ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

吹割の滝の印象が「あれ」→「なるほど」→「おお!」と変化する遊歩道 (2017/6/17)

2017年06月17日 | 2017/6 お孫ちゃん初宮参りと群馬
 昨日は吉岡温泉に入り損ねたので、今朝は10時の開店まで待っていた。





道の駅の中を見ていると、パークゴルフ場のクラブハウスがあった。そして裏手の河川敷がパークゴルフ場だ。



きれいに整備されているし、グリーンが大きい。ついでに河川敷の土手下は自転車道だ。これも傾斜のないのびのびとした道だよ。どのくらい先まで伸びているのだろうか。

 10時になってリバートピア吉岡の開店だ。吉岡温泉船尾の湯というそうだ。



 お湯は薄い麦わら色のナトリウム炭酸水素塩泉で、指先をこすり合わせると少しつるつるする。

 気持ちよく入浴してでてくるともうお昼近い。道の駅の直売所で炊き込みご飯や空揚げなどを買ってきて、インスタント味噌汁に小松菜をどっさり入れたのを作って昼食だ。こっちの方が昨日のおぎのやの釜めしよりもおいしいような気がする。

 今日は吹割の滝に行くことにした。



滝の手前に滝の駅というのがあって、そこの駐車場にクルマを入れて歩いていく。



 滝まで狭い道を降りていくが、途中にはいかにも古い日本的なお土産屋が並んでいる。



 降りていくと遊歩道が二手になっているので、下流側から回ることにした。



 最初に見えてきたこの滝を見て、「あれ、こんなものか」と思ったが、こちらは「鱒飛の滝」だった。そこから川岸を歩いていくと見えてきたのが本物の「吹割の滝」。





 それでも「なるほどこんな感じか。それほどのものでもないよ」。

 そして橋を渡ってぐるりと回りこんで対岸の高台、第一観瀑台から見ると、「おお!」っとなった。





 だが国内でこれよりもナイアガラらしいのを知っているので、!!!となるほどでもなかった。それは 原尻の滝 だ。原尻の滝には今度は増水期に行ってみたいものだ。

 遊歩道はこんな感じになっている。



あちこちにクマよけの鐘(単管パイプを切ったもの)がある。こんなところにクマが出てきたらどうしようもない。来ないようにせっせと鐘を鳴らした。

 吹割の滝を出て道の駅「川場田園プラザ」にやってきた。いやここは凄いぞ。



 16時ころに駐車場に入ろうとしたが、ほとんど埋まっていた。何とか停めて場内を見て歩いた。





 広い芝生張り(一部人工芝ではなくてほとんど人工芝)の場内にいろんな機能の建物が自然な感じで点在している。





 実は吹割の滝から何もない田舎道をここまで来てしまったので、途中に適当なスーパーマーケットが見つからなかったのだ。幸いにも16時過ぎに到着したので、道の駅の中のあちこちの建物を回って今夜の食べ物を買いまわった。



 今日はわずか78キロの走行だが電気の心配がいらないのが助かる。今の時点でソーラーは朝から78AH発電してSUB1,SUB2,SUB3まで満充電になっている。もちろん走行充電は完全にOFFで走っている。


 日本ブログ村キャンピングカーランキングに参加しています。

ここをクリックして投票をお願いします。
コメント

昔の碓氷峠越えのアプト式鉄道跡が遊歩道になっている (2017/6/16-2)

2017年06月17日 | 2017/6 お孫ちゃん初宮参りと群馬
 道の駅「みょうぎ」の観光案内所に、碓氷峠路探訪(遊歩道アプトの道とその周辺)という観光パンフレットがあった。これは近くだ。歩いてみよう。



 起点となる横川は峠の釜めしで有名だ。自分が長野で仕事をしていた時に東京に出張に行く際はよく買っていたものだ。まずおぎのやに行って釜めしでお昼にしよう。



釜めし中心のメニューだが、いろいろとセットメニューもあるし、カレーなどもある。



フードコート風のカウンターで注文すると、釜めしは出来上がったものを保温しているのかすぐに出てきた。





うん、うん昔と変わらない外見だ。昔の味などは覚えていないが、駅弁としてはこんなものだなあという感想だ。

 アプトの道はすぐ先の碓氷峠鉄道文化むらが起点で、旧熊ノ平駅まで約6キロの道だ。途中の峠の湯まではトロッコ列車が並走している。6キロを往復するとなると時間的にも厳しい所があるので、この峠の湯まで行って、そこから熊ノ平まで3.3キロを往復することにした。



 起点の峠の湯。奥は歩くのが苦手なのでアラモに残し、せっかくのクーラー仕様なのでクーラーを入れて出発する。自分の感覚では外の気温は26度くらいなので、窓を開けてルーフベントを回している方が涼しいのではないかと思うが、奥はクーラーがいいそうだ。





 いい天気でここまでバッテリーは満充電、ソーラーも320Wくらい発電しているのでフル運転しても4時間くらいは楽勝だろう。

 

 ここから出発する。すぐにトロッコ列車の駅の脇を過ぎる。



 ずっと上り坂だ。1号トンネルが見えてくる。





 中は歩行者用に照明がある。レンガで馬蹄形に巻いたトンネルだ。中はひんやりとして涼しくて気持ちがいい。

 トンネルから出てしばらく歩くと道がぐにゃりと曲がっている。何だろうと思ったら、昔のレールがほんの一部、草に埋もれて残っていた。そして次の2号トンネルの入り口が見える。



トンネルの内部には保線作業員の待避所もある。



 2号トンネルを抜けると碓氷湖が見えてくる。遊歩道から湖畔までの道もあるし、旧国道18号からもこの湖畔に出てくることができる。駐車場もあるのでここから遊歩道の歩きを始めることもできる。





短い3号4号のトンネル越しに5号トンネルが見える。この5号トンネルを出ると、このルートのハイライトであるめがね橋だ。





この橋は深い谷にかかっていて下から見ると迫力があるようだ。ここから下に降りる道もあるが、奥が歩くのは嫌だがめがね橋は見たいというので、後でクルマで見に来ることにする。橋からの眺めは自然がいっぱいという感じだ。よしよし駐車スペースもあるようだ。



 次の6号トンネルだったかな。天井に排気用の穴が開いている。蒸気機関車の時代はこんなものでは足りなかっただろう。登りだからガンガン石炭を燃やしていただろう。それで碓氷線の電化は早い時期に行われたそうだ。



 そういえば蒸気機関車が客車を引っ張っていた時代、岩徳線の欽明路トンネル(3,149m)を走る際に窓を閉め忘れていたら、かなりのばい煙が入ってきたことがあった。ということを思い出した。

 

自然の中をいい空気を吸いながら明治の近代化遺産の名残を歩いた道の終点、旧熊ノ平駅だ。



ここから折り返して戻るが、下りは楽だ。それとここにきて平らになったがここまでずっと上り坂ではあるが、傾斜が一定になっている。少しでも傾斜がゆるい所を作ると、別の場所できつくしなければならないのでそうなっているのだと思う。



帰り道もこんな感じで帰ってきた。往復2時間弱で汗をかくこともなく、涼しいトンネルと緑の中を歩いたたびだった。


 クルマに戻ったら、旧国道18号線を走ってめがね橋下から見よう。





 いやあ、すごい迫力だ。明治25年12月の竣工で200万個のレンガが使われているそうだ。

このアプト式線路は明治26年に営業運転を開始し、昭和38年に新線開通により廃止された。そして平成5年に「碓氷峠鉄道施設」として重要文化財に指定されている。


 さて、碓氷線から離れて、道の駅「吉岡温泉」に行こう。途中のコインランドリーでたまった洗濯物を片付けたら、吉岡温泉への到着は19時半になった。



 お腹もすいたし、ビールも飲みたい。と食べるのを優先したら温泉が後回しになってしまった。



 日本ブログ村キャンピングカーランキングに参加しています。

ここをクリックして投票をお願いします。






 



コメント