昨日は不妊症Zoom講座で、不妊外来専門病院医師の講演を聞きました。
今、晩婚化による女性卵子の老化と、男性精子の激しい減少は、大問題です。
女性の卵子は35歳を過ぎると劣化が著しくなり、男性の精子数はかつて1億匹前後だったのが今は2000とか3000が普通で1600以上ならOKということになっています。
かつては妊娠を希望して2年間妊娠しなかったら不妊症でしたが、今は1年で、女性が35歳以上では6か月になっています。
(時計草)
そのため今後は、若い世代が健康になることがまず第一ということで
・適正体重に調整する(BMI18.5~24.9、理想は22)
・ビタミンDを補う(牛乳、ヨーグルト、干しシイタケ、シラス、戸外での運動)
・葉酸を補う(モロヘイヤ、枝豆、ほうれん草、ブロッコリー、かぼちゃ、いちご、みかんなど)
・運動する(1週間に150分)
・禁煙、受動喫煙を避ける(ニコチンによりへその緒が収縮して胎児に栄養が届かず流産率が高まる)
・血行改善する
・アルコールを控える(目安はビール250ml ワイン100ml)
・ストレスをため込まない(旅行や趣味を楽しむ)
を勧めています。
もしも、わが子を産んで育てたいと思っているなら、今日から二人で養生を始めてください。
男性も養生が必要です。不妊の原因は男女半々で、女性にはタイムリミットがあることを理解してください。
まだ子供はいらないわ~という人もいますね。そんな人も将来をよく考えてみてください。人生って案外短くて、チャンスはさっさとつかまなければなくなってしまいます。
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