15年(初度登録 平成9年)も乗った車とお別れすることになりました。
今ではほとんど街で見かけることもなくなった、スバル ビビオ ビストロ B-Custom です。
どこも調子が悪いわけではないのですが、寄る年波に勝てず、光沢はすっかりなくなり、あちこちメッキがはげたり、オイル漏れがあったりと、そろそろ引退かなと考えていたところ、欲しい車と出会い、お別れを決心しました。
革巻きハンドルにエアバッグと、当時の軽乗用車としては、高級志向です。
シート、内装も革張りです。
スバルのエンジンや4輪独立懸架のサスペンションはすばらしく、東京から鳥取まで700キロ12時間くらいかけてぶっ飛ばしたこともありました。途中立ち寄った岡山のガソリンスタンドで、「良く来たね」とびっくりされました。
バトンタッチは、ビストロの曾孫ぐらいにあたる、スバルR1-Rです。後ろでビストロは「頼むよ」と言っているのか、いや、やっぱり薄情なご主人を思って泣いているように見えます。
本当にご苦労様でした。