漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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不妊原因はどっち?

2008-08-27 | 子宝・男性の養生
8/26朝日新聞夕刊から
「不妊原因 半数は男性」なのに 意識調査 低い正解率
(25~45才の不妊について悩んでいる既婚男女1015人のアンケートより)

■「半数は男性に原因がある」と正解したのは
 男性29.7% 女性33.7%
(男性が原因の割合は20~30%と思っている人が多い)

■不妊検査を
夫婦で行きたい 男性63.6%
一人で先に行きたい 男性9.1% 女性59%
パートナーに先に行ってほしい 男性25.1% 女性0.6%

つまり男女とも不妊の原因は女性にあるという考えが依然根強く、ましてや男性側の原因についての知識はほとんどないのが現状。男性は検査に行きたがらず、女性は自分が原因と考えて医療機関に足を運ぶ傾向。

         

当薬局は妊娠しやすい体づくりの漢方対策を行っていますが、お客様の中にはご主人には内緒で奥様だけ熱心に漢方対策をなさっている方もいらっしゃいます。


「二人で努力しましょう。男性もこんな漢方対策があるからご主人に話してみて」
というけど、
「たぶんそんな話はできない・・・」
と言われてしまうこともしばしば。
「ならば、疲れがとれるからこれ飲んでってビタミン剤みたいな感覚で毎日手渡しすれば・・・」
「そうしようかな・・・」
「・・・」

そんなに気をつかう状態を長く続けていると、二人の気持ちが離れてしまうことにもなりかねない。
いったい夫婦って何だ。

もしもなかなか妊娠せず、そして子供を望んでいるなら、まず夫婦二人でよく話し合い気持ちを確かめたら、二人で不妊検査を受けてみましょう。

その結果、たまたま明らかな原因が見つからなかったほうも、より優れた子孫を向かえるために、二人で努力することをお勧めします。

それが夫婦の思いやりってもんでしょ。
男性諸氏、もしも奥様が話をしたら逃げずにまっすぐ気持ちを受け止めてね。

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