漢検対策として考えると、熟字訓・当て字にどのくらいの時間とエネルギーを割くべきかいつも悩みます。基本的には知っているかどうかだけですので、しっかりやれば得点源になりますが、一方で全問正解しても10問・10点でしかなく、そのためにカバーすべき単語数は正確に数えたことはありませんが、1,600くらいはあるでしょうか。
さてそれはそれとして、今日書きたいことは当て字の「顔」について。私が勝手に「顔」と呼んでますが、当て字の字面の雰囲気というか、その読み方を醸し出すムードというか、そういったもののことです。当て字というのは、そもそも「どうしてそれでそう読むの??」って性格のものですが、その中でも、その読み方を雰囲気として醸し出しているものは少なくないと感じています。一方、どうもその「顔」が見えなくて、何度学習しても記憶に定着しないものも、これまたたくさんあります。
まあ、どこまで行っても私の個人的な感覚の話ですが、「高襟」で「ハイカラ」みたいな理屈でわかるものは別として例をあげると
<「顔」の見える当て字>
【虎耳草】 ゆきのした 【落葵】 つるむらさき 【長寿花】 きずいせん
<「顔」の見えない当て字>
【金糸桃】 びようやなぎ 【東風菜】 しらやまぎく 【酔魚草】 ふじうつぎ
といった感じです。なぜ上の3つは顔が見えて覚えやすく、下の3つは顔が見えなくて覚えづらいのか、自分でも全然わからないのですが、後者に属する当て字には、本当に四苦八苦しています。紛らわしいものをしっかり区別することも含めて、どうしたらちゃんと覚えられるんでしょうねぇ・・・
まあ、漢検教材(過去問や「辞典」)で何をどうやって勉強しても、そこに載っていない「日照雨」(そばえ。平成24年度第2回で出題。)なんてのを出されては、まったくお手上げですけれど。
<「漢検・漢字辞典 初版」の記載ページ>
【虎耳草】 P.447
【落葵】 P.1530
【長寿花】 P.1047
【金糸桃】 P.357
【東風菜】 P.1130
【酔魚草】 P.823
さてそれはそれとして、今日書きたいことは当て字の「顔」について。私が勝手に「顔」と呼んでますが、当て字の字面の雰囲気というか、その読み方を醸し出すムードというか、そういったもののことです。当て字というのは、そもそも「どうしてそれでそう読むの??」って性格のものですが、その中でも、その読み方を雰囲気として醸し出しているものは少なくないと感じています。一方、どうもその「顔」が見えなくて、何度学習しても記憶に定着しないものも、これまたたくさんあります。
まあ、どこまで行っても私の個人的な感覚の話ですが、「高襟」で「ハイカラ」みたいな理屈でわかるものは別として例をあげると
<「顔」の見える当て字>
【虎耳草】 ゆきのした 【落葵】 つるむらさき 【長寿花】 きずいせん
<「顔」の見えない当て字>
【金糸桃】 びようやなぎ 【東風菜】 しらやまぎく 【酔魚草】 ふじうつぎ
といった感じです。なぜ上の3つは顔が見えて覚えやすく、下の3つは顔が見えなくて覚えづらいのか、自分でも全然わからないのですが、後者に属する当て字には、本当に四苦八苦しています。紛らわしいものをしっかり区別することも含めて、どうしたらちゃんと覚えられるんでしょうねぇ・・・
まあ、漢検教材(過去問や「辞典」)で何をどうやって勉強しても、そこに載っていない「日照雨」(そばえ。平成24年度第2回で出題。)なんてのを出されては、まったくお手上げですけれど。
<「漢検・漢字辞典 初版」の記載ページ>
【虎耳草】 P.447
【落葵】 P.1530
【長寿花】 P.1047
【金糸桃】 P.357
【東風菜】 P.1130
【酔魚草】 P.823