公園から忽然と姿を消した三歳の琴美。
パートで迎えが遅れた母親、親しいと思ったご近所のママ、琴美を預かったのに放置したママ、
保育園の先生、義母、同じ職場のパートたち・・・
手がかりを探して尋ね歩く両親だが、どれもこれも拉致の開かない会話の中で、
人間の防衛本能とか変えようのない性格とか残酷さとかが、噴出する。
読んでいてイライラするが、人の世はそんなものだろうと思う
手がかりもなく過ぎた22年後、事態はめまぐるしく急変し事件が明らかにされていく
ハッピーという怯える迷い犬を登場させ、琴美の心情を重ねあわせているところは切ない
結末はなんとかハッピーエンド。
映画にしても面白いかも
春口 裕子1970年生まれ 神奈川県出身
パートで迎えが遅れた母親、親しいと思ったご近所のママ、琴美を預かったのに放置したママ、
保育園の先生、義母、同じ職場のパートたち・・・
手がかりを探して尋ね歩く両親だが、どれもこれも拉致の開かない会話の中で、
人間の防衛本能とか変えようのない性格とか残酷さとかが、噴出する。
読んでいてイライラするが、人の世はそんなものだろうと思う
手がかりもなく過ぎた22年後、事態はめまぐるしく急変し事件が明らかにされていく
ハッピーという怯える迷い犬を登場させ、琴美の心情を重ねあわせているところは切ない
結末はなんとかハッピーエンド。
映画にしても面白いかも
春口 裕子1970年生まれ 神奈川県出身