お悩みの症状が、疲れてくる時間帯に悪化するという場合は「気虚」の改善が必要でしょう。
(※人によってその時間帯やシーズンは異なり、早朝から動いていて午後になると悪化する場合もあれば、夜更かししていれば朝に悪化するかもしれません。季節の変わり目に体力を消耗して症状がでることもあるでしょう)
(2日前、地元探鳥会の途中にある河津桜。「気」が増しているのを感じます)
中医学では、症状が何科であるかはあまり問いません。
体をコントロールしているのは自分自身ですから、その力が落ちると弱い部分に症状が出現します。
したがって症状に応じた対策に加えて「気虚」対策が必要です。
症状に直結した西洋薬や漢方薬のほうが速効性を感じて「良く効く」と思うこともありますが、自分で克服する力を養わなければ症状は繰り返します。
薬が治すのではなく、自身の力が症状を克服し治すのです。
よくご相談になり、体質に合った漢方対策を組み立ててください。
探鳥会の皆さん。
外を歩いていると春の気を体に取り込んで元気になれます
トビが2羽やってきて真上をゆったりと旋回しました。
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