どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

7月26日(木)のつぶやき

2018年07月27日 06時03分34秒 | 事件・事故・災害

この世界の片隅に、新しいタイトルに込められたもの

2018年07月26日 20時15分00秒 | アニメ
今まで「長尺版」とされていましたが、ついに正式タイトルが公表されましたね(^_^)

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』...原作題名の前でも後ろでも無く、間に挟み込むという非常に希有な形に。

もちろん原作者・こうの史代さんの同意は得ているのだそうですが、思い切ったというか、片渕さんの強い意志と覚悟が感じ取れました。

同時に特報ティザー映像も...。

流れる楽曲はコトリンゴさんによる「悲しくてやりきれない」。

紅を薬指にとり、描いていく...。

監督 片渕須直

原作 こうの史代

音楽 コトリンゴ

主演 のん

ここではひとりぼっち、と思ってた。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に

「『リンさんを探して』...そう...うちの声が言うのが聞こえた」

2018.12



現状、なにもいうことはありません。

「主演 のん」...“主演”が付いたことにより、単に声優として出演しているだけではなく、矜持を感じます。

微妙に掠れがかった声も、可愛いだけではない、大人の女として「すずさん」を表現しようとする意思が見え隠れします。

「ここではひとりぼっち、と思ってた」というコピー、そしてメインタイトルに加えられた「さらにいくつもの」という言葉...2年ほど前に公開され、数え切れないほどの舞台挨拶をし、ステージから見た光景...この作品を愛するのは決して「ひとりぼっち」なのでは無く、「いくつもの」泣いている人、笑っている人、考え込んでいる人...片渕さんは片隅に生きる名も無き人をたくさん直に見て、接してきた人です。

そういう想いが自然にタイトルになったと...。

ポスターのビジュアルも畑にポツンと一人いる すずさんから、リンさんと二人になった。失われていたピースが填まったとも受け取れるけれど、桜をバックにした光景はファンとして純粋な気持ちで待ち焦がれていたものでもあります(*^m^*)

尺が長くなったことが大きな話題になり勝ちだけど、新作シーン・カットを30分追加する...片渕さんの構想として、そんな単純なものじゃないということは容易に想像できます。

既存のシーンと整合性をもたせるため、かなりの部分を手直ししているでしょうし、制作体制のラグの影響でどうしても作画タッチが微妙に変わるので、ただ並べただけではチクハグな印象になってしまう...一つの作品として均一化するため...ひょっとしたら大半のシーンは描き直されている可能性だってあります。

おそらく...リメイクに近い、新作といって良いほど生まれ変わった作品になるのではないかと...。

音響もさらにブラッシュアップされ、メリハリと情報量豊かなクオリティになるのではないかと...まぁこれらは勝手な妄想ですが(^_^;

今年の12月ですか...思ったより早かったですが...知ってしまうと一刻も早く目にしたい!早く来い来い12月!\(^o^)/

明後日28日(土)はユジク阿佐ヶ谷で久々の鑑賞となりますが、片渕さんの発表後初の舞台挨拶ということになります。台風の情勢が気になるところですが(^_^;、どんなお話しが聞けるかますます楽しみとなりました(^_^)



7月25日(水)のつぶやき

2018年07月26日 06時08分09秒 | 事件・事故・災害

昭和93年か...。

2018年07月25日 20時39分00秒 | 話題
今や「昭和」というキーワードは、現実逃避、あるいは臭いものにフタをする役目に変質し始めているのかもしれませんね。


一口に「昭和」と言っても、60年以上もの幅があって、戦前・戦中・戦後・バブル期と世代によって思うイメージが異なります。

「あぁ...昭和は良かったなぁ..」なんて、私もつい口にしてしまうんですけど、それは自分の良い面しか見ない視野の非常に狭い世界なんですよね。

「昭和」の終わる頃、マイコンと称された個人用のコンピュータが産声を上げ、平成となり、バブルが崩壊した後、インターネットが急激に普及を始め、あらゆる物事・情報の価値観が急速に変化し始めました。

21世紀となり、ますます気忙しくなって、便利になった裏腹に心の中はササクレだらけになってしまった。

そんな時に、「昭和」という優しい器が暖かく手を広げて、人を選ばず柔らかく包み込んでくれた...その時代には特有の嫌なものや臭いものなど、都合の悪いものにはフタがされて、美しく浄化されたテーマパークの如き存在...アニメ監督・原恵一さんは「クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」で見事に描いて見せた傑作です。

作中に出てくる「20世紀博」は正に図星をさされて初見で愕然としたのを覚えています...。

作品は21世紀になったばかりに作られたものですけど、なんだかそれ以降、日本全体が「20世紀博」に向かっていき、逃げて今も抜け出せないでいるのは...とても皮肉なことだと感じますね。

時代的コンプレックスなんでしょうけど、この病は非常に重い症状のままだと感じます。



7月24日(火)のつぶやき

2018年07月25日 06時03分42秒 | 事件・事故・災害

災害級...確かに...(;´д`;;)

2018年07月24日 19時30分00秒 | 話題
熊谷市で41.1度と観測史上最高気温を更新、ここ所沢市も39.8度と市内での観測記録を塗り替えてしまったそうですよ...。

今日は昨日に比べると若干下がってるらしいけど、酷暑状態は相変わらず。

そんな中、母の通院に付き添ってクルマで行き来しましたが...車内のあまりの暑さにやられてフラフラになってしまいました...なんだか意識がボーッとして変な悪寒まで感じるのです...暑いというのに...ひょっとしたら熱中症の入口にさしかかっていたのかもしれません...。

出がけに水分は摂ったけど、移動中は補給なし...やはり油断は大敵で、近距離移動でも水はもって歩いたほうが良いと実感しました。

いや〜それにして本当に今年は辛いです...ニュースでも連日高温注意と熱中症で倒れた人のことばかり報じていて...。

躊躇することなくエアコンを付けてというのなら、災害級でもあるんだし、国が補助して電気代を下げるとかしても良いんじゃないかと...電気代を気にして迷う人もいるんですから。

もう一つ気になるのが、町内会の盆踊り。

今週土曜日に催されるんですけど、これもこんな状態なら中止してもいいんじゃないのかなぁと。

出店の準備、例えば焼きそば焼いたりとか、この高温の中で作業するのは地獄だと思う...。

中止の意見は出ていないのだろうか...これで倒れたり、最悪死亡する人が出たらどうするのか?

さらに言えば2年後に控えた東京五輪...この時期にやるのはヤバイんじゃない?

そりゃ毎年こんな災害級の酷暑になるとは限らないし、2020年は冷夏になるかもしれない...でも高温になる可能性は高いワケだし、ここで根本的にスケジュールを考えた方が良いのでは?

屋外競技の選手が暑さにやられてバタバタいっちゃったら、国際的にイメージダウン必至だしねぇ...なし崩し的に決められた計画通りに進むより、踏みとどまる勇気と決断を見せてほしいなと。

そういう意味でも、京都の祇園祭が中止というのは素晴らしい判断だと思います。



7月23日(月)のつぶやき

2018年07月24日 06時02分23秒 | 事件・事故・災害

エアコンから聞いたことのないメッセージが(^_^;

2018年07月23日 19時50分00秒 | 生活
室内・室外の気温をチェックできる機能があるのですが、とんでもなく恐ろしいことを...。

淡々と「外の温度、40度以上です」と...午前中でですよ...(^_^;

日がドップリと沈んだ忌めでも30度代...連日連夜エアコンフル稼働状態なんですけど、これで壊れでもしたら生命の危険を感じるレベルに陥りそうで怖いです...(´д`)

熊谷市では観測史上最高気温の41度超を記録しているとか...あぁこの暑さ...いつまで続くのでせう><;



早春、通勤仲間の気になる娘

2018年07月22日 19時10分00秒 | 映画
通勤途上の主人公・杉山(池部良さん)が蒲田駅ホームで会う複数の男女。会社の同僚でもないようだし、同じ学校の同窓生という感じでもない...なんだか不思議な関係だなぁと薄々思ってましたが...。

あらためて脚本ト書きを見ると「各自、勤め先は違っているがいつも同じ時刻に同じ箱に乗り合わせることで友達になった連中」なんだそうです。小津さん、面白い設定を考えるもんですねぇ(^_^)

で、その中に映画を観る度に気になる存在があって。

ショートボブ、白いブラウスにサスペンダーの付いたスカート姿の女性。

全部で3シーンほど出てくるんだけど...どのシーンでも概ね同じようなスタイルなんですが、他の同年代女性に比べて妙に可愛いというか子供っぽい格好なんですよね。

出演者の一人一人の個性だしと絵面を綿密に設定することで有名な小津さんですので、おそらくバランスを考えてのことなんでしょうけど、あまりに浮いていて気になってしまう(^_^;

ちゃんと木村一子という役名もあって、資料を照らし合わせると、川口のぶさんという人が演じているらしいです。



それと最も引っかかりを感じるのが、最後のお別れ会でのシーン。


なぜ眼帯をしているのか?

単に撮影当日モノモライになっちゃっただけなのかもしれませんけど...何か深い意味とかメッセージが込められているのか...そんな風に思うのは勘ぐり過ぎか?(^_^;