英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

今更ながら① 皆既日食

2009-08-08 23:02:55 | 気象
 『将棋世界』の記事は、慢性の「今更ながら状態」ですが、歳時記事ネタも同様な状況になりつつあります。

 さて、皆既日食は7月22日でした。ほぼ2週間前ですが、もっと、以前のことのような感覚にとらわれました。ひと月前ぐらいの感覚です。ちょっとびっくりしました。
 夏場はいろいろイベントが多いのと、最近はいろいろ事件が多かったからなのでしょう。



 記事名は「皆既日食」ですが、福井は「部分日食」です。月に隠れたのは8割弱だったと思います。写真は12時05分のものです。福井は曇っていましたが、雲の切れ間が多くあり、写真のような状態に何度もなりました。
 街行く人も、立ち止まって空を見上げていました。

 ところで、日食を見るときの注意として、次のようなことは「絶対やってはいけません」とテレビやインターネットサイトで呼びかけられていました。
・肉眼で直接太陽を見る(数秒でも危険)
・望遠鏡や双眼鏡で観る(太陽観測用のものなら良い)
・下敷きやフィルムの切れ端やススを付けたガラス板を通して観る
・サングラスを掛けて観る

 肉眼で直接太陽を見ると、たとえ短い時間であっても目を痛めてしまうそうです。
 また、下敷きやフィルムやススをつけたガラス板やサングラスなどを使って太陽を見るのも、見た目ではあまりまぶしく感じなくても、光の遮断が不十分なものや、目に見えない赤外線を通しやすいものがあり、気づかないうちに網膜が焼けてしまう危険性があるそうです。

 でも、私が子どものころ、科学雑誌などで、上記のような方法で観測しようと書かれていたはずです。また、学校の授業でも、「下敷きを使って太陽を見てみよう」と先生に指示されて見た記憶があります。

 えっ!絶対にしてはいけないことなの?と驚きました。
 多分、このように呼び掛けないと、責任を追及される恐れがあるからなのでしょう。

 スポーツでも、昔は練習中に水を飲むと叱られたものでした。非常識だらけの現代ですが、昔は常識であったことが、いまでは非常識ということもあるようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする