寒いのとコロナとで、運動量が減っている人が増えています。
先日、久しぶりに和式トイレを利用したら、立ち上がれずに苦労したという60代のお客様。
思いもよらない事態に驚いたそうです。そんな年齢じゃないと思っていたのに・・・
実は、50代から筋力は落ちてきます。
たとえば、瓶の硬い蓋を開けられなくなったり、正座からスッと立てなくなったりしていませんか?
サルコペニア・加齢に伴っておこる筋肉量や筋力の低下そして歩行速度などの身体能力の低下
サルコペニアの目安は、
握力:男性で28Kg、女性で18Kg以下
歩行速度が0.8m/秒以下
腕や足の筋力が落ちるということは、体内の筋肉も落ちてきているので、嚥下、消化、排便排尿、はたまた心臓を動かす力も低下することになります。
現在、高齢者の筋力低下対策としてたんぱく質の摂取量を進めていますが、
まめに動いて筋肉の需要を増やすことが一番かと思います。
需要があればそこへ血が流れて栄養が運ばれ利用され、よく運動すればお腹もすいて食欲も増しますね。
片足立ちやスクワットがいいそうですが、まずは、ラジオ体操で体のこわばりを開放し、散歩でも。
そして、あえての坂や階段を選ぶなどでパワーアップを心がけましょう。
中医学では、まず肝腎を補い活血します。
漢方家ファインエンドー薬局HP
漢方家ファインエンドー薬局フェイスブック いいねクリックどうぞよろしく