朝井まかてさんだからこそできた作品だと思う
深い森を抜けでた小さな草むらで、子狐にせがまれて常緑の草(草どん)が昔話を語る。
次々とお馴染みの登場人物でなつかしさがあふれる
日本の言葉の美しさに心洗われる
ああ、こんな話だったかなあと、この頃すっかり物語に遠ざかっている自分に驚く
たぶん今の子らは、こんな話を知らないんじゃないかという不安が膨らむ
案の定というべきか物語の後半、現代の余裕のない耳障りな言葉が、
神々も住む物語の世界を消していくのです。
なんという展開。
大人が読むべき昔話の本 子供に何を伝えなければならないかを学ぶ本
朝井まかて 1959年 大阪府生まれ
深い森を抜けでた小さな草むらで、子狐にせがまれて常緑の草(草どん)が昔話を語る。
次々とお馴染みの登場人物でなつかしさがあふれる
日本の言葉の美しさに心洗われる
ああ、こんな話だったかなあと、この頃すっかり物語に遠ざかっている自分に驚く
たぶん今の子らは、こんな話を知らないんじゃないかという不安が膨らむ
案の定というべきか物語の後半、現代の余裕のない耳障りな言葉が、
神々も住む物語の世界を消していくのです。
なんという展開。
大人が読むべき昔話の本 子供に何を伝えなければならないかを学ぶ本
朝井まかて 1959年 大阪府生まれ