今日は立冬、冬の養生を始めましょう。
黄帝内経という養生の古書によれば、冬の養生は「閉蔵」です。万物が閉じこもる季節なのです。
・夜は早く寝て朝はゆっくりと起き、日の出日の入りに伴って起居する
(今頃の日の出は6時頃で日の入りは16時半頃、つまりゆっくり起きても6時ごろということになります)
・欲望をひそめいつも満足した気分で過ごす
・衣類などで体を寒さから守る
冬に動きすぎて体力を消耗すると、翌春に足のしびれや腰の曲がりなどの病気を引き起こすと書かれています。
冬は腎の季節。「腎」とは腎臓の機能はもちろん、骨や髄、脳、生殖系、成長や老化などをつかさどるところと言われるので、腎が弱ると足腰のトラブルなどが増えるのです。
足腰の弱りは補腎が必要ということですね。
冬の漢方養生として、夏よりも「補腎剤」をしっかり服用しておくのもよいことです。
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