アル・ゴア氏の地球環境の危機に関する講義がそのまま映画になったものですが、その内容がショッキングで、居眠りすることなく真剣に「聴講」してしまいました。
この映画では、2005年のデータが最新の情報として論じられていましたが、
松島の全国女性大会での講演のひとつ、東北大学石田秀輝教授の講演では、もうあと20年後には地球の環境がどっと大きく崩れるという予想だと聞きました。
本当に「どっと」なんだそうです。
森はなくなり、海は荒れ、もちろん水位も高くなっていてすでに沈んでいる地域もあり、ヨーロッパあたりはいきなり氷河期に突入する、一方温度が高くなった地域では伝染病が猛威をふるう・・・
20年といえばもうすぐそこで、これはかなりやばいんじゃないかと思って、このDVDをあわてて観たしだい。
もう「贅沢は敵」なんですね。
しかし、現時点での改善策はあまりにたよりない。
その大きな原因として、石田教授もおっしゃっていましたが、一度便利とか贅沢を味わった人間は、不便な生活には、なかなか戻ることができないのです。
たとえば、今すぐ携帯やパソコンを使うことをやめろといわれても、そりゃあ、あなたがやれば、って感じですよね。
まさに危機そのものの状態にありながら、いったい何をしたら良いのか具体的には思い浮かびません。
資源ごみを分けて再生を助けるとか、冷房を使いすぎないとか、安易に自動車を使わないとか、そんなんで間に合うんだろうか?
迷いながらも結局昨日と同じ暮らし方をしてしまう、そのおそろしさ・・・
しかし、世界的に見直されている生活方法は、日本人の生活らしいです。
たとえばアメリカ人の生活様式の消費エネルギーは、日本人の数倍多くかかるらしい。
だから日本人のつましい生活方法、「粋(いき)」だとか、「わび」「さび」だとか、そんな精神性に環境を大事にしながら節約する気持ちがあるということです。
ずいぶん前の新聞で読んだ話を思い出しました。
環境破壊を池の睡蓮の葉にたとえた話です。
池に浮かぶ睡蓮の葉。毎日2倍に増えている。
池の水面半分を葉で覆われたとき、
まだ半分も水面があると思っていたら
明日には水面がまったく見えなくなる。
やっぱり、まごまご迷っても仕方がなく、できることをやりましょう。
★★★★★
★をつけるのは意味がない作品。とにかく多くの人がこれを実感しなければなりません。
この映画では、2005年のデータが最新の情報として論じられていましたが、
松島の全国女性大会での講演のひとつ、東北大学石田秀輝教授の講演では、もうあと20年後には地球の環境がどっと大きく崩れるという予想だと聞きました。
本当に「どっと」なんだそうです。
森はなくなり、海は荒れ、もちろん水位も高くなっていてすでに沈んでいる地域もあり、ヨーロッパあたりはいきなり氷河期に突入する、一方温度が高くなった地域では伝染病が猛威をふるう・・・
20年といえばもうすぐそこで、これはかなりやばいんじゃないかと思って、このDVDをあわてて観たしだい。
もう「贅沢は敵」なんですね。
しかし、現時点での改善策はあまりにたよりない。
その大きな原因として、石田教授もおっしゃっていましたが、一度便利とか贅沢を味わった人間は、不便な生活には、なかなか戻ることができないのです。
たとえば、今すぐ携帯やパソコンを使うことをやめろといわれても、そりゃあ、あなたがやれば、って感じですよね。
まさに危機そのものの状態にありながら、いったい何をしたら良いのか具体的には思い浮かびません。
資源ごみを分けて再生を助けるとか、冷房を使いすぎないとか、安易に自動車を使わないとか、そんなんで間に合うんだろうか?
迷いながらも結局昨日と同じ暮らし方をしてしまう、そのおそろしさ・・・
しかし、世界的に見直されている生活方法は、日本人の生活らしいです。
たとえばアメリカ人の生活様式の消費エネルギーは、日本人の数倍多くかかるらしい。
だから日本人のつましい生活方法、「粋(いき)」だとか、「わび」「さび」だとか、そんな精神性に環境を大事にしながら節約する気持ちがあるということです。
ずいぶん前の新聞で読んだ話を思い出しました。
環境破壊を池の睡蓮の葉にたとえた話です。
池に浮かぶ睡蓮の葉。毎日2倍に増えている。
池の水面半分を葉で覆われたとき、
まだ半分も水面があると思っていたら
明日には水面がまったく見えなくなる。
やっぱり、まごまご迷っても仕方がなく、できることをやりましょう。
★★★★★
★をつけるのは意味がない作品。とにかく多くの人がこれを実感しなければなりません。