同音異義語が数えきれないほどあるのが、他言語に比しての日本語の特徴であり難しさでもあるようですが、同時におもしろさでもありますね。最近目についたものを演習問題としてご紹介します。力試しにどうぞ。
<しょうじょう>
1. 大酒飲み。
2. 責めとがめる。しかり責める。
3. 天と地。また、天と地のように非常に隔たりのあるたとえ。
4. もの静かで寂しいようす。ひっそりとしているさま。
1. 【猩猩】 (「漢検 漢字辞典」初版 P.856/第二版 P.863)
【猩猩蠅】【猩猩緋】といった熟語も押さえておきたいところ。「せいせい」と読めば「犬のほえる声」だそうです。
2. 【誚譲】 (753/760)
3. 【霄壌】 (756/763)
【乾坤】の類義語として、本試験で頻出ですね。18-2、21-1、25-3で出題。
4. 【蕭条】 (757/764)
他にも【症状】【小乗(仏教)】【賞状】【掌上】など、たくさんあります。
<とうとう>
1. つづみなどの音。
2. 光がゆらゆら揺れ動くさま。
3. すらすらとよどみなく話すさま。
4. 穴があいたようにうつろなさま。
5. ついに。結局。
6. 人のものを盗むこと。
7. ゆったりと穏やかなさま。平らかなさま。
1. 【鞳鞳】 【鼕鼕】 (1147/1157)
【鼕鼕】 は音読み問題として2度出題(16-2、20-2)されています。
2. 【幢幢】 (1142/1152)
【幢】 の訓読み「はた」も押さえておきたい。
3. 【滔滔】
4. 【洞洞】
芥川龍之介「羅生門」の一節に、「黒(こく)洞洞たる夜」という行(くだり)があります。
5. 【到頭】
こういう字を書くんですね。
6. 【偸盗】 (1135/1145)
本来の読みが「とうとう」で「ちゅうとう」は慣用読みですが、「辞典」の見出しは「ちゅうとう」の方ですね。こちらの読みの方がすでに一般化しているということなのでしょう。
7. 【蕩蕩】 (1143/1153)
<しょうかん>
1. 厳しい寒さ。
2. 広くて静かなさま。
3. 天。あおぞら。高いそら。
1. 【峭寒】 (740/747)
2. 【敞閑】 (747/754)
3. 【霄漢】 (756/763)
これも【償還】【召喚】【小閑】【小寒】など、他にもたくさんありますね。
<か>
こういうのは「同音異義語」とは言わないんでしょうけれど・・・
1. 「カ き入れ時」
2. 「カ い潜る」
3. 「カ ち合う」
4. 「カ れた声」
1. 【書】 (721/727)
うろ覚えですが、準一級の過去問だったような・・・。
2. 【搔】 (935/943)
3. 【搗】 (1141/1151)
4. 【嗄】 (541/546)
28-1 まであとちょうど三週間。私のテーマはいつもと同じく「自分にとっての既往問題をきっちりと正解する」こと。出題形式の変更や、「辞典」第二版からの出題などはあるのでしょうか。そういったこともある意味楽しみではありますが、そんなことに徒に捉われず、自分のスタイルの学習を継続するのみですね。
頑張りましょう!
<しょうじょう>
1. 大酒飲み。
2. 責めとがめる。しかり責める。
3. 天と地。また、天と地のように非常に隔たりのあるたとえ。
4. もの静かで寂しいようす。ひっそりとしているさま。
1. 【猩猩】 (「漢検 漢字辞典」初版 P.856/第二版 P.863)
【猩猩蠅】【猩猩緋】といった熟語も押さえておきたいところ。「せいせい」と読めば「犬のほえる声」だそうです。
2. 【誚譲】 (753/760)
3. 【霄壌】 (756/763)
【乾坤】の類義語として、本試験で頻出ですね。18-2、21-1、25-3で出題。
4. 【蕭条】 (757/764)
他にも【症状】【小乗(仏教)】【賞状】【掌上】など、たくさんあります。
<とうとう>
1. つづみなどの音。
2. 光がゆらゆら揺れ動くさま。
3. すらすらとよどみなく話すさま。
4. 穴があいたようにうつろなさま。
5. ついに。結局。
6. 人のものを盗むこと。
7. ゆったりと穏やかなさま。平らかなさま。
1. 【鞳鞳】 【鼕鼕】 (1147/1157)
【鼕鼕】 は音読み問題として2度出題(16-2、20-2)されています。
2. 【幢幢】 (1142/1152)
【幢】 の訓読み「はた」も押さえておきたい。
3. 【滔滔】
4. 【洞洞】
芥川龍之介「羅生門」の一節に、「黒(こく)洞洞たる夜」という行(くだり)があります。
5. 【到頭】
こういう字を書くんですね。
6. 【偸盗】 (1135/1145)
本来の読みが「とうとう」で「ちゅうとう」は慣用読みですが、「辞典」の見出しは「ちゅうとう」の方ですね。こちらの読みの方がすでに一般化しているということなのでしょう。
7. 【蕩蕩】 (1143/1153)
<しょうかん>
1. 厳しい寒さ。
2. 広くて静かなさま。
3. 天。あおぞら。高いそら。
1. 【峭寒】 (740/747)
2. 【敞閑】 (747/754)
3. 【霄漢】 (756/763)
これも【償還】【召喚】【小閑】【小寒】など、他にもたくさんありますね。
<か>
こういうのは「同音異義語」とは言わないんでしょうけれど・・・
1. 「カ き入れ時」
2. 「カ い潜る」
3. 「カ ち合う」
4. 「カ れた声」
1. 【書】 (721/727)
うろ覚えですが、準一級の過去問だったような・・・。
2. 【搔】 (935/943)
3. 【搗】 (1141/1151)
4. 【嗄】 (541/546)
28-1 まであとちょうど三週間。私のテーマはいつもと同じく「自分にとっての既往問題をきっちりと正解する」こと。出題形式の変更や、「辞典」第二版からの出題などはあるのでしょうか。そういったこともある意味楽しみではありますが、そんなことに徒に捉われず、自分のスタイルの学習を継続するのみですね。
頑張りましょう!