました。

 頭を切り取ったネジをエポキシ接着剤で接着し伸長することも考えたのですが、どう考えても強度が持たないだろうと予感できます。

 そこで、浮かんだのが、トレモロアームの「がたつき」を押さえるのに熱収縮チューブをねじ込むというアイデアでした。
 ネジの直径が1mm ほど足りないので、熱収縮チューブをかぶせればネジ山もうまく噛んでいくのではないかと閃いたのです。

 翌日さっそく試します。はんだごてで熱収縮チューブをあぶって収縮させます。これでネジ山に密着して簡単には抜けません。

 やりました!!

 上手く止まってくれていますし、ピックアップの上下の可動も可動範囲は狭いが標準の高さまでなら調整可能です。そう頻繁に調整するものでもないので、これで何とか行くでしょう。
 ちなみに、ピックアップの型番は「PTP1072 A56T-PU42-830 TTC R」と書いてありました。

 というわけで、一時はどうなることかと(まあ、大したことではないと言ったらその通りですが.....)思いましたが、やっと、懸案だった 1952年 TELECASTER の レプリカが完成しました。

う~ん、音には関係ないと思うのだけれど......。

 

 

 






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Fender Custom Shop Custom ’54 Stratocaster Pickup set 無事到着

2025年02月05日 | MUSIC

 さて、2014年にゲットしたFender Japan ST-54 83 DMC」。

 こつこつと、10年かけてオリジナルに近づけようと、時間と費用をつぎ込んで改造を加えてきました。
その内訳とつぎ込んだ費用は以下の通り

Fender® Super Deluxe Vintage-style Strap, Natural 3,200円

FENDER Pure Vintage Stratocaster Ashtray Bridge Cover 1,600円

KC ハードケース EGF-120 13,200円(ポイント利用で 6,300円で購入)

Raw Vintage RVTS-1 Tremolo Springs  1,700円

FENDER Pure Vintage 1954 Stratocaster Accessory Kit  6,400円

Fender Pure Vintage Stratocaster Pat.Pend. Saddle Kit 7,200円

計 26,400円

と、見えるところはほとんど 1954 Stratocaster オリジナルです。

本体が確か中古で 48,000円 ぐらいだったから、約75,000円で 54 Stratocaster が出来上がっているわけです。

 まだ、予算をつぎ込んでも許容範囲ということで、とうとう内部に手を付けることに。
 昨日注文品が届きました。



発注はとっくにやっていたのですが、東京の家にはギター本体もテスターもなく、検品のしようもないので、最遠の指定日で注文しておきました(8日以内に検品して不具合があれば返品可能の契約内容なので)。

一応 Made in USA です。Custom Shop の 「hand wound」の Pickup は、Fender の工場内で作っているのだそうですが、これは分かりません。
ただ、Made in China って書いてあったら、即返品ですけどね。

スポンジを取ると、無造作に現れます。

 現在のピックアップのマグネットは綺麗に均一に面取りされているのですが、「手作業で面取りされている」というだけあって、微かな面取りのものもあって、それぞれ角の形が異なります。

 シングルコイル Pickupの マグネットはポールピースの頭の形状を削って変えることで音の調整を行っているのだそうです。
 磁束線は尖ったポイントから発生する。フラットなポールピースでは角から出る。そこで、ギザギザがあると尖ったところから出るため、磁束線の集束度に濃淡が出て、音の揺れにつながることになるそうです。
 この調整によって、分離感を出したり、倍音感を出したり、レンジを広くしたり狭くしたりできるのだそうです。そのため、わざわざ「手作業で面取りされた アルニコ5 マグネット」と、特徴としてうたっているようです。

  Fender Japan ST-54 83 DMC にもともと載っているピックアップは、
「DiMarzio dcs-1 classical vintage」 というもので、Fender  Japan  では、当時「DiMarzio Collection」と銘打っていたものです。


「DiMazio との コラボレーションにより日本で誕生した」と説明があるとおり、アメリカ生産ではなく、日本製だったようです(DiMarzioのウェブサイトのニュースセクションで、Gotoh japan が製造しているとの記事がでていたとのこと)。 

 Gotoh のピックアップは海外での評判も高く、現に鳴らしていても不満はなかったのですが、一応アメリカで巻いたFender のピックアップの音を聴いてみたいじゃないですか。

 この Custom 54 Pickup は、1995年から98年の Custom Shop Dick Dale Signature や Relic シリーズ 、American Classic Stratocastersに実際のせられていた ピックアップのようです。
 随分昔に設計されたピックアップですが、現在も Fender Shop の リプレースピックアップのラインナップにあがっているくらいですから、需要があり評判はいいものではないかと思います(在庫処分の可能性もあるのかな? 年取ると疑い深くなって.....)


Fender Custom Shop Relic


The Very First Fender Custom Shop Relic | 1995 Fender 50s Mary Kaye Vintage Blonde |


1995 Fender Custom Shop Artist Series Dick Dale Signature Stratocaster


1997 Fender Custom Shop Dick Dale Signature


1995 Fender Custom Shop American Classic Stratocaster


1995 Fender Custom Shop American Classic Stratocaster, Part1

 ところで、発売されてから長年月が経っているため、この Pickup のパッケージにはいろいろなものがあるようです。

発売当初のものは、豪華です。



キャプションにはこう書いてあります。
  サーフィンを楽しみましょう! バンドの前面に響くクリーンでエッジの効いた Strat® トーンをお探しなら、Custom '54 Strat® ピックアップが必要です。このビンテージ スタイルの Strat® ピックアップの強化セットは、交互に配置され、手作業で面取りされた Alnico 5 マグネットと Formvar マグネット ワイヤを巻き、クラシックなベル トーンとクリアな倍音を強調します。ブリッジ ピックアップは、出力がバランスよく増加するように調整されています。Custom Shop Dick Dale および その他のCustom Shop Stratocasters® の標準装備です。

時が経って、パッケージはだんだんそっけなくなっていきます。

今回ゲットした製品のパッケージが最新のもののようです(長年、楽天の倉庫に眠っていたものではないようです)。

 さて、購入したものの、今後、結構なお仕事が待っていることになります。まずは、テスターで検品ですね。

 

 






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トランプ大統領就任記念にかこつけて、Fender 54年仕様の Pickup を買う

2025年01月27日 | MUSIC

 2024年は、Fender Storatcaster 生誕70周年 だったので、何か所縁のものをゲットしようと、この前チャンスを逃した10年前から考えていたのに、結局あまり関係ない Fender MIJ Telecaster をゲットして終わってしまいました。

 ということで、何か不完全燃焼ぎみだったのですが、ここへ来て、本命の AMERICAN VINTAGE II 1954 STRATOCASTER が発売になりました(と言っても、日本発売は2024年4月ごろだったようですが、すぐさま売れてしまい、最近第2弾というか売れ残りというか目につくようになった)。


70th Anniversary American Vintage II 1954 Stratocaster®  ¥ 396,000 (税込)

 でもね、Fender Japan 製といいながらも、現在 54 Storato は持っているし、そのギターにいろいろ手間とお金をかけて、オリジナルに近づけようとブラッシュアップしてきたわけですよ。
    これに加えて American Vintage II を買うとすれば、クローゼットコレクション用としてしか価値が見いだせないのですよね。それに安いものでも33万円ですからね(まあ20万円ぐらいの資産価値はあるでしょうが)。

 というわけで、今回も 70th Anniversary 1954 Stratocaster は諦めることにしました。

 そこで、気を取り直して、トランプ大統領就任記念にかこつけて、54年仕様の Pickup を買って、手持ちの 54 Storato に組み込んでやろうかと考えました。

 現在所持している 54 Storat には、DiMarzio の Fender Japan オリジナル Pickup がのっています。特に不満は無いのだけれど(Bridge Pickup のジャキジャキ感が足りないかな?)、USA Fender オリジナルの音を聴いてみたいじゃないですか。

 現在 Fender が発売している 50年代仕様のピックアップには以下のものがあるようです。

1. Fender USA 70th Anniversary 1954 Stratocaster Pickup Set
価格:¥ 55,000 (税込) 実売価格 37,200円

70th Anniversary American Vintage II 1954 Stratocaster に乗せてあるものを単体で販売しているもの。


 

製品キャプション:1954製のヴィンテージ Stratocaster®の本物のサウンドを再現するために特別にヴォイシングされた 70th Anniversary 1954 Single-Coil Strat®ピックアップは、フェンダーの楽器を有名にしたウッディでウォームなキャラクターと、クリアで煌びやかなベルトーンに満ちています。
 低出力デザインの本ピックアップセットは、面取りされた アルニコ 3 マグネット、クロスカバーワイヤー、よりソフトなトップコーナーラジアスを持つヴィンテージシェイプのカバーなど、本格的な仕上げが特徴です。70th Anniversary 1954 Stratocaster®ピックアップは、ドライブした時にきらめき、吠え上げるような説得力のあるトーンを呼び起こします。

特長
明るさとガラスのような質感を実現する Formvar マグネットワイヤー(50年代から64年まで使われていた素材)
Inductance:Neck/Middle/Bridge: 2.6 Henries(インダクタンスが大きいほうが起電力が大きくなる)
よりフォーカスが合い、ダイナミクスが強化された アルニコ 3 マグネット
DC Resistance:Neck/Middle/Bridge: 5.8k(直流抵抗とは直流電流に対する抵抗値で、銅線の太さとターン数に関係。一般的にはよりゲージが細いほど、また、ターン数が多いほど直流抵抗は高くなり、直流抵抗が高いほど出力は大きくなるが、高音域が低下する)
時代に合わせたクロスワイヤーとファイバーボビン構造
交互に配置されたポールピースが各弦の音量と出力をバランスよく調整。
ワックスポット(ワイヤーをワックスで固定して、余計なマイクロフォニック効果を抑制する目的で行われる)

Fender 70th Anniversary American Vintage II 1954 Stratocaster | Demo and Overview with Lindsay Ell

 

2.Pure Vintage '57 Stratocaster Pickup Set
価格:¥ 31,680 (税込)  実売価格24,000円


 

製品キャプション :Pure Vintage '57 Stratocaster ピックアップは、典型的な1950年代の Stratocaster トーンの本質を捉えたピックアップです。パーカッシブなローエンド、まろやかなミッドレンジ、滑らかなハイエンドの煌めきが、理想的なミディアム出力の50年代後半のパンチを生み出します。ヴィンテージボビン構造からクロスワイヤリングまで、すべての Fender Pure Vintage ピックアップは、本物の、伝統的なフェンダートーンとパフォーマンスをお届けします。

特長
全体のブライトネスを向上させる Formvar コーティングを施したマグネットワイヤー
よりフォーカスされ、ダイナミクスが強化されたアルニコ 5 マグネット
Inductance:2.47 Henries
DC Resistance:5.95K
各弦の音量と出力のバランスを均一化するスタッガードポールピース
ワックスポッティング済み
時代を反映したクロスワイヤーとファイバーボビン構造

Pure Vintage '57 Stratocaster Pickup Set | Fender

 

3.Custom Shop Custom '54 Stratocaster Pickup Set
価格:¥ 37,950 (税込) 実売価格 同価格


 

製品キャプション:Fender Custom Shop Custom ’54 Strat ピックアップは、Stratocasterをロックの歴史でもっとも崇拝されるギターにまで押し上げた、あのクリアなトーンと高められたサスティーンを確実に再現します。シングルコイル構造により、1954年のStratocasterギターを連想させるカッティングトーンを忠実に真似することができます。
特長
明るさと透明感を実現する Formvar マグネットワイヤー
手作業によるスタッガード・ポールピース(手作業でポールピースの傾斜を面取りしたもの)
アルニコ 5 マグネット使用による、鮮明で、よりダイナミックなトーンに。
DC Resistance:Neck/Middle Pickups: 5.9K. Bridge: 6.5K
Inductance:Neck/Middle: 2.4 Henries, Bridge: 2.75 Henries.
当時と同じクロスワイヤーとファイバーボビン

Fender Custom Shop Custom '54 Strat Pickup Set | Fender

 

4. Fender Custom Shop Fat 50s Stratocaster Pickups


 

製品キャプション: Fender Custom Shop Fat ’50s Stratピックアップは、あなたが愛してやまない1950年代のシングルコイルの Stratocaster サウンドを響かせます。ワイヤリングの改良によって、低音のレスポンスが強化され、21世紀らしさも加わっています。

特長
Formvar マグネットワイヤー
ミドルピックアップは逆巻仕様
手作業によるスタッガード・ポールピース
アルニコ 5 マグネットを採用し、よりダイナミックに
DC Resistance:Neck: 6.26K, Middle: 6.34K, Bridge: 6.43K
Inductance:Neck: 2.49 Henries, Middle: 2.5 Henries, Bridge: 2.63 Henries
当時と同じクロスワイヤーとファイバーボビン

Fat '50s Strat Pickup Set | Fender

 

【ピックアップ解説】お薦めのカスタムショップ製ピックアップをご紹介します!!【ストラト編】

 

 さて、こう比べてみるとやはり、Custom Shop Custom '54 に魅力を感じます。
1.何といっても Fender Custom Shop 製 そんな高級品、いままで買ったこともない。Pure Vintage '57 は価格が魅力的ですが、何か音が薄っぺらく感じます。

2.70th Anniversary 1954 Stratocaster Pickup は、確かに 54年の仕様に忠実(アルニコ 3、 Inductance:Neck/Middle/Bridge: 2.6 Henries DC Resistance:Neck/Middle/Bridge: 5.8k )なのかもしれませんが、ちょっと非力すぎる感じがします。更に価格が近時の物価高騰を反映してか、75th のご祝儀相場なのか、ぼったくりの感じがします。

3.  Custom Shop Custom '54 は、アルニコ 5 、DC Resistance:Neck/Middle Pickups: 5.9K. Bridge: 6.5K、Inductance:Neck/Middle: 2.4 Henries, Bridge: 2.75 Henries と、ダイナミックさが加味されており、更にBridge ピックアップが独自に強化されているのがいい(Custom Shop Fat 50s は逆に強化しすぎですよね)。

 ということで、決心して Custom Shop Custom '54 を狙っていたら、実売価格より 8,000円 ぐらい安い値段で出しているお店(もちろんアフターサービスを考えて、超有名店です)を偶然見つけたので、即ポチってしまいました(実は一昨日、他の店でタッチの差で売り切れだったので、まあゆっくり探そうと思っていた矢先でした)。

 ギターは田舎の家にあるので、戻ってから取り付けの報告をしたいと思います。

 

 





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Roland J-6 Chord Synthesizer に足りない Chorus エフェクトを加えてみた

2025年01月20日 | MUSIC

 自分へのクリスマスプレゼントでゲットした 「Roland j-6 Chord Synthesizer」 。


 

 

 試してみたいことが一つありましたので、それにトライ。

 Roland J-6 には、JUNO-6 には無い Delay と Reverb はついているのに、特徴的な Chorus 機能 が無い。

   JUNO-6 の Chorusは、BBD回路(「Bucket Brigade Device」の略語。 バケツリレー素子と呼ばれる。 BBDはアナログ信号をアナログ信号のまま、バケツリレーのように順次渡して行く事で信号を遅らせる構造)特有のアナログの温もり感が特徴的だとされています。

そこで、Arturia の JUN-6 CHORUS をエフェクトに加えてみました。

https://www.arturia.com/ja/products/software-effects/chorus-jun-6/overview


 

Roland J-6 Chord Synthesizer に足りない Chorus エフェクトを加えてみた

 実は後で、音色によって内蔵された Chorus エフェクトがかかっていることが分かりました。

但し ON OFF や EDIT はできないので、意味はあったのかな....。 

 

 






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オーディオセットの引っ越し

2025年01月14日 | MUSIC

 きれいな朝焼けです。海岸の方にかかっている雲なのでしょう。

 散歩から戻ると、庭の山茶花も朝日に映えて、ますますきれいに見えました。
 無茶苦茶寒い時期に花を咲かすなんで本当に不思議な花です。

 このところ、他の部屋に設えてあったオーディオを楽器ルームに戻す作業をしてました。別の部屋にあると、あまり聴かなくなってしまっていたことへの反省です。
 何のかんの(結構ほつれた配線のハンダ付やプリメインアンプの電源プラグ接触不良などで手間取りました)三日もかかってしまいましたが、ようやく収まりました。何か楽器屋さんの試奏ルームみたいです。

 

 DTM セットもこれに伴って位置が少し部屋の隅に動きました。片付けが終わった後で、この間ゲットした、「Roland J-6  Chord Synthesizer」で、MIDI 経由で「KORG microARRANGER」を鳴らしてみたら、無茶苦茶面白くて3時間ぐらい没頭してしまいました。

 予め鍵盤にセットされたコードやアルペジオを MIDI で送信すると、大抵のキーボードは、押した鍵盤のノート短音しか送信しないものが多いのですが、J-6 はちゃんとコードをそのまま送信してくれるので、microARRANGER の方でコードを認識して自動伴奏してくれるのが面白い。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Roland AIRA Compact J-6 Chord Synthesizer
価格:27,280円(税込、送料無料) (2025/1/15時点)


 

 今後も、色々な楽器の組み合わせで楽しめそうです。

 

 






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クリスマスイブに合わせてプレゼント第2弾をゲット 「Roland J-6  Chord Synthesizer」

2024年12月25日 | MUSIC

 早々と自分へのクリスマスプレゼントをゲットして(Blackstar HT-1R MK Ⅰ)だいぶ時が経ってしまったので、今度はクリスマスイブに合わせて第2弾をゲットしました。

 「Roland J-6  Chord Synthesizer」


 

  Roland は、いつでもどこでも曲作りを始められる手のひらサイズ新しい楽器をコンセプトに AIRA Compact シリーズを発売しています。
 そのシリーズの中のひとつ、J-6 Chord Synthesizer は、コード理論不要で、コード・サウンドを組み立てて、思いついたアイデアをカタチにできるコード・シンセサイザー。

・クラシックからモダンなジャンルまで、幅広い音楽ジャンルを網羅する100種類の Chord Set を内蔵
・アルペジオやリズムのパターンが異なる 9 Style x 12 Variationを搭載。コード・サウンドを様々に変化させることが可能
・コード・シーケンサーには、最大64ステップまで入力可能な64のユーザーパターンを搭載
・Filter、Envelope のコントロールを搭載し、リアルタイムに音のエディットが可能
・高品位でカスタマイズ可能な Delay、Reverbを搭載
・AUDIO MIX、MIDI、SYNCのIN/OUT等、様々な機器との接続が可能
・USB-CによるAUDIO / MIDIインターフェース機能を搭載し、ドライバーのインストール必要なくDAWとの連携が可能
・電源は、USB給電に加え、リチウムイオン充電池を採用し、1回の充電で最大4.5時間の動作が可能

 その中でも、特に、4ボイスの JUNO-60 シンセ・エンジン(アナログシンセ)を ACB(Analog CircuitBehavior)により実現し、JUNO-60 直系の 64種類のプリセット音色を搭載しているのが、おもちゃでない感じです。

 これが、無茶苦茶いい音します。

 今まで、サンプリング技術やモデリング技術を使用したシンセサイザーは、あくまでコピーであってオリジナルのプロダクトとは違う物。
 今回、Roland が AIRAで搭載した技術 ”Analog Circuit Behavior(以下、ACB)"は全く新しいモデリング方法。
一般的なアナログ・モデリング・シンセサイザーは、アナログ・シンセサイザーの”VCO(オシレーター)”、”VCF(フィルター)”、”VCA(アンプリファイヤー)”を、デジタル・モデリング技術で再現し、シンセサイザーの出音をシミュレートしている。

 これに対して ACB は、オリジナルのシンセサイザーが持つパーツ類(コンデンサーやICチップ等)1つ1つをデジタル・モデリング技術で再現し、オリジナルがもつ回路通りにデジタル上で組み合わせている。

AIRA — Analog Circuit Behavior

 こうして、オリジナルがもつ電気的な揺らぎや曖昧な挙動等も完全に再現がされるという。

The first Roland J-6

 触ってみれば、簡単に音やコードは出せるのですが、誰でも簡単に曲作りができるというコンセプトの所為か、マニュアルが簡易過ぎて、深く機能を極めようとすると、重要な知りたいことがマニュアルに書いて無いんですよね!!。
 特にシーケンサー部分とコードセットの部分が全く説明不足です(これって一番重要な部分じゃん!!)。

 仕方ないので、YouTube のディープな解説を探して研究中です。

How to make a simple chord sequence on the Roland J-6

コードセットを実際に鳴らして YouTube に上げてくれている奇特な方もいらっしゃいます。

[ Roland J-6 ] Chord Book Part 1 : Chord Set No.1 - 10 

[ Roland J-6 ] Chord Book Part 2 : Chord Set No.11 - 20 

[ Roland J-6 ] Chord Book Part 3 : Chord Set No.21 - 30 

[ Roland J-6 ] Chord Book Part 4 : Chord Set No.31 - 40 

[ Roland J-6 ] Chord Book Part 5 : Chord Set No.41 - 50 

Aira Compact Chord Book Part 6 (ver.1.1) 

[ Roland J-6 ] Chord Book Part 7 : Chord Set No.61 - 70 

[ Roland J-6 ] Chord Book Part 8 : Chord Set No.71 - 80 

[ Roland J-6 ] Chord Book Part 9 : Chord Set No.81 - 90 

[ Roland J-6 ] Chord Book Part 10 : Chord Set No.91 - 100 (Ver. 1.1) 

今後の研究の成果に期待。

 






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Marshall VALVESTATE VS15R のスピーカーのビビり音改善。

2024年12月17日 | MUSIC

 朝、散歩に出ると、ちょっと欠けた月が大きく見えていました。

 川も気温差で靄が立つ季節となっています。亀は冬眠してしまったのか姿が見えません。

 夏の間に分け入ってみようと思いつつ、実行できなかった城址へ続く道。

 草が枯れて道が分かるようになっても、荒れ放題で、竹が道を塞ぎ、ちょっと無理ですね。

 東京ではなかなか拝めない、太平洋から昇る日の出。

 

 家に戻って、午前中は昨日刈りこんだ木の枝の跡片付け。やっと終わりお正月が迎えられます。
 午後から、Blackstar HT-1RMarshall VALVESTATE VS15R のスピーカーにつないで、GIBSON レスポールスタジオのハムバッカーで鳴らしてみたら、低音が強いとスピーカーからビビり音が聞こえてきました。

 

 色々どこがビビッているのか探してみたのですが、スピーカーのコーンとゴムのエッジの密着性が悪くなっているような感じで、コーンを抑えてみるとビビりが収まる症状です。

 そこで、音の再現性は悪くなるのでしょうが、スポンジを詰め込んでコーンを抑えてあげることにしました。少しは改善されている感じです。
 最終手段でスピーカーを交換しようかと思ったら、キャビネットに張り付いて一向にはがれないので諦めました。

 ついでにアンプも外してみたら、リバーブはスプリングリバーブタンクがついていました。昔のアンプは品質がいいですね。

 

 

 






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昨日ゲットした Blackstar HT-1R いじりの続きです。

2024年12月13日 | MUSIC

 今日の朝は、この冬一番の冷え込みとなったそうです。

 確かに、田んぼには氷がはっていました。

 

 寒くて庭仕事もできそうもないので(昨日から伸びた草木を刈っています)、昨日ゲットした Blackstar HT-1R いじりの続きです。

 何せ、Width 308 mm Height 305 mm Depth 172mm のミニアンプですから、結構いい音がするといっても、限界があるということで、大きなキャビネットにつなぐと途端に実力発揮するといわれています。

 でも、昔の(といっても1950年代の話ですが)アンプって、Fender Champ 5F1  (1959) なんて, 5watt 出力で、大きさも 
Height 29.8 cm, 33.7 cm width, 16.5 cm deep. とほぼ同じサイズです。最初はみんなこんな感じだったんですよね。

 で、騙されたと思って、Marshall VALVESTATE VS15R につないでみたら、びっくり!! 低音は出るわ、倍音豊かな自然なひずみになるわで、これ本物のチューブアンプ(といっても、チューブアンプの音は、Youtube で聞くくらいですが)の音がします。

 同じ8インチのスピーカーなのに、やっぱり箱の大きさって影響大なんですね。

 そして、チューブアンプの生音って、アンプシミュレーターで疑似的に作った音とは明らかに違うことを実感しました(kemper や Quad Cortex 、TONEX などプロファイリング系は、プロが聴いても本物と区別がつかないらしいですが)。

 セッティングは、クリーンチャンネルで GAIN 3時 EQ 10時  REVERB 1時 あとはVOLUME で音量を調節するというのが自分としてはちょうどいい感じでした。

 このYoutube の比較動画では違いが微妙ですが、12インチのキャビネット(Blackstar HTV-112 Speaker: Celestion Seventy 80)の Set-up A の方がふくよかな低音が加わっていることが分かると思います。

Blackstar HT-1R: With or Without Guitar Cabinet?

 その前に VOX の BASS AMP T-25 につないでみたのですが、こちらは VOX Bass Custom10インチ×1+ホーンツィーター x 1の トゥーウェイスピーカーですが、あんまりしっくりこなかったです。スピーカーユニットとの相性もあるようです。

 いいクリスマスプレゼントをゲットしました。

 

 






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自分へのクリスマスプレゼントゲット!! Blackstar HT-1R MK Ⅰ

2024年12月12日 | MUSIC

 自分へのクリスマスプレゼントゲット!!

 クリスマスと言えば、NYではメリークリスマスは禁句で、ハッピーホリデー。キリスト教の行事である「メリークリスマス」は、さまざまな人種が暮らすアメリカでは宗教の押しつけになる表現だからだそうな。こんな馬鹿々々しいことがまかり通る社会をトランプがぶっ飛ばしてくれることを期待します。

 日本人もそういうアホみたいなポリコレ大好きだからか、街を歩くとクリスマスリース飾っている家が近所では100軒に1軒ぐらいしかありません。クリスマスリースは毎年使いまわしが利くから、今年は物価高でそんな贅沢できませんってわけじゃないでしょう?

👇散歩の途中、やっと見つけたリース。

 なんだか、世の中暗くなるばっかりです。

 ということで、我が家はちゃんとリース飾っています。使いまわしでリンゴの色がちょっと褪せちゃっているけどね。

 

 で、どーんと自分にハッピーホリデーじゃなくて、クリスマスプレゼントです。

 どーんとというのは、豪華とか高価って意味じゃなくて、ど~んと、かさばるもの買っちゃったという意味です。

Blackstar HT-1R MK Ⅰ オールチューブアンプです。


 

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ブラックスター HT-1R
 Blackstar  ブラックスター・アンプリフィケーション(Blackstar Amplification)は、 イギリス・ノーサンプトンに本社を置くギターアンプとエフェクターのメーカー。真空管アンプを主に製造。元マーシャル社チーフ設計エンジニアを中心とした元マーシャルの従業員たちにより2007年に設立された。
シリーズXNUMX-ブラックスターアンプリフィアジャパン

 2008年に発売された Blackstar HT-5は、小型チューブアンプとして最も売れたモデル。しかし、5 ワットでも大きすぎると感じる人もいて、1 ワットを出力するフル機能の真空管コンボである HT-1 が 2010年に登場。現在は オーディオインターフェイスやキャビネットシミュ回路を備えた第3世代の MKⅢが発売されている。

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Blackstar HT-5R MKIII
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 Rはデジタルリバーブ付きの意味。クラシックなロングタンク スプリングリバーブをエミュレートしたものになっている。

 チャンネルは2チャンネルで、ECC83 プリアンプバルブ 1 つで動作し、トップパネルの OVERDRIVE SELECT スイッチで選択可能な 2 つのモードがある。スイッチを外すとクリーンからクランチ モードになり、スイッチを入れるとより強いオーバードライブになる(音量もだいぶ上がる)。

  EQ の ISFコントロール(Infinite Shape Feature)とは、EQ カーブ全体をシフトし、中域周波数で最大の音色効果を発揮する従来のEQとは異なるもの。中高域の抜けに優れたアメリカンサウンドから、箱鳴り感が特徴的なブリティッシュサウンドまで、連続的にトーンを変化させるという。
 Blackstar によれば、これはクラシックな英国製アンプ(Marshall)の、より硬い中音域と引き締まった低音域から、クラシックな米国製アンプ(Fender)のよりスクープされた中音域と豊かな低音域までを模倣しているとのこと。

 ステレオのエミュレート/ヘッドフォン出力がついている。これにより、ミキシング コンソールまたはサウンド カードに直接接続して録音したり、ヘッドフォンで練習できる。

 裏面には、4~16Ωのスピーカー出力があり、これに外部スピーカーを接続すると HT-1R の内蔵スピーカーがオフになる。多くのレビューアーが指摘している通り、HT-1R は、より大きく、より強力なスピーカー キャビネットによって、まったく別の能力を発揮するようです。

 

 オールチューブアンプの基盤内容は、従来の 100W 出力段のクランチとブレイクアップ特性をはるかに低い音量で実現するための低出力プッシュプル設計をとっている。

 パワーアンプは ECC82 デュアル三極管から供給され、その 2 つの半分を使用してクラス A/B プッシュプル構成(増幅素子を2ケ用いて1つの素子を出力電圧波形の正の半周期、もう1つの素子を出力電圧波形の負の半周期に使用することで効率的に増幅することができる回路)で動作。シングル出力バルブ マイクロ アンプは、シングルエンドのクラス A で動作するのが一般的。

 ふつうプリアンプに使用される 12AU7(ECC82)を、パワーアンプ部に使うって、本当にオールチューブアンプなのかと疑いたくなるのですが、Marshall の 限定生産1Wアンプもこの方式をとっているものがある。ECC82 でも 5watt ぐらいまでは増幅できるらしい。

Marshall DSL1C

 このMarshallの小型アンプは、1960年代/1970年代/1980年代/1990年代/2000年代の各年代を代表し一世風靡したモデルへのオマージュとして、各年代を代表するモデルの1Wattバージョン(ヘッド・アンプとコンボ・アンプの2タイプ)が2012年~2013年の間順次記念発売された限定販売品。

その中で DSL1C は
 Marshall 曰く、明るくきらめくクリーン・トーンから激烈な歪みまで、DSL1コンボは独自のサウンドを追求可能な機能を装備。由緒あるDSLシリーズの名に相応しい機能とマーシャル的なトーンを備えながらもコンパクトでポータブルなサイズは、自宅での使用に最適。また、12″スピーカーを搭載した外部スピーカーキャビネットに接続することで、大迫力のマーシャル・トーンを実現することも可能。
と、コンセプトは、Blackstar と同じものであったようです。

Weight 7.9 kg
Width 360 mm Height 340 mm Depth 215 mm
Valves:Preamp valves 2 x ECC83 Power amp valves 1 x ECC82

これに対して
Blackster HT1R MKI
Weight 6.0 kg
Width 308 mm Height 305 mm Depth 172mm 
Pre Amp : 1 x ECC83
Power Amp : 1 x ECC82

と更に小ぶりです。Telecas ギターと比べるとこんな感じ

 とにかく作りが豪華(ハンドルの革やパネルの金属製ノブなど)なので、小型でも安っぽさを感じません(発売当時 メーカー希望小売価格(税別):¥33,000 のようでしたので、1万円クラスのアンプとはやっぱり違うのでしょう)

 さて、チューブアンプとしての音ですが、単体では低音に欠けるとことろは、小型スピーカー(8インチ)だから致し方無いとしても、箱の大きさに似合わない、大音量と真空管らしい十分に粘りのある音を出してくれます。

BLACKSTAR HT-1R

 ゲットした個体は、MKⅠが2010年から2019年まで発売されていたので、少なくとも5年~14年経っているはずですが、とても誰かが使用していたとは思えないくらいきれいなものでした。おそらく展示品として置かれていたものではないかと考えられます(チューブアンプですから真空管のへたりが一番不安な部分ですが....)。

 他の方のレビュー通り、いろんなキャビネットにつないで実力を試してみたいと思います。

 






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 LINE6 AMPLIFi FX100 のアプリが使えなくなった!!

2024年12月05日 | MUSIC

 久々に マルチエフェクターの LINE6 AMPLIFi FX100 を引っ張り出して使おうとしたら

 Android (7)の タブレットにインストールされた トーンコントロール アプリ AMPLIFi Remote が、サーバーにつながりません。

「There seems to be a problem with your Internet Connection」(インターネット接続に問題があるようです)と出ています。

 ログアウトしているため、これでは「マイトーン」のサーバー保存や「ミュージックライブラリ」「トーン検索」等インターネットを利用したサービスにアクセスできません。
 Bluetooth で本体とつながっていても(Bleutooth はつながっています)、本体に内蔵されている Factory Patch しか利用できない状態となってしまいました。

 アプリを再インストールすると改善するとの情報があったので、Google Play からダウンロードしようといたら、なんとアプリがありません。

 Line 6 は、2023 年 11 月 1 日以降、KitKat (Android 4.4、API レベル 19) 以降の Android バージョンを実行している新規ユーザーは、Google Play ストアで AMPLIFi Remote アプリを入手できなくなると発表したのだそうです。なんじゃそりゃ!!

 絶望していると、Line6 のサポートに AMPLIFi Remote の apk ファイル(Android Package Kit)があること(もちろん正式版です)が分かり、これをダウンロードし、タブレットに再インストールしてみましたが、やっぱり改善しません。

 じゃあ PC に Android エミュレーター を入れてそれで動かせばうまくいくのではないかと考え、エミュレーター(NOX Player と BlueStacks の2つ)を入れてみました。
 うまく起動し、すんなりサーバーにつながるのですが、今度は Bluetooth との連携ができず、結局「ミュージックライブラリ」や「トーン検索」は使えても、これを本体に送信することができません。どうも、現時点では Android エミュレーター は、Bluetooth に対応していないみたいです。

 仕方なく、最後の望みをかけて、スマホ(Android 9)にインストールしたら、すんなりサーバーにつながるではないですか!! Bluetooth ももちろんOKで、パッチの転送もできます。

 まったく原因は分からずじまいでしたが、しばらくは スマホを使って遊ぶしかないみたいです(画面が小さくてすこぶる操作性が悪いのが難点 あとスマホもだめになったらお手上げです)。

 

 






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雨模様なので趣味に勤しみます

2024年10月20日 | MUSIC

   今日は朝から雨模様。昨日の真夏日(東京)から一転して、16度を下回るという、いじめか!!みたいな天気になりました。

 そこで、散歩も早々に切り上げて趣味に勤しみます。

 先日、大網白里のイオンの中にある Seria でゲットした ブリックコンテナ JR貨物。

 もっと大きくてプラスチックで出来ているのかと思ったら、意外に小さくて、ブリキで出来ていました。

 コンテナ自体は申し分ない出来ですが、コキ106 の台車がちょっと寂しかったので。墨入れと車輪の色差しをしました。

 また、イオンに寄ることがあったら、他の種類のコンテナも買い増ししたいぐらいの出来でした。

 ただ、つかいみちがねぇ....。綿棒入れとか、付箋入れとかに使っている人がいるみたいですが、大体がインテリアとして飾っているみたい。そうだよな。

 さて、まだ時間があるので、次はそこらへんに置いておくのも危ないので この間復活したYAMAHA WX5 の「ウインドシンセサイザースタンド」を作ります。

既製品で売っているのですが、結構な値段がする。

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 ということで、手持ちの材料を活用することに。

   手持ちにあるこのギタースタンド、コンパクトでいいんだけれど、安定性が悪くギターを置くのに苦労するので使っていなかった。これを活用することに。

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 まずギタースタンドの稼働部分をエポキシ樹脂で埋めて、ぐらぐらしないようにしました。

 ウインドシンセの受け皿を、そこらへんにあったプラスチック部品を紐でつるして固定し、裏に滑り止めのシートを貼りました。表面にはカーボン柄シートを貼って見栄え良くしました。

 

 立てかける部分には、横に倒れないようウレタンマットを切って接着剤で貼り付けました。

 

 で、出来上がりがこれ。なんか見栄え結構良くないっ!!

 

 そうそう、YAMAHA は、新しいウインドシンセ出してましたね。

 こちらは、本体に音源(PCMサンプリング)とスピーカーがついていて、単体で音が出せる機構です。USB MIDI で外部音源も動かせるようですが、VL音源との関係はあんまり意識されていないようです。

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YAMAHA MOX6 の修理

2024年10月16日 | MUSIC

 2014年01月 に購入した YAMAHA MOX6 の修理。

 今まで気が付かなかったのですが、パネルの後ろがパックリ割れていました。原因は不明。前にキーボードスタンドから転落させたことがあったような無いような? 重くても、やっぱり金属製ケースがいいですね。

サービスマニュアルがインターネットに落ちていたので、これに従ってパネルを開けました。

裏に短いクロネジ(オレンジ)が12か所。長いクロームネジ(イエロー)が3か所。

 裏から開けるのではなく、表に返してケーブルに注意してパネルを上に開く形になります。YAMAHA V50 の内部 と違って、基盤が多く、どれがメインボードか分かりません。

 

今回もダイソーのエポキシ系接着剤に活躍してもらいます。

 

 何とかくっついたようです。ロゴのヒビは後日修復したいと思います。

 

 そういえば、厳島神社の「トラ猫」は、今朝は元気が出たようで、少し安心しました。

 

 






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YAMAHA V50 FM synthesizer の 音色パッチを追加する

2024年10月13日 | MUSIC

 さて、東京の家に戻ってくると、田舎の家では触ることのできない「YAMAHA V50 FM synthesizer」をいじるのがすこぶる楽しい。

 しかし、いじってみると、パッチをイニシャライズして、FM音源を一からエディットして音色を作るのは極めて困難なのが分かる。
とにかく、目標とする音色がどのアルゴリズムなのか、どのパラメーターをどれだけいじるのか等を構造や数値から判断するのは経験無くして絶対に無理なのです。
 だから、当時のヒット曲は、YAMAHA DX7 のファクトリーパッチの音をそのまま使ってレコーディングしていた訳です。

Yamaha DX7 - Shining Moments 80's (Pt. 1)

 そこで、なんとか V50用の音色パッチが手に入れられないかということで、インターネットを彷徨するわけです。

 ところが、YAMAHA V50 は、販売数が少ないのか カスタムパッチを上げているサイトがまったく見つかりません。これに対して、同じ4オペレーションのシンセ「TX81Z」のパッチは、多く上がっているし、「CTX81Z」のパッチエディターの中にファクトリーパッチが組み込まれてたことから、偶然にもバリエーションパッチを苦労なく入手することができました。

 更に検索すると、同じ4オペの YAMAHA DX11 (V2) に特有の問題を知ることになりました。 

 DX11 は、TX81Zの後継機として 1988 年に発売され 、ラック バージョンである TX81Z のすべての新機能といくつかの追加機能をフル キーボード形式に取り入れたもの。日本では 「V2」という名称で発売されていましたが、ヨーロッパでは、ナチスのロケットを連想されるとして「DX11」とよばれていたようです。

 ところが、DX11 は、バッテリーが消耗すると、パフォーマンス RAM メモリのデータが消滅してしまい、Factory Reset をおこなっても、内蔵ROMからデータを復帰させる機構がないとのことで、世界中の皆さんが困っているようでした。

 そこで、これを無くした人に復帰させるべく シングルファクトリーパッチとパフォーマンスファクトリーパッチの SYSメッセージが保存されているサイトが極少ですが存在することが分かりました。

  そこで、この SYS データを「参考」に、V50 の インターナルパッチに、「TX81Z」と「DX11」のファクトリーパッチデータを構築しようという作業を延々と続けてきて、とうとう昨日完成したと言う訳です。

 特にパフォーマンスパッチは、どの音色を使って作っているかマニュアルには断片的にしか記載がないため、YouTube にあがっているデモンストレーション動画を参考に音色を決めていくという時間のかかる作業でした。

Yamaha DX-11 Performances. All the 32 Performances that the DX-11 shipped with.

 

 これで、V50 に、シングルパッチ 200音色 パフォーマンスパッチ 132音色 (既存だと100+100)を確保できました(だからなんだと言われればその通りですが)。あと、パフォーマンスが68スロット開いていますので、気に入ったパフォーマンスを作って行けばいいのではないかと思います。

 

 

 






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YAMAHA VL-70m の バックアップバッテリー 交換

2024年09月21日 | MUSIC

  ウインドシンセサイザー YAMAHA WX5 の 音源 YAMAHA VL-70m の バックアップバッテリーが切れていたので、交換しました。

  このシンセモジュールは、秋葉原のソフマップにMIDI館っていうのがあって、そこで中古で購入したものだと思います。購入時期は不明(おそらく1998年ごろだと思う)。
 定価 58,000 円(税抜)に、 新品で買った ウインドシンセ WX5 が 定価 69,000 円(税抜) でしたから、総額 127,000円 の豪華なセット。あの頃は金持っていたんだ。

 まず裏面のネジ4つを外します。前面のネジは皿ネジ。

バック側のネジ3つも外します。MIDI 側のネジ2つは長さが違います。

後ろに向かって鉄板をずらすと簡単に外れます。

中はこんな具合。

YAMAHA が自社で作っていた DSP が見えます。 

 バッテリーはフォルダー式で交換が容易になっているのですが、問題はバッテリーの種類。

FDK(Fuji Denki Kagaku) というメーカーの 「CR 2450 γ(ガンマ?)」なんですよね。

 そこで、事前に調査した結果、完全にはサイズが合わないけれど、スイス製 renata の CR2450N が使えるということで用意しておきました。普通の CR2450 より、ちょっと値が張ります。安い CR2450 にリード線半田付けで行こうかとも思いましたが、ゲルストマン症候群の自分としては危ない橋は渡らないことに。


 

 確かに入りますが、(+)側の留め金の爪が上面に届かず完全にはまりません。(-)側とショートしてないかちょっと心配でしたが、一応ガチっとはまって外れそうもないのでこれで行こうと思いました。

 電源を入れたところ、Battery Low の 表示は出ませんでしたが、いじっているうちに、ディスプレイの表示が文字化けしてしまい焦りました。そこで、Factory reset をかけたところ正常に戻りました。その後電源を入れ直しを繰り返しても異常は出なかったのでOKのようです。

  ところでこの VL-70m という音源。VA(ヴァーチャルアコースティック)音源 という特殊なものです。 VL1という世界初の<VA音源(Virtual Acoustic Synthesis System)>を搭載したシンセをハーフラックサイズに凝縮したVA音源モジュールです。

 発振音を擬似的に合成したり、メモリー中のウェーブを加工して音づくりをおこなってきた従来方式の音源(FM や PCM)とは次元の異なるニュータイプのデジタル音源
 自然楽器の発音の仕組みをコンピュータ処理によりシミュレートして物理的に再現し、仮想的に作り出した「仮想楽器(物理モデル)」によって音色を合成する「物理モデル音源」を応用した音源システム。
 楽器の発音構造そのものを再現するため、極めて自然な音色変化を再現することができ、生楽器のような表現力を持っている。たとえば「金管楽器のマウスピースをつけたフルートをチェロの弓で擦る」といった現実には存在しない楽器を想定した斬新な音色までも創造することができる。
 また、バイオリンの弦を擦る音、管楽器に息を吹き込む音なども表現できるので、空気の流速を感知できるウインドシンセやホリゾンタルタッチ(指を左右に揺らしてピッチを変える)FSV鍵盤と一緒に使うことで、より豊かな表現をすることができる。

YAMAHA VL70-m DEMO SONG MIDI【Computer Music】DTM 音源モジュール トーンジェネレーター Demonstration

トランペットや尺八の息遣いや唇の動きのニュアンスが凄いですよね。

 

 






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