英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

刑事7人 第4シリーズ  第3話「違法捜査!? 東京タワーと母の涙」

2018-07-29 08:06:56 | ドラマ・映画
“刑事見習い”の野々村拓海(白洲迅)が奮闘する回。
……「刑事になりたい!」という功名心からの単独捜査だったが、被害者の母の気持ちを思いやり、事件の真相解明・解決したいという思いが強くなっていく……

 メンバーに新人がいる場合、こういう“試練・成長の回”が設けられ、『危なっかしい捜査⇒窮地⇒結果オーライの解決≫というパターンが展開される事が多い。(個人的には好きではない)
 今話も典型的なこのパターン。しかも、ご都合主義が強かった。

①野々村を拉致してから始末(殺害)しようとするまで、時間を置き過ぎ
②「勝手に処理しろ」と“尻尾切り”宣言を受けたシーンがあるのに、今回の殺人事件で詐欺グループトップまで逮捕できるとは思えない(天樹を活躍させたかった?)
③殺される寸前だったのに、詐欺グループ逮捕を自慢げに喜ぶ野々村は能天気過ぎ
④第3シリーズであれだけのことをした山下(片岡愛之助)が登場し助力する。その際、天樹に対し「仲間ですから」と。山下の強がりだと思うが、「仲間ですから」は天樹が言う台詞だろう。
④自殺と判断して検死もしなかった捜査、ザル過ぎ!



『music.jpニュース』の“メディアニュース”
東山紀之(天樹悠 役)さんが、
「実は友人たちには『愛之助君(山下)は死んじゃったんだよ〜』と言っていたので、台本を読んだときは『生きてんだ!』とビックリしました(笑)」
とコメント。

 “山下再登場”の可能性を残した第3シリーズのあのシーンだったが、東山さんの率直な感想は笑える。
 今シリーズ、高嶋政宏さんが出てこないのは非常に不自然なのだが、再登場はないのかなあ。


第1話第2話

【ストーリー】番組サイトより
 刑事資料係の天樹悠(東山紀之)がパソコンにデータ入力をしていると、新人の後輩・野々村拓海(白洲迅)がコーヒーを差し入れた。朝から騒々しく「いつか一課の刑事になりたい!」と夢を語る野々村に「向いてないと思うよ」と一言。焦る野々村に「地道に結果を出して行くしかない」と告げる。
 そんな中、森下康子(手塚理美)と名乗る女性が刑事資料係を訪れる。康子の息子・正隆(若林時英)が半年前に川辺で亡くなり自殺と判断されたが、その正隆が亡くなる一週間前に中古マンションの見積もりを出していたことが発覚。家を買おうと思っていた矢先に自殺するとは考えられないと訴える。天樹だったら話を聞いてくれるかもしれないと聞いて資料係に来たと語る康子に、野々村は自分が捜査をすると立候補。それとなく天樹や青山(塚本高史)、環(倉科カナ)に再捜査方法を聞きながら独自に捜査を始める。
 一方、2課の刑事に未決の詐欺事件の資料を集めてくれと頼まれた天樹。『振り込め詐欺』『架空請求詐欺』『融資詐欺』などの未決事案を集約していく中、天樹は『仮想通貨詐欺』のある箇所に引っ掛かり、取調べを見学したいと申し出る。天樹いわく、2課が現在取調べている振り込め詐欺と未決の仮想通貨詐欺事案には裕福な年配者ばかりを狙っているという共通点があり、おそらく一連の詐欺グループを束ねている巨大な組織が存在するはずだという。
 その頃、正隆が何かのトラブルに巻き込まれていたと知った野々村は法医学教授・堂本(北大路欣也)の元へ。そこで正隆の体には過去に虐待をされたような古い傷があると告げられる。いじめの線を考えた野々村は、同級生の浅倉真司(桜田通)らに話を聞きに行くが、その後何者かに襲われ、行方不明になってしまい…?


果たして天樹たちは仲間の危機を救うことができるのか?
さらに事件解決の糸口を求めた天樹が、東京拘置所にいるあの人物の元へ——!

   
脚本:徳永友一
監督:星野和成
コメント (4)
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