無月経のきっかけはダイエット:漢方対策

女性の体は7の倍数の年齢ごとに転機を迎えるといわれ14才くらいまでに生理がくるのですが、
それは始まりにすぎず、そこからが生殖系の成長に大切な年代です。
14才から21才と経てそして28才にピークを迎えます。
いわゆる「女性の成長期」で、人生を生き抜くための丈夫な体をつくる大切な時です。

この間にダイエットや偏った食事を行うと生殖系の成長が妨げられ
無月経になったり、ずっと後になっても生理不順が治らなかったりします。

「生理が来ないほうが楽」と考える女性もいるようですが、
女性ホルモンの分泌が十分でないと、肌や骨、コレステロールの代謝、精神の安定などに悪影響がでます。

何の草かと思ったらコナラの蘖（ひこばえ）伐採された株の脇から再び新しい命が育つ

漢方的対策は、
生殖系の栄養不足を解決し腎精を補わなければなりませんので、補腎補血対策を中心とします。
がっちり補って、再び体が生理のスイッチを入れてくれるよう促します。

就寝時刻や起床時刻を見直して、体内時計を正しホルモン分泌の乱れを整えてください。
（夜は遅くとも12時前には寝て、朝は明るくなったら起床すること）
甘い物を控え、規則正しい時間にバランスの良い食事を摂ることも大切。


ガマの穂が目立つようになりました。夏らしい景色

1年以上の無月経20代前半の女性のこと、きっかけはダイエット
今はダイエットをしていないし、極端に痩せているわけではないのに生理がきません。
就寝も起床も時間が遅く、食事は不規則。
対策は、紫煌珠、婦宝当帰膠、逍遥散でスタート
漢方を初めて3か月目から生理らしき出血が始まり、ほぼひと月に1回出血がくるようになりました。
まだ本格的な生理ではないかもしれませんが、体は動き始めました。
油断せず飽きずに体づくりを続けていきましょう。

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