日曜散歩・忘れ草、半夏、厚朴

日曜日はピーカンの天気で、夕方散歩に出たら、くっきりまぶしい夕日の影に、秋になってしまった気がして焦る。

ガードレールから顔を出したヤブカンゾウ
若いつぼみを乾燥させたものを「金針采」といい、炒め物で食べる。気持ちを落ち着ける作用がある。
ユリ科ワスレグサ属
食べると嫌なことを忘れるというのでワスレグサという名があるそうだ。


田圃のふちに半夏（ハンゲ）

前の写真が解りにくかったので撮り直し

半夏とくれば、厚朴（コウボク）

ホオノキの新芽が伸びてきていた。旅館料理で出てくる朴葉焼きの葉っぱがこれ。
7～8月に伐採し樹皮を剥ぎ乾燥したのもが生薬「厚朴（コウボク）」
行気化湿作用で胸苦しさや吐き気を取り去る。


ウワミズザクラの大木みっけ。
高いところから星降るように黄色い実。
一生懸命見あげていたら、農道を通りがかった車の人がスピードを緩め、つられて上を見上げた。


風にたなびく柳の枝に実のようなものが。たぶん虫こぶ。


ヘクソカズラ咲き始め

ヒヨドリバナ咲き始め
この日は乾いた空気に鵯（ヒヨドリ）の声がやけに響き渡っていた。