いつもより少しタイミングが遅くなりましたが、個人的な恒例行事で、先日の本試験問題(28-3)全体を改めて解答用紙に解答しました。28-1 などに比べるとやはり素直な(と言うか、過去問がらみの)問題が多いですね。過去問と一級四字熟語で140点程度が確保できるようです。
年度の第一回が他の回より難しいことが多いというのは「漢検七不思議」の筆頭格で、そんなことをする意味や理由はまったく不明ですが、実感としてもデータ上でもその傾向は明らか。漢検協会のHPにデータの出ている平成19年度以降の10年間のうち、7つの年度で合格率は第一回が一番低いですから、意図してそうしているとしか思えません。
ということで、次回 29-1 はまた難易度が上がる可能性が高いと思われますが、いつも書かせていただいている通り、私たちがやるべきことは各回の難易度変化などに惑わされることなく、160点を取るために必要なことを着実にやっていくことだけですね。29-1 の受検はまだ決めかねていますが、言葉・日本語の学びのひとつとして、一級合格の力の維持には努めていきたいと思っています。