中医学では舌の状態をみて体調を考察するのですが、
先日、激しい生理痛を漢方でなんとかしたいという女性のご相談で、
舌裏を見ると血管の怒張が著しい。
瘀血状態であることをご本人にも鏡で確認していただく。
瘀血状態であることをご本人にも鏡で確認していただく。
(この写真よりひどい人も結構いる)
生理前後の体調を伺うと、生理前のイライラや胃のつかえや食欲亢進などがある。
体の冷えや疲労感はあまり感じないが、座りっぱなしの仕事で運動もしないとのこと。
体の冷えや疲労感はあまり感じないが、座りっぱなしの仕事で運動もしないとのこと。
PMSがひどいのは肝鬱気滞で、理気活血対策の漢方薬をお勧めしました。
この女性は、漢方を飲み始めるとともに、しばしば舌の観察をしたそうで、漢方薬を服用し始めるとどんどん血管の怒張が引いて驚いたそうです。その後の生理の痛みも和らぎ、大喜びされた。
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テレビでは「心医 ホジュン」が終盤にかかりましたが
先日は「胃がんや心筋梗塞」を直していました。
針や灸と薬で治していましが当時の医術ではわかない事も多かったのでしょうね。
でも東洋医学恐るべしです。
最先端の機器で細胞レベルのことを証明しなくても、どのような状態がどのような疾患かという事象を何千年も書き綴って重ねてきたところでしょうか。
西洋医学と東洋医学が融合するのが一番よいのではないかと思います。