猛暑で汗をかいたり冷房で冷やされたり、激しい温度差で知らぬ間に体力を消耗すると、熱中症に陥りやすくなるのですが、ならばその消耗、「水を飲めばなおる」ってことはないのはわかりますよね。水ではごまかせません。
水が不足しているのではなく、体の栄養分である「潤い」が消耗しているのです。
そこで、「陰虚」チェック。
・顔や手足の裏がモヤッとほてる
・舌の苔がいつもより少なくなっている
・口やのどが渇く、痰が濃縮してのどにからむ、空咳がでる
・目が渇いて、シバシバする
・髪の毛のつやがなくなりパサパサしてきた
・尿量が少ない、色が黄色い
・便秘ぎみ
・眠りが浅く、よく夢を見る
・寝汗をかきやすい
・高齢者(高齢者と子供を比べれば一目瞭然で、高齢者は干からびている)
このタイプの消耗を対策するには「補陰」することです。
食養生のポイント:
・酸味と甘みの食材を一緒に摂る
・冷飲冷食、辛すぎるもの、暑すぎるもの、大量の飲酒、タバコを避ける
・体を潤す食材を摂る(豆乳、トマト、豚肉、蓮根、梨、白きくらげ、貝類、ごま、レモン、豆腐、すっぽんなど)
・充分な睡眠をとる、朝食を抜かない、スマホなどで目を使いすぎない
ちょっとした養生でも日々重ねておけば、熱中症も循環器疾患もちゃんと防ぐことができます。
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気陰を補う漢方
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大人と変わらないくらいの大きさに成長したカルガモの子
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