たまの投稿が漢検ネタでなくて恐縮ですが、今日は地元の小ホールで催された、ケマル・ゲキチのリサイタルに出掛けてきました。ポゴレリッチ以来の天才と称される人ですが、生の演奏には初めて接しました。超絶的な技巧の中で、一音一音が粒立つ際立った個性はやはりポゴレリッチを彷彿とさせる、と感じたのは、あるいは先入観のせいでしょうか。いずれにしても、満たされた一時を過ごせました。
色々なことが少しずつ落ち着き、ものを考える余裕も戻りつつあるので、この先漢検への取り組みをどうするか、思案中です。あれもこれも、の結果としていろいろと中途半端になっていますので、一つ(あるいは少数)のことに集中するべきサイクルなのかな、とは思っています。