雪の降る家
いちしるき しるしなりけり あらたまの としのくるるは ゆきにざりける
いちしるき しるしなりけり あらたまの 年の暮るるは 雪にざりける
雪が降る家
年が暮れて行くのは、ちょうど雪のさなかであった。それは新しい年を迎える、はっきりとしたしるしなのであるよ。
「あらたまの」は「年」にかかる枕詞。
417 から始まった、藤原敦忠(ふじわら の あつただ)のための屏風歌はこれでおしまいです。
雪の降る家
いちしるき しるしなりけり あらたまの としのくるるは ゆきにざりける
いちしるき しるしなりけり あらたまの 年の暮るるは 雪にざりける
雪が降る家
年が暮れて行くのは、ちょうど雪のさなかであった。それは新しい年を迎える、はっきりとしたしるしなのであるよ。
「あらたまの」は「年」にかかる枕詞。
417 から始まった、藤原敦忠(ふじわら の あつただ)のための屏風歌はこれでおしまいです。