おとといのヒガンバナ。やはり例年より咲き方が遅いです。
ヒガンバナは全草に毒成分があり、畑や田圃の畔にその球根を植えることによって有害な動物を防いだりしたそう。また球根が地中に増えることで土手などを強化する役目も果たすそうだ。
民間療法として球根をすりおろして痛みどめの湿布にする地方もある。
三倍体で球根で増えるので遺伝的に同一。
その毒成分アルカロイドの一つ「ガランタミン」は、認知症薬「レミニール」の成分。
スノードロップ(マツユキソウ)の球根から抽出して開発されたという。
ヒガンバナ(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
スノードロップ(ヒガンバナ科ガランサス属)
ちなみにレミニールは神経の伝達効率を高める作用があります。
軽度および中等度のアルツハイマー型認知症に。
おっと、くれぐれもヒガンバナやスノードロップを食べて認知症を予防しようなんて思わないように。
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