ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

釧路湿原の周りをぐるりと回って道の駅「阿寒丹頂の里」に来た(2015/8/12)

2015年08月12日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 今朝の霧多布はガスに白く包まれている、さらに霧雨が降って地面がしっとり濡れている。


二輪ライダーの人たちはこんな日でも早起きして濡れたテントを撤収して出発の準備をしている。空きスペースを挟んで一番端っこに停めていた
キャブコン。昨夜は横の草地にサイドテントを張り出して4人で宴会をしていたが、まあキャンプ場なのでこれはセーフだなと思っていたが、今朝は頂けない。


 早朝からどこかに出かけて、テーブルを駐車スペースに置いて占拠中。この場所がいい場所であることはわかる。連泊なので今日もここを使いたいという気持ちが勝って、花見の場所取り興奮に陥っているのかな。ここは無料のキャンプ場のしかも駐車場、オートキャンプ場でサイトを指定したのとは違うことは理解していただけるのかな。

 そんなことにかかわりあっているわけにもいかないし、ここはいささか賑やかすぎるので300メートルほど市街地に戻ったところにある展望台の駐車場に移動して、ここでのんびり。トイレもキャンプ場よりも広くて清潔だ。

 今日は釧路湿原の外周をぐるりと回る計画。厚岸で昨年と同じ場所のオオハンゴンソウが咲き誇っている。


この花は特定外来生物に指定されていて繁殖力旺盛。それでこんなになっているわけだが、今回走り回って道東には道路の横の牧草地との間にかなりはびこっている。それが耕作放棄するとこうなってしまうということのようだ。

 ゆったりと釧路についたのがお昼どきということで、和商市場は駐車場に入れるかどうか怪しいので、手近の回転寿司「まつりや」。


ここはネタは新鮮でそこそこ大きい。そして安い。欲しいものは注文票に書いて個別に握ってもらう。高い海鮮丼などを食べに行くよりも満足度が高かった。

 いよいよ釧路湿原。最初に行こうとした「サルボ展望台」は遊歩道が通行止めでだめ。すぐ脇の道からコッタロ湿原展望台に向かう。
この道がダート。いかにもトラックらしく走って行く。


 途中で釧路川の岸辺を通ったので降りてみた。ここからカヌーを降ろして漕ぎ出す所のようだ。




ここ数日は上流部が雨模様だったこともあるのか、結構速い流れなのでイメージが違っていた。水量が多い。
 


コッタロ湿原展望台に着いた。


こ建物の真ん中を通り抜けて裏に展望台への階段がある。さらに登るとこんな道。


途中から湿原の景色が見えてくる。




 展望台からパノラマを撮ってみた。




ここはいかにも湿原という感じが良かった。

ぐるっと回って釧路市湿原展望台に向かう途中で丹頂が一羽だけ牧草地で餌を採っている。


さらに走ってやっと釧路市湿原展望台に着いた。ここの展望台は有料だしどこも似たような眺めに時間とお金は使いたくない。期待していたのは散策路・木道。ということで早速歩き出す。

木道を右回りに歩き始めたが、どこまで歩いても丘の上の森の中の散歩道。


一向に湿原に着かない。

出てきたところはサテライト展望台という場所で、ここから湿原が見渡せる。


ここもパノラマで。


ところどころに遊歩道のマップがあるので、どこにいるのかわかるのはありがたいが、高低差がよくわからない。


このサテライト展望台からグルッと回ってもとの駐車場に戻る道の途中、ひだまり広場から分岐して湿原に出て行く道があるようだが、これは次の機会にする。しかしここからの登りが大変だった。


最後は地道になって元の駐車場に出て来る。帰りに大勢の観光客に行きあったが、サテライト展望台に行くことが目的なら、左回りはいい選択とは言えない。右回りで行ってもと来た道を帰るのが吉だな。

 釧路湿原を左回りにグルッと回って、今度は国道240号線を阿寒湖方面に走っていくと道の駅「阿寒丹頂の里」に着く。国道の向かい側が温泉「丹頂の里温泉」だ。入口まで行っても看板には「サイクリングターミナル 赤いベレー」としか表示されていないので、ここが温泉施設なのかどうか疑ってしまった。まどから中を見ると、入浴受付という文字が見えたので安心した。


 お湯は薄い番茶色透明。少しつるつるする弱アルカリ性低張高温泉で成分総計が4.7グラム/Kg、塩素イオンとナトリウムイオンがその大半で他に炭酸水素イオンが0.5グラム/Kgと結構多い。

 入浴後は道の駅に移動。前の国道240号線は夜になると通行量がほとんどなくなる。
本日の走行は183.3キロ、燃費は11.7Km/Lだった。


 明日は帯広の花火に行く予定。
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