もしかしたら豊聡耳と云われた聖徳太子もこんな話し方をしたのかも・・・と思ってしまった。
マークの頭の回転はすばらしく速く、相手が発する言葉の意味(なぜその言葉を言うかという背景)を瞬時にいく通りも思いめぐらし、いきなり結果を答えるという話し方だ。
だから「答える必要はない」「聞く必要はない」という回答になったりする。
その冷たい答え方に、周りは呆れてしまうが、
「なぜならば、」
(これを説明するのもすごい早口。コンピュータがしゃべってる感じ)
の彼の話の的確さに、
な、なるほど、そりゃそうかも・・・と感心してしまう。
思いつきと同時にプログラミング。
今のネット社会の速度に対応するには、彼のようなタイプがピッタリなようだ。
経営学を悠長に学ぶなんてアナログ的な対策ではとても太刀打ちできない。
その対極にあるのがボート部でしょうか。
あのボートレースの映像は、凝りに凝ってましたねえ。さすがデビッド・フィンチャー監督。
あのとき流れた曲、なんだったかな。とにかく一昔も二昔も前の曲です。
そんな曲の中、一漕ぎ一漕ぎの力強さに観るほうも力が入りました。
マークの横暴な発想と思いやりのない会話に呆れて彼をふったエリカの言葉に
「そうだ、そうだ」と安心した私は完ぺきなアナログ派?
だけどマークも、SNSを思い浮かんだきっかけがエリカに振られたことだったり、
(彼はそのシステムを拡大化することに何か意義を感じているのだろうか?
ただ「出会いたい」をかなえるために道具を作っているだけのようだった)
最後までメソメソ彼女の写真をクリックしていたり、にちょっと安心。
それにしても英語圏のパソコンは文字変換の必要がないので、一層速く感じますね~。
ソーシャルネットワーク:★★★★
いっきに膨れ上がるネットの速さ。必死についていこうと気持ち的にはへとへとだったけど
スピーディーで無駄がないすっきり感はデビッド・フィンチャーの腕でしょうか。
製作総指揮は、大好きなケヴィン・スペイシー。その趣も現れているかも。
なかなかおもしろかったです。
監督 デヴィッド・フィンチャー
製作総指揮 ケヴィン・スペイシー アーロン・ソーキン
キャスト(役名)
ジェシー・アイゼンバーグ (Mark Zuckerberg)
アンドリュー・ガーフィールド (Eduardo Saverin)
ジャスティン・ティンバーレイク (Sean Parker)
アーミー・ハマー (Cameron Winklevoss)
マックス・ミンゲラ (Divya Narendra)
ブレンダ・ソン (Christy)
ルーニー・マーラ (Erica Albright)
ラシダ・ジョーンズ (Marylin Delpy)
ジョセフ・マゼロ (Dustin Moskovitz)
ダグラス・アーバンスキ (Larry Summers)
ダコタ・ジョンソン (Amelia Ritter)
トレヴァー・ライト (B.U. Guy in Bra)
マークの頭の回転はすばらしく速く、相手が発する言葉の意味(なぜその言葉を言うかという背景)を瞬時にいく通りも思いめぐらし、いきなり結果を答えるという話し方だ。
だから「答える必要はない」「聞く必要はない」という回答になったりする。
その冷たい答え方に、周りは呆れてしまうが、
「なぜならば、」
(これを説明するのもすごい早口。コンピュータがしゃべってる感じ)
の彼の話の的確さに、
な、なるほど、そりゃそうかも・・・と感心してしまう。
思いつきと同時にプログラミング。
今のネット社会の速度に対応するには、彼のようなタイプがピッタリなようだ。
経営学を悠長に学ぶなんてアナログ的な対策ではとても太刀打ちできない。
その対極にあるのがボート部でしょうか。
あのボートレースの映像は、凝りに凝ってましたねえ。さすがデビッド・フィンチャー監督。
あのとき流れた曲、なんだったかな。とにかく一昔も二昔も前の曲です。
そんな曲の中、一漕ぎ一漕ぎの力強さに観るほうも力が入りました。
マークの横暴な発想と思いやりのない会話に呆れて彼をふったエリカの言葉に
「そうだ、そうだ」と安心した私は完ぺきなアナログ派?
だけどマークも、SNSを思い浮かんだきっかけがエリカに振られたことだったり、
(彼はそのシステムを拡大化することに何か意義を感じているのだろうか?
ただ「出会いたい」をかなえるために道具を作っているだけのようだった)
最後までメソメソ彼女の写真をクリックしていたり、にちょっと安心。
それにしても英語圏のパソコンは文字変換の必要がないので、一層速く感じますね~。
ソーシャルネットワーク:★★★★
いっきに膨れ上がるネットの速さ。必死についていこうと気持ち的にはへとへとだったけど
スピーディーで無駄がないすっきり感はデビッド・フィンチャーの腕でしょうか。
製作総指揮は、大好きなケヴィン・スペイシー。その趣も現れているかも。
なかなかおもしろかったです。
監督 デヴィッド・フィンチャー
製作総指揮 ケヴィン・スペイシー アーロン・ソーキン
キャスト(役名)
ジェシー・アイゼンバーグ (Mark Zuckerberg)
アンドリュー・ガーフィールド (Eduardo Saverin)
ジャスティン・ティンバーレイク (Sean Parker)
アーミー・ハマー (Cameron Winklevoss)
マックス・ミンゲラ (Divya Narendra)
ブレンダ・ソン (Christy)
ルーニー・マーラ (Erica Albright)
ラシダ・ジョーンズ (Marylin Delpy)
ジョセフ・マゼロ (Dustin Moskovitz)
ダグラス・アーバンスキ (Larry Summers)
ダコタ・ジョンソン (Amelia Ritter)
トレヴァー・ライト (B.U. Guy in Bra)
素直に面白かったです。
特に、あのオチがアナログ的で、作品が締まりましたね。
自らは一見、無感情のようであり、一環した思いにのみ反応して、
まわりはどんどん盛り上がって行くスピード感、
台風の目の中にいるようでしたね。
ボートのシーンのとり入れ方や、音楽の使い方、
やはり監督の実力に唸りました!
オスカーの最有力候補ですが、
うーん、それとはちょっと違うかなー・・・と
思わないでもないのですが、やくさん、どう思われます?
自分自身この頃のネット社会に追いつけなくなっているという挫折感があるせいか、この映画にはついていってやると力みながら観てました。
それでも無理なくおもしろかったのは、そんな「今」を素直に映し出してくれていたからではないでしょうか。
そして「一本筋が通っている」力強さもありました。
こんな、映画の「うまさ」を観られるのって嬉しいですね。
おそらく出演者全員も現代のネット社会の騒騒しさと不安を感じていて、そんな思いがそれこそ台風のように集まって、「今」ならではのパワーあふれる作品になっているように思います。
「オタク」にオスカーをくれないでほしいかも。どちらかというと密やかな感動したい作品です。
予想以上に面白かったです。
ほんとに頭の回転の速さを表す会話にびっくりしました。
同時にハーバードの若者たちには空しさも感じました。金銭的&社会的な成功しか人生の目標がないみたいで…。
マークが双子のことを「アイデアを盗まれたからじゃなく、人生で初めて思い通りにならないことがあったから怒ってるんだ」と言ったのが印象的でした。
私もラストの、エリカに「友人として承認」を依頼してから、何度も何度もクリックして結果を確認してるのが、なんだか普通の若者の顔が見えてほっとしました。
それにしても改めて自分がアナログ&旧人類なことを再確認しました(笑)
ケヴィン・スペイシーお好きなんですか!?
やくさん、レオ様以外はとっても渋好みなんですね(笑)
私もアメリカンビューティーやシッピングニュースであまりの上手さに目がくぎ付け、いい俳優さんですよね~。
それから双子のあわてぶりをあっさり説明してくれたマークの言葉には、ドキっとしました。
マーク対双子。1対1だともっとシリアスな感じになったかもしれませんが、相手がイケメンの双子だと妙に滑稽で楽しい対決になってましたね。
ケヴィン・スペイシー、どんな役をやらせても独特の雰囲気を作り出してくれる俳優で、シッピングニュースも面白かったです。
実はジョン・マルコビッチもお気に入りで、基本おでこがまあるい人が好きなのかも
mi~yaさんはどんなタイプがお気に入りなのでしょう
う~ん、手強い(笑)
いやいや実は私も「俳優としては」大好きですよ(笑)
ケヴィンもジョンも。
他にもニコラス・ケイジもお気に入りで、この3人が好きと言ったら絶対ハゲ専?とかって言われそうですが。
あっ、あとお気に入りはジャック・ブラックです。ハイテンションなオタクをやらせたらこの人の右に出る者はいないと思います(笑)
なんだか世間的にファンと公言できるのはレオ様だけのような気がしてきました…(笑)
ジャック・ブラック、最高です。
たしかに、開口一番「ジャック・ブラック大好き」というのもはばかられるかも。(ジャックごめん)
ととはやや違うのでしょう。
やっぱり胸キュンはレオさまか。