2018年本屋大賞(カガミの孤城)を受賞した辻村深月さん 実はこれまで読んだことがない
死んだ人に一度だけ面会できる。ただしその人が会うことを了解すれば・・・
どちらかというと無宗教の私にとってそんな設定どうかと思う。
だけど、読み進むにつれ、使者(ツナグ)に面会を申し込む人のそれまでの事情が興味深い
そして面会後の人の気持ちの変化も深い
そして、
あの世とか、成仏できないとか、死んだ人に魂があるのかとか、
そんな宗教的な話を乗り越えようとしているのに好感がもてる。
この世に残っている記憶みたいなものがかき集められて、
死んだ人が像を結ぶのではないかと考える使者(ツナグ)の少年
すべては、残された人の気持ちなのだ
それでもリアルに逢えたら、その後の人生はどうなるんだろう
そんなことを考察した作品
予想外に面白かった
辻村 深月(つじむら みづき) 1980年 山梨県出身
死んだ人に一度だけ面会できる。ただしその人が会うことを了解すれば・・・
どちらかというと無宗教の私にとってそんな設定どうかと思う。
だけど、読み進むにつれ、使者(ツナグ)に面会を申し込む人のそれまでの事情が興味深い
そして面会後の人の気持ちの変化も深い
そして、
あの世とか、成仏できないとか、死んだ人に魂があるのかとか、
そんな宗教的な話を乗り越えようとしているのに好感がもてる。
この世に残っている記憶みたいなものがかき集められて、
死んだ人が像を結ぶのではないかと考える使者(ツナグ)の少年
すべては、残された人の気持ちなのだ
それでもリアルに逢えたら、その後の人生はどうなるんだろう
そんなことを考察した作品
予想外に面白かった
辻村 深月(つじむら みづき) 1980年 山梨県出身